第5回マニフェスト大賞 「最優秀政策提言賞」を受賞しました! 特集ページはこちら
毎日フォーラム 7月号・寄稿文掲載 寄稿文の詳細はこちら
論文:中国残留帰国者問題の研究 ― その現状と課題 ― を公開致しました。論文の詳細はこちら

2016年第1回足立区議会定例会 一般質問の内⑤【「小・中・高校・青年期の発達障がい児・者支援」について】

 引き続き、一般質問の内容をご紹介します。今日が最後の内容となります。

今日のテーマは「小・中・高校・青年期の発達障がい児・者支援」についてです。

来年度より、国では、小学校、教育委員会及び家庭と連携しながら新たな支援事業を行います。足立区でも、国の事業を活用しながら、新たな支援手法を確立していく事が必要です。

中学・高校、区内の大学による組織的な支援体制の確立や事例検討会や情報共有を行いながら、小・中・高校・青年期の発達障がい者支援手法の開発を区として早急に行うよう、提案致しました。

以下、代表質問の内容と、その答弁です。

 *****以下、議事録の抜粋(要旨)*****

<長谷川たかこ>

来年度より、国では、小学校、教育委員会及び家庭と連携し、不登校児童のうち発達障がいを抱える小学校4年生から6年生の児童を対象とした、通所による児童への対人関係の発達支援等を行う「発達障がい児の不登校療育支援事業」が新たに開始されます。

【問】

国で行われる効果的なこの支援手法を積極的に足立区で取り入れるべきと思いますが、如何でしょうか。

【子ども家庭部長】

発達障がいの不登校児に対する支援についてお答えします。

現在、不登校の児童・生徒数が急速に増加しており、今後の支援の在り方について検討する必要があると考えております。

子の検討に当たっては、国の新事業の動向も踏まえ、行って参ります。

<長谷川たかこ>

次に、高校進学における発達支援について伺います。

高校では、一般校における特別支援学級や通級がなくなり、特別支援教育の体制自体がまだ整備段階にあるため、適切な配慮を求められる学校は小・中学校よりも少ないのが現状です。そのような中で、区内にある足立東高校は、文部科学省指定 特別支援教育の研究開発指定校になっており、発達障がいがある生徒に対する、進路決定に向けての支援方法の開発がなされています。

【問】

中学・高校においても組織的な支援体制の確立を教育委員会が主導して構築することが大変重要と考えられます。今後、教育委員会が中学・高校を連携させた事例検討会や情報共有を行う研究会を発足すると共に、専門家を招いたスキルアップ研修を行う等、全教師が発達障がいに対する適切な対応が出来る様、中学・高校を連携させた発達障がい者支援手法の開発を区として積極的に働きかけ行って頂きたいと思いますが、区の見解を求めます。

【教育指導室長】

高校進学における発達支援について、お答え致します。

教育委員会といたしましては、本年4月から始まる小学校における特別支援教育の設置を契機に、全教員へ発達障がいのある児童・生徒理解を含めた発達障がい教育の研修を行うなど、教員の発達障がいのある児童・生徒への指導の充実を図る予定です。

さらに今後は、特別支援学校とのネットワーク会議などを活用し、公立小・中学校での特別支援教育の取り組みなどの情報共有、また、事例検討などを行う場への区内都立高校の参加について積極的に働きかけを行って参ります。

 <長谷川たかこ>

現在、東京電機大学で青年期の発達障がい者支援プログラムが行われていますが、この支援プログラムが今年度で終了するそうです。

【問】

先ず、東京電機大学での発達障がい者支援プログラムの検証結果についてお聞きします。

【福祉部長】

東京電機大学での発達障がい者支援プログラムの検証結果についてお答え致します。

今年度は6回グループワークを実施いたしました。参加した学生のコミュニケーション・スキルには回を重ねるごとに改善が見られ、自身の特性について積極的に考えようとする姿勢が見られるようになり、成果があったと考えております。

【問】

この支援プログラムが学生に対し一定の効果があるならば、今後、区内にある東京藝術大学等の他大学や足立区に開校される文教大学においてもこの支援プログラムを導入して頂くよう促し、継続して青年期の発達障がい者支援プログラムを区として強力に推進し、今後の青年期の発達障がい者支援手法の手立てとなる取り組みにつなげて頂きたいと思いますが、如何でしょうか。

【福祉部長】

今年度、東京電機大学で実施した支援プログラムを他大学で実施するための打ち合わせをいくつかの大学で行っております。

大学の様々な都合もありますので、実施に向けて調整が必要となりますが、段階的に実施する大学を拡充して行きたいと考えております。その中で、効果的かつ効率的な手法も研究して参ります。

<長谷川たかこ>

乳幼児期から成人期における各ライフステージに対応する一貫した支援を行うためには、各関係機関のネットワークの活用と中核になる支援センターの機能の強化が重要となります。

発達障がいがある本人やその家族の苦しい状況が少しでも改善されるよう、この足立区から効果的かつ効率的な支援手法の構築を是非とも積極的に目指して頂きたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。

 


HOMESITEMAPLINK 政策活動報告議会報告プロフィール事務所 資料室 リンク