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一般質問の内容④【「外国人住民の子育て支援について」】

前回に引き続き、今回は「外国人住民の子育て支援について」行った代表質問をご紹介します。

将来的に日本で活躍できる人材に育てるという視点からいえば、「足立区で子ども達を育成する環境づくり」がとても重要です。
多文化な子育て環境を有する外国人家庭が、定住化する日本の地域社会や保育所・幼稚園等で、安心して子育てができるようにするためも自立的支援を行うことを子の足立区で強力に進めていきたいと思います。

外国人住民という「新たな構成員」の視点から、私たちのような従来の構成員も含めたあらゆる構成員の間で様々な課題を共有し、新たな社会システムを再構築していくことを今後も足立区に求めていきます。

 

以下、代表質問の内容と、その答弁です。

 

*****以下、議事録の抜粋(要旨)*****


4.外国人住民の子育て支援について
<長谷川たかこ>
次に、外国人住民の子育て支援について質問をします。

【問】外国にルーツのある子ども達に対し、様々な国籍や多様な文化背景の人々と地域社会で共に学び、暮らすという経験を通じながらも、将来的に日本で活躍できる人材に育てるという視点からいえば、「足立区で子ども達を育成する環境づくり」がとても重要です。先に述べた調査の重点項目にし、子育てに関する問題・課題を調査することを求めますが、区の見解を伺います。

<地域のちから推進部長>
前述で一括回答。

外国人住民の生活実態および子育てに関する調査について一括してお答えいたします。現在、一般的に区で行う世論調査や区政モニターは、日本人・外国人の区別なく全区民を対象として行われております。
今後、外国人住民に限定した実態調査および子育てに関する問題・課題調査の必要性や実施方法につきましても研究して参ります。

【問】例えば、母子手帳配布時や出産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」などで、その対象者をスクリーニングし、協力して頂ける家庭にはヒアリングをして頂きたいと思いますが、如何でしょうか。

<衛生部長>
私からは、まず、母子保健事業の中での外国人住民のスクリーニングおよび子育てに関する調査についてのご質問にお答えいたします。
母子手帳配布時の妊婦面接やアンケート項目内容により、現在も外国人住民のスクリーニングは行っております。把握した外国人住民に対しては子育てに関する調査を実施するかについては、今後、関係所管と調整のうえ、研究して参ります。

<長谷川たかこ>
愛知県西尾市では、多文化な子育て環境を有する外国人家庭が、定住化する日本の地域社会や保育所・幼稚園等で、安心して子育てができるための自立的支援を行う事業を平成20年度から開始しています。

【問】先進自治体で行われている多文化子育て支援プログラムを区としてどのように捉えているのか伺います。まず、足立区で行われている、現在の支援事業の内容と現場で見えてきた課題、今後の方向性を伺います。

【問】足立区のさらなる施策展開を求めます。足立区でも「(仮称)あだちく多文化子育て支援プログラム」を早急に立ち上げ、外国人児童の在籍率の高い保育所に、専任スタッフとして外国人児童コーディネーターを配置し、子育て・教育機関及び多文化共生に関わる関係機関等と連携させ、主に就学前外国人児童がいる家庭を対象にした、子育て支援事業を積極的に行って頂きたいと思いますが、区の見解を求めます。

<子ども家庭部長>
私からは、先進自治体で行われている多文化子育て支援プログラムについて一括してお答えいたします。
現在、足立区として多文化子育て支援プログラムは策定する予定はございませんが、個別に行っている事業から見えてきた課題がございます。
「あだちっ子歯科健診」では、未受信の未通園時のうち、ハイリスクと想定され、訪問対象とした世帯の半数が外国人世帯でした。面会できたとしても日本語が通じない世帯も多く、区の虫歯予防の取り組みが伝わらない現状がございました。今後は、子育て支援の情報について、外国語版配布物を作成し、理解を促すなど各事業において、適切な対応を行ってまいります。
次に、外国人児童の在籍率の高い保育所への支援事業についてお答えいたします。
在園児は園生活を通して比較的早い段階で日本語による簡単なコミュニケーションが可能となりますが、保護者とのコミュニケーションについては課題があると認識しております。
支援策として、在留期間の長い他の保護者の手助けや翻訳ツール、園だよりのローマ字版やひらがな版での案内、イラストや現物を示しての説明など、積極的かつ丁寧なコミュニケーションに努めております。
在園児の国籍は多岐にわたり、言語野生活習慣も様々であることから、現段階では専任スタッフの配置は考えておりませんが、引き続き、各課題に対し、外国人家庭が安心して子育てができるための支援を行ってまいります。

 


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