視察勉強会3

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『区立児童相談所の設置に向けて』世田谷区長 保坂展人氏講演

今日は世田谷区長 保坂展人氏による『区立児童相談所の設置に向けた取組み』について講演がありました。

 

現在、都内の児童相談所はすべて東京都が設置・運営をしています。
平成28年(2016年)の児童福祉法の改正により、増加傾向が続く児童虐待を防ぐため、きめ細かく対応できる体制づくりを目指すために、特別区は、独自に「区立」の児童相談所を設置できることとなりました。

 

世田谷区では、区民のみなさんの最も身近な自治体として、令和2年(2020年)4月の児童相談所開設を目指すそうです。(現在、荒川区、江戸川区も令和2年度の児童相談所開設に向けて準備を進めています)

 

世田谷区では、2020年4月に現在の総合福祉センター跡に世田谷区児童相談所を開設されるそうです。106名の職員体制で、子どもの生命に責任を持つ児相運営を準備し、子どもの人権に配慮した一時保護所の構築、地域の中から養育家庭の育成・確保を進め、地域に根ざした「世田谷型児童虐待防止ネットワーク」を構築し、子育て支援を充実させていくそうです。また、里親制度の普及啓発による社会的擁護の強化や施設退所者の生活支援なども急務であるとの認識を示されています。

 

足立区においては、児童数の増加に伴い児童相談所の定員を拡大しているところです。
児童虐待などで入所児童数は定員を慢性的に超過しており、運営に悪影響を及ぼしている状況でもあります。子どもの権利擁護の課題もある中で、児童相談所の運営面での人材の確保の課題もあります。

 

世田谷区では、区立児童相談所を運営することにより、子ども家庭支援センターとの連携の元、必要に応じて問題解決まで共同で関わり、両機関の持つ機能を有効に組み合わせた支援を行います。今後、地域での連携を密にしながらの予防的な児童相談行政を根付かせていくそうです。

 

世田谷区で行われる、子ども家庭支援センターと児童相談所の共同による支援体制について、今後も進捗状況を見ながら研究していきたいと思います。

2019/06/29

梅田あけぼの学園 訪問

今日は梅田あけぼの学園 加藤先生にお時間を頂き、キャリアコンサルタントの皆様と一緒に発達支援について、議論と今後の方向性を話し合いました。

 

発達障がいの診断基準を満たさないグレーゾーンと称される子ども達に対する適切な指導が学校現場でなされていないことにも着眼点を置くことが必要です。

 

発達障がい特性のある子ども達は、周囲のサポートや協力なしでは学校生活を成し得ることができません。学校現場では、発達障がい特性が周囲に理解されないまま普通学級で過ごすことによって、誤解されたり叱られてやる気を無くし、問題児になり、いじめの対象になり不登校になっています。

 

発達障がい特性のある子ども達が置かれている学校現場、そしてその支援を最大限必要としている親子に対し、現在の足立区の施策では、サポートや支援を本当に必要としている親子に全く行き届いていません。制度があってもその支援に乗れず、制度の谷間に落ち、悩み苦しんでいる方々がたくさんいます。そして、このことからもわかるように足立区の施策はうまく機能していないと言わざるを得ない状況です。

 

発達障がいやグレーゾーンと称される特性を正しく認識し、多様な問題を抱えた子ども達やその保護者に対するきめ細やかな学校での支援を行うためにも、専門家たちのお力を頂きながらその解決策を練り上げていきたいと思います。

 

技術力を要しますが、喫緊の課題です。

 

専門家の皆様と定期的に議論を交わしながら、足立区の新たな支援施策の実現に向けて、その準備を進めていきたいと思います。

 

2019/06/16

堤式助産母乳育児相談処

今日は日曜日ですが、日曜日開催の中野区受託事業の視察に伺いました。

中野区産前サポート事業マタニティケアクラスの視察と堤式助産母乳育児相談処の先生方からのレクです。

足立区でも堤式助産母乳育児支援を行うよう、議会提案をしてきましたが、この度、今年度から堤式助産母乳育児相談処が足立区から受託され、足立区ファミリー学級(両親学級)産前サポート事業として年6回行われることになりました。

今後は母乳育児ケアも行うよう、全力で足立区行政に働きかけていきます。

中野区、中央区では以下の内容を委託事業としています。
☆「こんにちは赤ちゃん学級」(両親学級)
2014年から実施。2016年度は年間52回実施。
対象者は初めて出産を迎える中野区在住の妊婦とその家族。
参加者は20~22組。1回2時間30分
内容は、妊娠と出産の経過及び産後についての講義、実習・体験学習(沐浴・着替え・おむつ交換・パパの妊婦体験)、参加者同士の交流などを指導。

☆「産前サポート事業」(マタニティケアクラスとして、母乳育児についても指導)
対象者は初めて妊娠を迎える中野区在住の妊娠28週から36週の妊婦。
参加定員は1回6名まで。1回2時間
実施場所は当社ビル。

☆産後サポート事業・ほっこりーの
年間12回実施予定。
対象者は、中野区在住の生後4か月以下の第1子の乳児とその母親。
参加人員は1回12組まで。1回2時間
内容は、子育てに悩みを持つ散布への集団による相談、健康指導など。座談会方式。

☆産後ケア事業 ディケア
月2回、年間24回実施予定。
対象者は、中野区在住の産後(生後4か月以下)において、家族から十分な家事・育児等の援助が受けられない母子に対して区が※承認したもの。
1回1名。1日5時間
内容は、産後の母体管理及び生活面の指導、乳房ケア、授乳方法の指導、発育相談など。
(※エジンバラ評価基準(EPDS)により、産後うつの傾向のある人をスクリーニング)

エジンバラ産後うつ病自己評価とは:
エジンバラ産後うつ病自己評価票(Edinburgh Postnatal Depression Scale: EPDS) は、産後うつ病のスクリーニングを目的として、1987年にCoxらが開発した自己記入式質問紙。原版は英語。
現在、58ヶ国語の翻訳版が作成され、国際的に広く普及しているそうです。

どの事業も評判が良く、キャンセル待ちの状態とのお話しです。
また、中野区では昨年10月から1万円分の「こども商品券」を利用して、この研究所で乳房ケアも受けられるようになったそうです。
また、杉並区ではすでに「子育て応援券」でこちらの母乳ケアが受けられる体制になっています。

中央区の委託事業は以下の通りです。
☆「パパママ教室」(両親学級)
2001年度より実施。委託・中央区直営合計で年間24回実施予定。
中央区保健所、日本橋・月島保健センターの3か所で実施。直営もつつみ式から派遣。
対象者は、初めて出産を迎える中央区在住の夫婦。参加者は25組前後。1回2時間30分。
内容は、妊娠と出産の経過及び産後についての講義、実習・体験学習(沐浴・着替え・おむつ交換・パパの妊婦体験)、参加者同士の交流などを指導。

<中央区直営事業>講師は、つつみ式から派遣
☆プレママ教室(母親教室)
月島保健センターで年間6回実施。1回2~3時間
内容は講義主体。

☆3~4ヶ月健診
中央区保健所、日本橋・月島保健センターで年間48回実施。1回4~6時間
内容は予診・母乳相談を中心に実施。

☆フリー乳幼児健診~生後3~4ヶ月以外の対象者を含めて実施
中央区保健所、日本橋・月島保健センター、晴実児童館で年間48回実施。1回4~6時間
内容は予診・母乳相談を中心に実施

☆ママとベビーのはじめて教室
中央区保健所、日本橋・月島保健センターで年間36回実施。1回4~6時間
内容は講義、母乳、タッチケア(手遊び)、予診を中心に実施


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堤式助産母乳育児相談処の堤先生と。

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中野区産前サポート事業マタニティケアクラスの授業の一こま。

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産院の母親学級や足立区役所で行っている両親学級でも学べない内容がここでは学ぶことができます!

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このお人形を使って育児指導があります。

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足立区で補助券を発行してもらい、このような母乳ケアなどを受けることができる区外の施設に行きたいものです。他区ですでに実施済みの取組みを足立区でも導入し、進めていきたいと思います!

2019/02/27

竹ノ塚教室・チャレンジ学級 内覧会

現在、足立区では、子ども達の教育上のさまざまな悩み(学業、不登校、いじめ、知能、性格、行動、言葉など)について、その原因や解決方法を専門相談員が親御さんと一緒に考え、話し合い、適切で必要な助言や指導を行っています。
すでに、不登校の児童・生徒を対象に基礎学力の補充、スポーツや創作等の集団活動を通じて、集団への適応能力を高め、学校への復帰を支援するチャレンジ学級を綾瀬と西新井で開設しています。

この度、4月1日(月曜日)、足立区の北部地区に位置する竹の塚地区で「教育相談」「チャレンジ学級」をオープンしました。「教育相談」では、不登校などの教育上の悩みについて、相談員が話を聴き、解決に向けて一緒に考えます。

所在地:
足立区竹ノ塚6-3-13竹の塚SEビル2階

開設時間:
月曜日から土曜日(祝祭日を除く)8時30分から17時15分まで。

様々な事情で学校に行けない小中学生を対象に学習支援やスポーツ・創作活動・体験学習等の小集団活動を通して学校復帰や進学・就労等をサポートします。サポートをしてくださるスタッフは、現役時代は学校で校長先生をされていたベテラン教師です。

在住・在学の住所によって、担当が異なりますので、地区によっては、担当がわからない場合は、下記の連絡先へお問合せください。

問い合わせ先;
☆こども支援センターげんき西新井教育相談係
 足立区梅島3-28-8
☆こども支援センターげんき綾瀬教育相談
(綾瀬プルミエ内) 足立区綾瀬1-34-7
☆教育委員会事務局こども支援センターげんき教育相談課竹の塚教育相談担当
電話番号:03-5851-8507
ファクス:03-5851-8508
Eメール:
[email protected]



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竹の塚チャレンジ学級の中です。

2019/02/27 7:04:00 | 2019年1月4月の記事, 出産子育て教育, 活動報告, 視察勉強会3

2019/01/30

2019年度東京都予算案

今日は東京自治研究センター主催の2019年度東京都予算案の学習会に参加をしました。

場所は新宿住友ホールです。

 

現在の東京都においては、大規模地震への備え、年々激しさを増す豪雨や猛暑への対応、働き方改革の推進による生産性の向上、待機児童対策や女性活躍の推進、高齢の方々や障害のある方々が意欲と希望に応じて働くための支援など、誰もが安心して生き生きと輝ける社会を気付くための施策を着実に推進していくことが求められています。

 

今後、東京都の将来を見据えて、行政にない発想を一層活用すると共に、創意工夫を凝らして無駄の排除を徹底し、施策展開を支える財政基盤の堅持につなげると共に、不断の改革を強力に進めていく必要があります。

 

東京の65歳以上の老年人口は2015年から30年間で約111万人、約1.4倍に増加し、2030年は都民の約4人に1人が、2040年には約3人に1人が高齢者となる見込みです。一方、地方圏における2045年の老年人口は2015年と比較してほぼ同水準であることから、全国的に見ても東京では高齢化が急速に進行するため、安心して暮らせる社会の実現など、超高齢化社会への対応がますます今後、重要な課題となっています。

 

老齢人口は2020年に75歳以上が6574歳の階級を上回り、団塊の世代が全て75歳を超える2025年をピークに、人口は減少に転じると見込まれており、本格的な少子高齢、人口減少の到来により、医療や介護等の社会保障関係費は今後ますます増大する見通しです。

 

社会保障関係経費は毎年平均で約300億円~400億円のペースで増加して、今後、25年間で累計約10.8兆円増加する見込みとのこと。

 

今後も増加が見込まれる社会保障関係経費の財源確保のため、201441日から消費税率(国・地方)が5%から8%に引き上げられ、2019101日から8パーセントから10%に引き上げられることとされています。東京都においても、地方消費税の税率引き上げに伴う増収については、全額を社会保障関係経費の財源に充当することとしているそうです。

 

2019/01/29

マギーズ東京 視察

今日は江東区豊洲にあるマギーズ東京に視察をしてきました。

マギーズ東京は2016年10月に江東区豊洲に誕生しました。
現在、全国から大勢のがんを経験された方、ご家族、友人、医療者が無料で予約なしに訪れることができる場所としてマギーズ東京があります。「居心地の良い建築・空間」「医療知識のある友人のような看護師・心理士」に病院でも家庭でもない、話せないことをゆっくりと話すうちに、自分の力を取り戻すことができるそんな居場所です。

がんになると、いろいろなことが思い浮かぶのではないでしょうか。

治療のこと、日々のくらしのこと、医療者との付き合い、家族のこと、学校や仕事のこと、お金のこと、身近ながんの人にどう接したらいいか、たくさんの医療情報の中から自分に合うものをどう見つけるか…そんな時、気軽に立ち寄ることができるのがマギーズ東京です。

マギーズ東京は、医療的な知識のある友人のような看護師・心理士などが迎えてくれます。

がんになった人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人が、とまどい孤独になった時、気軽に訪れて、安心して話したり、また自分の力をとり戻せるサポートもあます。
マギーズ東京は、自然を感じられる小さな庭やキッチンがあり、病院でも自宅でもない、第二の我が家のような居場所です。

海風を感じながら、自由にお茶を飲み、ほっとくつろぎながら。

大勢の方のチャリティ(寄付や協力)で運営をしており、無料で利用することができます。リラクゼーションや食事や栄養のお話や、ストレスマネージメントなどのグループプログラムを毎週行っており、またノルディックウォーキング、メイクや頭皮ケア、リンパケア、家族ケアなども行っています。

さらに、江東区が昨年4月から委託契約をしており、がんの夜間相談窓口として年30万円の予算を計上しています。18時から20時までの時間で、がんに関する相談、医療に関することや生活に関すること、看護師や臨床心理士など専門のスタッフが対応をしてくれます。
区民問わず、どの自治体に住んでいる方々も利用できます。

がんの疑いがあると言われたとき、がんの診断を知った時、治療を始めた時、治療後の生活…それぞれのタイミングで不安に思うことや話を聞いてほしいことなどを相談できるところ。

私が視察をしている間も、次々と皆さんがマギーズ東京に来られ、お茶を飲んで、本を読んだり(がん等の書籍がたくさんあります)、親身に相談をされている姿が印象的でした。

1冊のダイアリーを拝見させて頂きました。
そのダイアリーには、たくさんの皆さんの想いが詰まっていました。

がんで悩んでいる当事者やそのご家族の皆さま、江東区豊洲マギーズ東京に足を運んでみませんか?
私は足立区に第2のマギーズ東京を創りたい、そう心から思いました。

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江東区豊洲にあるマギーズ東京。

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室内は木を基調とした、やさしい空間となっています。

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がんに関する書籍がたくさん置いてあります。

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がんに関する講座をこちらでチェック。

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キッチンです。

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認定NPO法人マギーズ東京 センター長 秋山正子さんとアデランスの境谷さんとご一緒に記念撮影。

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外堀では、高校生がランニングをされていました。

2018/12/26

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」視察

今日は、がん支援についてご教授を頂いている区民の方と一緒に、港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」の視察に行きました。都営三田線「白金台」2番出口を出てすぐにその施設はありました。立地は抜群に良い場所です。

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」は、がん患者とその家族が、住み慣れた地域で安心して療養生活を営むことができるよう、今年4月にオープンをしています。

日本人の死因の第1位はがんです。2人に1人はがんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっています。港区としては、これまでもがん予防につながる健康講座などの啓発、早期発見のための胃、大腸、乳房をはじめとする各種がん検診の実施、在宅で緩和ケアを受けているがん患者の病状急変時の病床確保など、各種のがん対策に取組み、一定の成果を上げてこられました。しかし、区民のがんによる死亡率は依然として増加傾向にあり、最近は高齢者だけでなく若年者のがんも増えており、今後もこの傾向が続くものと予想されているそうです。

そして、さらにがん対策を総合的、計画的に進め予防から早期発見、緩和ケアを含むこれまでの対策をさらに充実、強化するために港区の状況や最新の知見に基づき、港区は、今後5年間を計画期間とする「港区がん対策推進アクションプラン」を策定されました(2016年度から2022年度)。 港区では、がんによる死亡者の減少とがんにかかっても住み慣れた地域で安心して自分らしく生活できる環境の構築を目指して、予防、早期発見、地域がん医療の充実及びがん患者・家族への支援として4分野にわたり9の施策のもと37の事業に取り組みを始めており、事業を実施するにあたっては、区民、企業、医療機関の協力・連携を図りながら進めています。

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」では、ここを訪れる人が気兼ねなく立ち寄り、安らぎと親しみを感じることができる施設を目指しているそうです。 がんと分かった時から治療と並行して、身体的・精神的・社会的問題・スピリチュアルな問題など、辛さや症状を緩和することで生活の質を改善するアプローチを行う施設として開設されました。 相談・交流・地域包括ケアシステム・普及啓発・人材育成・両立支援を行っています。

的確な情報を得ることができるよう、情報コーナーも整備しており、匿名で出入りも可能、区民だけでなく、他区の方でも利用できるようになっているそうです。仕事帰りに合わせてなど、ご自身のライフスタイルに合わせて利用できるようになっています。

また、交流スペースも設けられており、同じような状況にある人達と語り合うことで、自分が決して一人ではないこと、自分らしく生きていくことの大切さなどに気づいてもらうきっかけとして、当施設を活用してもらいたいとのことでした。

看護師や医療ソーシャルワーカーによる相談、アピアランスアドバイザーによるアピアランス(外見ケア)に対する相談も含めて多角的な相談ができるようになっています。 私自身、患者を支えるご家族から病気以外のことでご相談を受けますが、まさにその回答をこの施設は用意をしています。

病気以外でも患者を取り巻く問題は様々です。

医療費、介護、治療と仕事や学業の両立、退院後の生活、他の病院への転院も含めて様々な悩みや不安について国や自治体の制度や行政サービスの活用などの視点から一緒に考え解決に向けたお手伝いをしてくれるそうです。

がんはすでに我々にとって身近な病気です。

がんを予防することから始まり、がんに関わる正しい知識を学び、健康の保持増進を図ることが必要です。

足立区においても先進的に整備を進めている港区の状況を研究しながら、がんに罹っても住み慣れた地域で安心して生活できる環境を整えたいと思います。予防、早期発見、地域がん医療の充実及び、がん患者・家族への支援の構築に向けて、私は全力を期していきたいと思います。

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都営三田線「白金台」2番出口を出てすぐにあります。

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施設は1938年に建設された旧公衆衛生院です。東京大学建築学科教授の内田祥三が設計をしました。

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旧公衆衛生院は重厚な雰囲気のホールがあります。国会議事堂のようです。

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気軽に交流できるよう温かい雰囲気で素敵な空間です。

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的確に情報が得られるようになっています。

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がんサバイバーにより作成されたアートの前で記念撮影。

2018/10/12

全国市議会議長会・全国町村議会議長会・日本助産師会への要望書提出

10月9日日本助産師会、10月10日全国市議会議長会、10月12日全国町村議会議長会に出産議員ネットワークの一員として、子育て議員連盟の議員の皆さまと共に要望書を提出してきました。

9月11日に出産したばかりで、まだまだ床に臥せていないといけない状況でしたが、出産議員ネットワークとしてこれらの議長会に行かれるとお聞きしたので、体が大変つらかく身体を引きずる思いでしたが、是非とも足立区の取組みを全国に広げるために根性で伺いました。

要望の中身は、
・足立区が9月1日付で施行された全国初の内容「妊娠・出産・育児等と議会活動との両立支援」の取組みについて
・「議会標準規則」の産休の期間等の運用に対する見解
・「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」に基づく両立支援体制
・「IPUジェンダーに配慮した議会のための行動計画」のジェンダーに配慮したインフラ及び議会文化の整備、改善についてです。

とても建設的な見解を頂けたと思います。
この内容はボトムアップではなく、トップダウンで行わなければ前に進めることができません。

議会こそが模範となって社会をリードし、より開かれた民主主義のツールとしての議会づくり、性差によらず能力が発揮できる社会の実現、そして、全ての母子の命や健康が守られる社会の実現を求めて、改革をしていきたいと思います。

我々、出産議員ネットワークは、女性として、母として、社会を創る議員として、誰もが安心して能力を発揮できる職場環境、社会をこれからも全力で創って参ります!

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全国市議会議長会に仲間たちと一緒に行きました。

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全国町村議会議長会で。

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日本助産師会にも行きました。出産後初の外出です。

2018/08/10

女性差別についての緊急院内集会

今、参議院議員会館の院内集会が行われています。
今日は、社民党副党首の参議院議員 福島みずほ先生からお誘いを頂き、女性差別についての緊急院内集会に伺いました。

東京女子医科大学入試の得点を操作し、女子受験者などの合格者数を抑えていたことが報道されています。
この事件は、日本社会がとてつもない女性差別であり、男性優遇社会であることを象徴しています。ハラスメントの処遇にしてみても、まさに男性優遇社会であるこの世の中、私たち女性が声をあげていかなくてはいけません。

今日は女性トークリレーがありました。
作家の北原みのりさん、弁護士の打越さく良さん、武蔵大学教授 千田有紀さん、メディアで働く女性ネットワーク 代表世話人 林美子さんほか 超党派の国会議員も多く参加をされていました。

本日声をかけて頂いた、福島みずほ先生と夫は弁護士の期数が一期違い。
夫が38期、福島先生が39期で司法修習生の際には一緒に研修を受けていた時期もあったそうです。
本日の会合で福島先生からは、「妊娠、出産がないかのように働かせる社会を変えていこう」というお話がありました。

福島先生と共に同じ課題を共有し、女性差別のない社会に向けた法整備を進めていきたいと思います。

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今日も連日、参議院議員の院内集会です。

 

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配布された資料です。

 

2018/08/09

出産議員ネットワーク 院内集会

今日は、出産議員ネットワークの勉強会に参加をしています。
場所は、参議院議員会館です。

子育て中の地方議員が安心して働けるよう議会の環境を整備していくことが必要です。
妊娠や出産、子育て中でも働ける環境が整わないと女性の政治参画は進みません。

今日は、地方議員による「子育て議員連盟」が設立されました。
この議員連盟は、任期中に出産を経験した全国の地方議員らで作る「出産議員ネットワーク」の呼びかけで設立され、本日開かれた設立総会には、東京や兵庫、愛知などから子育て中の地方議員およそ30人が集まりました。

議員連盟では今後、多くの議会の「会議規則」で規定がない育児のための休暇や、議員の休暇中に代理人が議会で投票できる「代理投票制度」などについて議論を深め、働きやすい議会に向けた制度改正につなげていきたいと思います。

本日の会議では、9月1日に施行される足立区議会の新たな支援制度、議会活動と妊娠・出産・育児の支援制度についての報告をさせて頂きました。

本日のスケジュール:
① 12:00~ 出産議員ネットワーク 会議
② 13:30~
a.IPU「ジェンダーに配慮した 議会のための行動計画 」
講師:国会図書館職員
b.ニュージーランド首相の産休と子育て支援政策
東北公益文科大学 教授 武田真理子 & ニュージーランド大使秘書 宮崎 様の対談
③ 16:15~ 「子育て議員連盟」設立総会

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参議院議員の院内集会で。足立区の取り組を報告させて頂きました。

 

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江東区議会議員 三次由梨香さんと一緒に。私のお腹、パンパンです。

 

2018/05/15

全国若手市議会議員の研修会2日目

全国若手市議会議員の研修会2日目。

今日は3女を連れて研修会に参加をしました。
先ずは、娘を連れて都電に乗って、あらかわ遊園スポーツ会議室に集合。
時期的にバラの花が咲き誇っていてとてもきれいでした。

最初に、荒川区の防災対策について学びました。
現地視察もあり、墨田川河川を利用した永久利施設について、防災特区 永久水利担当課長兼再開発担当課長よりお話を伺いました。

永久水利とは、河川水や地下水といった震災時にも枯渇することのない水源を確保する施設を整備すると共に、その水源を消火用水として活用し、消防団や地域住民が中心となって消火・送水を行う仕組みを荒川区では永久水利と呼んでいるそうです。

荒川区は木造住宅密集地域が区の約6割を占めており、火災に対する危険度が高い地域である区にとって、首都直下型地震が発生した場合のリスクを最低限抑止するために枯渇しない水源の確保と水源を活用した地域住民による消火・送水体制を構築するために永久水利の整備をされたそうです。
現在では、約8キロメートルにわたって隅田川に接している地の利を生かした河川水と隅田川から離れた地域では、安定した水量を確保することができる地下水(深井戸)で対応をしているそうです。

また荒川区では、防災ジュニアリーダーの育成に力を入れており、「自分たちの町は自分たちで守る」という意識の醸成がなされています。その取り組みの中でも永久水利送水訓練もされているそうです。

お昼の部が終了し、お弁当を食べて都電荒川線で移動をし、「京成電鉄高架下保育園」の視察と「ゆいの森あらかわ」の視察をしました。
この間は、シッターさんと合流をして、3女はゆいの森「子どもひろば」の遊びラウンジで楽しく遊んでもらいました。

先ずは、京成町屋駅高架下の認可保育所の視察です。
生後57日から就学前まで利用できます。
平成30年に開園した新しい認可保育園として、木のぬくもりを感じる施設でした。
保護者にとっても利便性の高い駅に近く、高架下に設置されているので雨の日も外遊びが存分にできるスペースがあり、子ども達が育つ場としては、とても環境整備が整っている施設に感じられました。

次に、荒川区立「ゆいの森あらかわ」では、中央図書館、吉村昭記念文学館、ゆいの森こども広場が一体となっており、充実した施設が整備されています。
区の中央図書館と位置付けられる図書館は、約60万冊の蔵書と約800席の座席を備えており、新たな発見と読書の楽しみを提供しています。
また、吉村昭記念文学館では、郷土愛の情勢や文学に親しむきっかけを提供してくれます。
ゆいの森子ども広場では、科学実験やワークショップなど、子どもの夢や生きる力を育む仕掛けがされています。

さらには災害時には帰宅困難者の受け入れや乳幼児を中心とした避難所としても活用できるよう、免震構造を採用して、発電機や備蓄倉庫も備えていました。
この複合施設は、利用者が自ら学び体験し、人と人とが交流できる地域の文化やコミュニケーションの拠点づくりを目指していました。

千代田線の町屋駅から約10分もしないで行くことができます。
このような利便性の良い複合施設を私も近場なので、どんどん活用をしていきたいと思います。そしてこのような複合施設が足立区にも導入できるよう、足立区役所の担当部署の皆さまに働きかけ導入をしていきたいと思います。



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永久水利のご説明を頂きました。

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おとなしく講義を聴いていました。

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あらかわ遊園地や都電荒川線では見事なバラが咲き誇っていました♪

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「京成電鉄高架下保育園」の視察。

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木のぬくもりが感じられる保育園でした。

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備蓄倉庫には乳幼児の備品など、たくさん備えられていました。

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視察をしている間はシッターさんが図書館の中で、娘に知育をしてくださっていました。子どもが夢や生きる力を育む仕掛けがしてあります。

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図書館も広くつくられています。

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集まった全国若手市議会議員メンバーで記念撮影です。

2018/05/14

全国若手市議会議員の研修会

今日は全国若手市議会議員の研修会が日暮里サニーホールで行われました。
この研修は、2日間です。

一部は全国連携担当課長兼広報課長 矢代由紀子さん講師のもと、特別区全国連携プロジェクトについてお話をお訊きしました。

現在、人口減少社会が到来し、地域の崩壊と経済の衰退が懸念されています。
東京都と各地域が連携をし、お互いの良いところを生かしながら、連携を深めて共に発展し、成長をし、共存共栄を図る取り組みを進めていくことがこの特別区全国連携プロジェクトでは、掲げられています。

特別区全国連携プロジェクトの現状と課題、今後の展開の方向性など様々な地区との交流事業の例を取り上げて、学ぶことができました。

第2部は、グループに別れてディスカッションをしました。
会派名・幹事長を決めて団会議をし、様々な課題を検討しながらそれを他グループにも参加しながら情報共有をし、議論を重ねました。

広域な他自治体と連携を図りながら、23区を活性化していくにはどうしたらよいのか。
地方の状況を全国議員からお話をお聞きすることができ、大変有意義な時間でした。

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当日の資料です。

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グループディスカッションもありました。

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紙に記入をしながら、各自で意見を出し合いました。

2018/04/23

出産議員ネットワーク 勉強会

任期中に出産・育児を経験した女性地方議員らでつくる「出産議員ネットワーク」に参加をしました。
「仕事と家庭を両立できる社会を実現するため」に私たちは昨年12月から活動を始めています。

今日の国会内での勉強会では、「当たり前に妊娠・出産できる社会にするためには議会がどうあるべきか」について話し合われました。コーディネータを務めた上智大学 三浦まり教授からは、「具体的な議論を始める時期が来ている」との見解を示されました。

まだまだ男性優位社会である世の中を変えていくためには、当事者である我々女性議員達が声をあげていくことが必要です。
地方議員の働き方改革を進め、地方議会から国を変えていきたいと思います。



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国会議員も同席の勉強会です。

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多くの議員たちが集まりました。

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3女も同席させて頂きました。この様子は、翌日のNHKで放送されています。

2018/04/17

東京自治フォーラム「次代の公共サービスを考える集い」

今日は千代田区のSKプラザで定期総会と学習会があり、自治体議員達が集まりました。

地方分権の時代、多様な区民要望や区民サービスの向上に対応が必要です。
超高齢化社会、少子化の人口構造の中の社会保障、福祉の向上が今、求められています。

今後もこのような場を通じて、様々な自治体職場の諸課題について整理し、問題点とその課題、改善点を追求していきたいと思います。



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2019年7月に実施される第25回参議院選挙の全国比例に出られる「岸まきこ」さんです。

2018/04/11

「すべての働く人たちのための政治」慶應義塾大学 井出英策教授

今日は連合東京の勉強会に出席をしました。
慶應義塾大学経済学部教授 井出英策教授の講演です。

格差社会の根源と日本の平均世帯所得は1996年からほぼ一貫して下落し続け、この20年間で2割近く下落していることを鋭く指摘されていました。また、日本のジニ係数はOECDの中で9番目に悪く、相対的貧困率は6番目に悪いという状況にあり、ひとり親家庭の相対的貧困率に至ってはOECDの中で最悪とのこと。日本は今や格差大国と言っても過言ではない状況にあるとのお話でした。

井出先生がおっしゃられたように、生まれた時の運不運で人生を決めるのではなく、全ての働く人のより良い人生を支えることができる社会の実現、勤労・倹約・貯蓄の自己責任社会を終わらせ、働くことの価値を変えていく社会を築いていくことも政治の役割であると私も感じた次第です。

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慶應義塾大学経済学部教授 井出英策教授の講演。

2018/03/04

第3回 出産議員ネットワーク 懇話会

今日は千代田区役所で、第3回出産議員ネットワークの懇話会が行われました。

1月30日の国会議員要請活動では9政党を訪問し、政治分野における男女共同参画推進法案の成立と議員が任期中に出産する場合の課題について実態を把握し、必要な支援策を講じることなどを含めた要望書を提出してきました。

今日は4月に開催する院内集会について、また今後の組織運営・活動方針について話し合いました。
初参加の方々もいらっしゃったので、自身の体験談やこの会に入った思いを述べて頂きました。赤ちゃんを連れての都議会議員の方や地方議員の方もいらっしゃいました(笑)。国会では、超党派のパパママ議員連盟ができたようです。

今後は、国会議員とも連携をしながら、「どのような職業・立場にあっても当たり前に妊娠・出産ができる社会の構築に向けて」一丸となって私たち出産議員ネットワークは頑張っていきます!

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任期中に出産を経験(これから出産の方も含めて)された議員の皆様が集まりました。

2018/02/07

ペアレント・メンター 懇話会

今日は鳥取県から東京にお見えになられた「困り感を抱えている子を持っている親の会 らっきょの花」会長 齋藤里依さんと足立区ペアレント・メンター事業に携わる一般社団法人ねっとワーキング代表理事の日笠ようこさんと意見交換をしました。
年に1回、お会いできるときにこのように会合を持っています。

皆様には、当事者視点で地域福祉を構築するため、また、実際に活動している補助指導者として専門家につなげるきっかけを作る役割を担って頂いています。

発達障がい特性がある人達の支援は大変幅が広く奥が深いものです。

しかし、このような機会を沢山持って、人と人をつなぎ、困難なケースも地域で解決できる支援施策を構築していきたいと思います。

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みんなで記念撮影。

2018/02/03

発達障がいのある子の家族支援と「その子をサポートするファイル」 ~ペアレント・メンターあだちの「いいとこ綴り」&「サポートファイル」の提案~

今日はペアレント・メンターあだち ねっとワーク主催の講座に参加をしました。
場所は、北千住シアター1010ギャラリーAで行われました。
講師は鳥取大学医学系研究科臨床心理学講座教授・ペアレント・メンター研究会理事長 井上雅彦先生です。

 

東京都でペアレント・メンターが本格的に動いたのは、足立区が初となります。ペアレント・メンターは私の区議会での提案後に井上先生に多大なご尽力を頂き事業が成功しました。
今日の講演では、井上先生からは「発達障がい・知的障がいのある子の家族支援について」まず1部でお話を頂きました。

 

井上先生からは、知的障がいのない発達障がい特性の強い人に対する支援をどのように考えていくのか、お話がありました。圧倒的に多いのは、特性が強く出ているけれども診断名がついていないぎりぎりのボーダーラインにいる人だそうです。このような方々は、行政や国の支援の対象になっていません。診断名があるか否かで支援メニューが決まってしまっている状況の中で、その壁を取り除いて、全ての人が支援の乗せられることが目標とおっしゃっていました。一番印象的だったのが、子どもを支援する場合には、親も支援をしなければ子どもの支援にたどり着かないという先生のご見解でした。
このことは私もまさにそのように思っている一人でもあります。

 

2部では、一般社団法人ねっとワーキング代表理事の日笠ようこさんからお話を頂きました。具体的な「いいとこ綴り」のノートを作るにあたってのアドバイスです。
障がいのある子との歩みには、その時々に必要な記録が必要となってきます。気づいた時から負担なくつづれて必要な時にもれなく取り出せるように、ペアレント・メンターの視点でまとめた「いいとこ綴りノート」&「サポートファイル」をねっとワーキングでは用意しました。
既に国ではこの個別支援シートを各自治体でも作るよう促していますが、鳥取県や埼玉県では県レベルでの取り組みが進んでいましたが、東京都では手薄の状況でした。このような状況下で足立区のペアレント・メンター事業の中で取り組みを進めて頂けることは大変うれしいことです。
今年度は、足立区のペアレント・メンター事業の中で「サポートブック」綴りを親同士の交流の場で進めていくそうです。子どもの今を支え、福祉サービスや将来の制度の利用にもれなくつなぐための準備となる試みです。

 

4月からホームページ上でダウンロードをして一般の方々にも使用できるようになります。

 

ペアレント・メンターの皆様からお聞きする話では、子どもの個別支援シートを書くことは結構難しいとのこと。そもそも、赤ちゃんの頃から母子手帳に保護者が記録をするページにおいても、自分の子供の成長が追い付いていないと母子手帳が真っ白のまま何も記入せずに終わってしまうそうです。成長する過程で日頃からちょっとしたことを書き溜めて書き方のコツをつかんで記入することが必要です。

 

ねっとワーキングでは、この「いいとこ綴りサポート」をお茶菓子を出しながら和やかな雰囲気で行っています。体験した方々からは、「何から手を付けてよいのかわからずにいたので、大変助かった。温かく迎えてくださり、前向きなお言葉を頂き心が軽くなりました。」とか「記憶はあいまいになりがちなので、日付や子どもの様子は記録することがとても大切なことだと感じた」との参加者の声が上がっています。
鳥取大学教授の井上先生がおっしゃる「子どもを支援する場合には、親も支援をしないと子どもの支援にたどり着かない」という言葉はここでも実感させられます。

 

現在、小中学校に対する支援シートの作成については、足立区が様式を提示しているだけでは不十分です。まず、教員及び保護者の理解が不十分な点もあり、効果的に活用されていないのが現状です。今後、一般社団法人ねっとワーキングを各小中学校の校長会や各学校に出向いた形での教員研修を増やし、教育、保健、医療、福祉等が連携した児童・生徒を支援する長期計画としての「支援シート」が作成できるよう区として整備するよう求めていきたいと思います。

2018/02/02

民進党 政策勉強会

今日は都議会議事堂で平成30年度の東京都予算案について、また、東京都受動喫煙条例についてのご説明が東京都庁の所管課長よりありました。
この政策勉強会は、民進党が主催したものです。

 

将来を見据えて財政の健全性を堅持しつつ、東京2020年のオリンピックの成功とその先の未来に向けて都政に課せられた使命を確実に果たしていく予算となっています。

 

・「セーフ シティ」「ダイバーシティ」「スマートシティ」」の3つのシティの実現
新しい東京の創出を目指し、東京の持つ無限の可能性を引き出す取り組みを積極的に推進すること
・従来にも増して創意工夫を凝らし、より一層無駄の排除を徹底するなど、ワイズスペンディングで都民ファーストの視点に立った取り組みを推進すること
・東京2020年オリンピックの開催準備に関わる取り組みを着実勝つ効果的に推進すること

 

細かい予算案に関しては、子どもを安心して生み育てられる環境の整備や待機児童に向け取り組み、障がい者に対する生活支援、受動喫煙防止対策の推進、在宅医療の充実、高齢者福祉、誰もが優しさを感じられる街づくりなど、幅広く予算編成がなされています。

 

東京都の事業を活用した形で足立区もさらに誰もが生き生きと活躍できる街を目指して、来月行われる足立区の予算特別委員会での質疑に備えていきたいと思います。

 

2018/02/01

足立区環境基金審査会委員 施設見学会

今日は足立区環境基金審査会委員のメンバーで、株式会社リコーの環境事業開発センターの見学会に行ってきました。
午前11時に区役所本庁舎をバスで出発。場所は、静岡県御殿場市です。

リコーは昨年で80周年となり、環境保全と利益創出の同時実現を事業の柱としています。リコー環境事業開発センターは、富士山のふもとに位置し、旧工場を再生し設立されました。ここでは、リコーの環境事業に取り組む姿勢や考え方、リコーが描く未来のビジョンのご紹介を頂き、展示場では、エコプロ店・ナノテク店で展示した先進技術テーマやコピー機の最先端省エネ・省資源機能のご説明を受けました。

また、広い敷地ではありましたが、OA機器のリユース、リサイクル技術の取り組み、新たな環境事業の創出に向けた環境技術の実証実験として、廃プラスチック油化、間伐材を利用した木質バイオマス利活用やマイクロ水力発電などを拝見することができました。

地球環境問題という社会課題の解決に向けて、リコーは2020年とその先に目指す姿を、「お客様の期待を超えた、安心・快適・便利を提供し、ライフスタイルの変革を支援する環境にやさしい会社」と定めています。
まさに長年「環境経営」に取り組んでこられたことを立証する、施設見学会でした。
これから先も進化する環境経営へと発展させる試みが期待されます。

本日は大変勉強になりました。
ご説明頂きました皆様、ありがとうございます。

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最初は会議室でご説明を頂きました。

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木質バイオマスエネルギーを循環しているところです。

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リアルコメットサークルです。

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資源循環コンセプトでOA機器をリユース、リサイクルしています。

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OA機器の部品をカニの殻の粉末を使用して掃除しています。

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リコー玄関前で記念撮影。

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