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予算委員会の質問② (3月2日) 子宮頸がんワクチン

 今日は、予算委員会での質問の中から、「子宮頸がんのワクチン接種」について行った質問をご紹介します。

 足立区でも23年度から、国の事業にあわせて子宮頸がんワクチンの助成事業を始めます。
 日本では、現在、年間1万人以上の方が新たに子宮頸がんにかかり、3500人以上の方が子宮頸がんで亡くなっていると推定されているそうです。
 このワクチン接種で子宮頸がんの発生を70%減少させることができるとも言われています。
 今回、国の制度の開始にともない、足立区でも接種者の負担なくワクチンが接種できるようになります。

 以前から、私も子宮頸がんワクチンだけでなく、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンなどの接種に対する助成を求めてきました。

 高齢化社会が進む中で、財政における医療費の割合は決して小さいものではなく、しかも今後も増えていくと予想されます。
 そこで、皆さんの健康を守るためにも、そして医療費の抑制のためにも、「治療から予防へ」の転換が求められています。
 予防接種や普段からの健康維持を心がけることにより、結果的に、肉体的にも財政的にも負担をなくすことが出来ると考えられます。


 そのため、今回の子宮頸がんワクチンに対する助成制度には、大きな期待を寄せています。
 今後の課題としては、ワクチン接種に対する副作用も含めたさまざまなリスク低減させながら、いかにして接種率を上げていくかにあります。

 そのような観点から、子宮頸がんワクチンに対する区の姿勢を確認するとともに、接種率の向上に向けての提案をさせていただきました。



*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。

【長谷川】
 次に、子宮頸がんのワクチン接種の助成事業についてお尋ねいたします。

 来年度の予算案では、区内在住の中学1年生から高校1年生を対象に、子宮頸がんワクチンの全額助成事業を開始する予定とあります。

 今後、高齢化などが進み、医療などの社会保障関係費がますます増大していくと予想される中で、医療については「治療から予防へ」の転換が重要だと考えます。
 病気を患うと、お医者さんにかかる治療のため、その分、体への負担になるだけでなく、経済的な負担として医療費が発生します。

 しかし、今回の事業のような「予防」に力を入れることにより、区民の皆さんの健康が確保され、結果的に社会保険関係費の増大も抑制できるのではないかと考えます。


【問】 そこで、初めに今回の子宮頸がんワクチンの接種への助成事業は、国の事業を利用されるわけですが、足立区として積極的に接種をすすめる立場なのか?
 それとも、とりあえず、制度を作ったので、利用したい方は利用して下さいという立場なのか、区の考えをお聞きします。

<保健予防課長>
 区のスタンスとしてはなるべく接種をしていただきたい。
 そのために優先順位をつけましてこのワクチンについては、無料化をさせていただいたと、そのような立場でございます。


【長谷川】
 日本では、現在、年間1万人以上の方が新たに子宮頸がんにかかり、3500人以上の方が子宮頸がんで亡くなっていると推定されているそうです。
 このワクチン接種で子宮頸がんの発生を70%減少させることができるとも言われています。

 もちろん、現在懸念されているさまざまなリスクへの配慮は最大限行うことを前提に、私は、是非とも積極的に進めて頂きたいという立場です。
 子宮頸がんワクチンに限らず、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンなどもそうですが、区民の皆さんへの予防効果を上げ健康を守るためには、少しでも接種率を上げることが重要なのは言うまでもありません。


【問】 そこでより接種率を上げるために、学校などでの集団接種はお考えになっていらっしゃいますか。

<保健予防課長>
 集団接種は以前行われていた手法であり、一時期から安全性を考慮して個別接種に切り替えられたと、そのような経緯もあります。
 ただし、国も医師会も集団接種について前向きな姿勢が出てきております。
 ただし頸癌ワクチンにつきましては接種の経験がすくのうございまして、新聞報道でも痛みのための失神が何件か出るということで、その学校現場で例えば、緊急救急措置が取れるかどうか、ここらへんも含めまして少し経験を積んでからその議論になろうかと思います。


【長谷川】
 より安全性を確保したいという区の見解は良くわかりますが、同時に接種率をあげるというもの大切なことです。
 しかし、現在、考えられているような、個人が自分で最寄りの指定医療機関に行くことは、平日学校に通っている生徒にとっては、なかなか難しい点もあるかと思います。


【問】 そこで、あくまで接種に来るのは個人の意思であり、区としては便利な機会と場所を提供するという考え方で、個人がそれぞれ自分で医療機関に接種にいくという方法ではなく、例えば、週末土日に、昨年、新型インフルエンザの予防接種のときに行ったような、区役所本庁舎で接種を行うなど、少しでも接種率を上げる方法は検討できないかお尋ねします。

 <保健予防課長>
 接種経験の少ないワクチンにつきましては、もう少し接種実績、副反応の出現率を見てから議論されるべき課題かなと思っております。
 頸癌ワクチンにつきましては春休み、夏休みございます。
 ちょうど、春休み、夏休みで打てるような接種機会の設定になっております。そういうこともございますので、当面は個別接種で行きたいと考えております。


【問】 (将来的に)区役所本庁舎内で行うということは、検討ということでよろしいでしょうか。

<保健予防課長>
 将来の課題とさせていただきます。


【長谷川】
 効果とリスクのバランスの難しいところはあると思いますが、たとえば、中学校の保健体育の授業でとりあげることも含めて、少しでも接種率をあげるような、さまざまなお知恵を出していただきますよう、お願いいたします。

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