NEW 成果報告;2019年6月〜『文書質問』が足立区議会で始まります!詳細はこちら
NEW 第13回マニフェスト大賞 優秀賞候補ノミネートにあたって特集ページはこちら
第12回マニフェスト大賞 「優秀政策提言賞」を受賞しました! 特集ページはこちら
第5回マニフェスト大賞 「最優秀政策提言賞」を受賞しました! 特集ページはこちら
毎日フォーラム 7月号・寄稿文掲載 寄稿文の詳細はこちら
論文:中国残留帰国者問題の研究 ― その現状と課題 ― を公開致しました。論文の詳細はこちら

代表質問の内容④:「防災まちづくり・老朽家屋」について

代表質問の内容の続きです。
今日は、「防災まちづくり・老朽家屋」についてご紹介します。


現在の都市構造は、都市基盤施設の整備を伴わないまま、人口、産業等の集中による都市化が進み、地震や火災などの各種災害に対して脆弱なものになっています

国土交通省では、都市防災総合推進事業を進めており、防災上危険な市街地の総合的な防災性の向上を図るために、都市の防災構造化や住民の防災に対する意識向上を推進しています。

この事業は5つの補助メニューに分かれています。

1.災害危険度判定調査

都市で起こりうる様々な火災について、防災上重点的かつ緊急に整備を必要としている地域を明確化する

2.住民等のまちづくり活動支援

防災都市づくりに関して住民等が主体となった街づくり活動を支援する

3.地区公共施設等整備

道路、公園、防災まちづくり拠点施設等の整備を行う

4.都市防災不燃化促進

避難地・避難路・延焼遮断帯周辺等の建築物の不燃化を行う

5.密集市街地緊急リノベーション事業

重点密集市街地において、都市計画道路整備に併せた沿道整備を促進するため、計画コーディネート支援、事業採択要件の緩和により防災環境軸の整備を推進する

 

現在、この事業を活用した自治体数は63(平成23年度)とのことで国交省からお聞きしました。

 

足立区では、この国の事業の5つの補助メニューのうち4番目の都市防災不燃化促進事業を活用しています。

街づくりに関しては、行政だけでなく、区民の方々も自分の街の現状を知り、街づくりの方針を話し合い、情報を共有することも重要なことです。一部の整備地域では行政主体で行っているようですが、この国の事業を積極的に活用して、住民参加型の街づくりの活動支援を行うべきではと思います。

 

今回の代表質問では、災害に強い街づくりを築くために、私からは、ハード・ソフト両面からこの事業をフル活用し、積極的に活用するよう提案をさせて頂きました。

 

また、足立区として取り組みを先進的に進めている老朽家屋と絡めた政策提案もさせて頂きました。千住地区などにみられる密集市街地や防災上危険な地域にある老朽家屋の土地を買い上げその土地を空地(公園)にして、周辺の道路幅を広げたり、避難場所としての活用を図ることも重要です。

 

現在、足立区では、関原地域の老朽家屋を買い取り、道路幅を広げる作業を行っていますが、足立区全域を見渡すとまだまだ必要な場所はたくさんあります。

限られた区の財源の中では難しい問題でもありますが、老朽家屋を区が買い取り、その土地を管理することは治安や安全上も好ましく、さらにその土地を防災に有効活用することが出来れば、より有効的な事業といえます。

区民の皆様の安全を守るために、人口密度や家屋の密集、道の広ささども考慮した基準を早急に策定を求めていくとともに、老朽家屋問題も併せた今後の対策のひとつとして取り組みを行って頂きたいと思います。

 

*****以下、議事録の抜粋(要旨)*****

 

<長谷川たかこ>

次に、災害に強い街づくりという観点から質問します。

東日本大震災により防災意識がより高まっていることと思います。

私は、これまで相互防災協定やヘリサインなど、足立区の防災対策について震災前から何度も議会で取り上げ、提案をしてきました。

 

区民の皆さんの生命と財産を守ることは、最重要課題ですので、防災に関しては、あらゆることを想定し、あらゆる準備を怠らないなど、幅広く取り組んでいただきたいと思います。

 

現在、住宅密集地などある意味「災害に弱い地域」にプチテラスを作ったり、道路の拡幅を行っているとお聞きしています。

 

【問】

国では、足立区が活用している「密集市街地整備事業」の他にも、ハードだけでなく防災啓発のためのソフト事業も行える「都市防災総合推進事業」などが用意されており、

防災上危険な市街地の総合的な防災性の向上を図るために、住民の防災に対する意識向上を推進しています。この「都市防災総合推進事業」を今後、積極的に活用していっては如何でしょうか。

 

(答弁)
【市街地整備室長】

「都市防災総合推進事業」の活用についてお答えいたします。

区では、密集市街地の改善のため、密集市街地整備事業や、ご質問の「都市防災総合推進事業」のメニューの一つである都市防災不燃化促進事業を導入し、ハードとソフトの両面から整備を行っております。今後も国の制度設計を注視し、区にとって効果的な事業を活用してまいります。

 

【問】

昨年、老朽家屋に対して、区が指導・監督できることも含めた条例が制定されました。

放置されている老朽家屋は所有者が管理しきれていない土地ということですので、密集市街地や防災上危険な地域にあるこれらの老朽家屋の土地を買い上げ、防災目的に資するような公園の整備などを行っては如何でしょうか。

 

これまでにも防災協定、ヘリサイン、事業継続計画、駅での滞留者対策、区の初動体制の整備など、当選以来、質問のたびといって良いほど、さまざまな提案をしてきました。

想定外ということばを使わなくて良いよう、想像力を働かせ、ありとあらゆる準備をお願いします。

 

(答弁)
【建築室長】

放置されている老朽家屋の土地に関する整備についてお答えいたします。

区では、老朽家屋の土地を買い上げ、公園として整備する計画はございませんが、昨年度開始した老朽家屋対策事業の積極的な取り組みにより、まちの防災性向上に努めて参ります。

 


HOMESITEMAPLINK 政策活動報告議会報告プロフィール事務所 資料室 リンク