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文教委員会②「不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願」

○古性重則 委員長    次に、請願の審査に入ります。
 (1)受理番号6 不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願を単独議題といたします。前回は継続審査であります。
 最初に、追加署名の提出がありましたので、区議会事務局次長から報告をいたします。


◎区議会事務局次長   受理番号6 不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願につきましては、6月27日付けで112名、7月3日付けで46名、8月20日付けで809名の追加署名の提出があり、合計で976名になりましたので、ご報告をいたします。


○古性重則 委員長  執行機関は、何か変化はございましたか。


◎支援管理課長   前回、長谷川委員より推薦していただきました日野市、7月に視察に行ってまいりました。非常に進んだ特別支援教育について10年間関わってやっている内容につきまして、大いに参考になり、足立区の課題の解決に向けて参考にしたいと思っております。


○古性重則 委員長  それでは質疑に入りますが、何か質疑はございますか。


◆長谷川たかこ 委員  7月に日野市に視察に行かれたということで、ありがとうございます。
 私自身も日野市のほうにも視察に行きまして、そのあともいろいろと学識者の方々ともお会いし、いろいろな会合を持って、足立区でどういうふうな形で取り組みができるかということをお話をさせていただいております。是非、ユニバーサルデザインの教育を導入していただ き、個々の子どもたちにあった、適切な指導をしていただきたいと切に思います。
 今もって、障がい特性が強いがゆえに周りの子どもたちに理解されず、それを子どもから保護者へ、保護者が学校にお話をされていても、学校側が全く適切な指導、対応をされていないという現状が何件も出ています。
 重篤なお話を数日前、教育指導部長のほうにもさせていただきましたけれども、それが氷山の一角なわけです。今まで私が発達障がいの子どもたちに対する支援施策を議会などでいろいろと政策提案させていただきました。そのことを知った保護者の皆さんが、「足立区の現状はこうなんです」という声が次々と上がっています。その度ごとに、役所の皆さんからこういう形でやっていますとその時々に、とても丁寧な個々の事例に対しての対応をしていただいておりますが、そのときで終わってしまうのです。そのときで終わってしまって、それが継続して学校全体に行き届いていない、こういう現状が続いています。

今、起きている状況の中で、今回、視察をされたのであれば、それを具体的にどのように進めていくのか、前進していただきたいと思いますが、具体的なスケジュールなども含めて教えていただけますでしょうか。


◎支援管理課長   まず、長谷川委員のご指摘のとおり、まだまだ学校現場では不十分な点が多々あると考えております。具体的なスケジュールにつきましては、もう少しお時間いただきまして検討していきたいと思っております。
 また、現在、足立区のほうでは個々に対する支援等につきましては十分とは言えないとは思いますが、かなりの支援等はできているとは思っておりますが、全体像、そして個々を包む学級指導法、それから環境、また学校の組織、それから地域を巻き込んだという点につきましては、まだまだ不十分だと考えておりますので、その点について、こども支援センターげんきの支援管理課が中心になると思いますが、教員、学校と一緒になって構築をしていければと思っております。


◆長谷川たかこ 委員   日野市や、それから私が今までいろいろと研究した中で、特に筑波大学附属小学校の桂先生という方が全国的にも研修などに力を入れていまして、毎年、筑波大学附属小学校で全国の自治体の学校の先生方をお呼びして研修会を開いています。 日野市の方でも、ユニバーサルデザインの教育をつくるに当たっては、桂先生が入られたり明星大学 心理学部教授の小貫先生が指導に当たっています。とても有名な先生で、発達障がい指導に長けていらっしゃいます。小貫先生は足立区に以前、小学校で教えられたりしていますが、現在も小貫先生はいらっしゃいますか。


◎支援管理課長   小学校の校長を退職なさって、その後、大学のほうに行かれて、現在、大学を退職なさったということ、今現在は、こども支援センターげんきのほうの就学委員会のオブザーバとして今、来ていただいております。

◆長谷川たかこ 委員  小貫先生が足立区に入っていらっしゃるのでしたら、小貫先生にも力になっていただけるということを数年前から直接私はご本人にお話しております。また、筑波大附属小学校の桂先生も、足立区のほうからお声がかかれば是非ともお話をしに、指導しにお伺いしますというお話をいただいています。 ですから、そのような先生方、キーになる先生方がたくさんいらっしゃいますので、そのような先生方にお声を掛けていただいて、まずそういう土台をつくっていただきたいと思いますが、いかがですか。


◎支援管理課長   日野市のほうでも大学の先生から支援をいただいてという話を聞いております。それで、このように形ができたと聞いておりますので、是非、足立区につきましても大学の教授等でご支援いただければと思っておりますので、今後、検討してまいります。

◆ぬかが和子 委員    この請願そのものは、不登校の子どもたち、発達障がい特性のある子どもたち、保護者に対する適切な支援等の創設ということで、前回の6月の第2回定例会の文教委員会のときの説明資料の中で、不登校のほう、不登校の悩みを持つ親たちへの支援ということで保護者交流会を9月に開催する予定というふうに書かれているのですけれども、これは一体どういうふうに行われようとしているのでしょうか。

◎教育相談課長   9月20日に交流会をやります。こちらの本日の文教委員会の情報連絡のほうに最後のページに掲載させていただいておりますので、開催したいと考えております。

◆ぬかが和子 委員    それで私たちも6月の段階で、東京都が主催した、「ひきこもりに関する講演会・合同相談会」というのがありまして、これ全部それこそ支援しているいろいろな足立区に関わりがあるYSCとか、そういうところも入っているのですけれども、一同にそういう支援する団体やNPOが会して合同相談会、それぞれがそれぞれのどういうふうにやっているかという資料なのですけれども、講演では東京学芸大学の福井先生の講演が行われたんです。
 その中で一番強調していたのが、私、不登校の問題のときに教育長にも申し上げたのだけれども、どうしても子どもに学校に行ってもらうということが中心になるけれども、実はいざ不登校になったときに一番困惑して、そして、正しい本当に適切な対処の仕方をしていれば救えたケースもあるのにという声が、実際に不登校になったお母さんたちから、結局、相談に行く場がない、予約をしないと相談にも行けない、そういう状況の中で、福井先生の講演でも家族がよりよき応援団であるためにというのが、どういう構えでやっていったらいいのかということが非常に大切だと。
 そういう中で、家族が子どもとしっかりとつながることで焦らせないで、本当に子どもたちの自立につながっていくんだということを2時間近くにわたってお話をされて非常に参考になる話だったんですけれども、そういった観点というのを是非、足立区でも反映をさせていくという必要があると思うのですが、どうでしょうか。

◎教育相談課長   今度、交流会のほうでもそういう観点を当然お示ししていきたいと考えておりますし、参加者は100名入れるような形で会場も押さえましたので、やっていきたいと思います。
 また、保護者の皆様に対して、どういうふうな関わりをしたらいいのかというような形で、その取り組みというか関わり方、お子さんに対する関わり方というのをPRしたほうがいいのかなということも考えておりまして、今後そういうパンフレットみたいなものを作成する準備を今、進めているところでございます。

◆ぬかが和子 委員   それで不登校、学校から見れば不登校なのだけれども、家庭での現象で言うとひきこもりということになっていくわけです。そういう点では非常に縦割りの部分があって、一方で教育委員会のほうのこども支援センターげんきがあり、そして他方で、ひきこもり支援というのは足立区で言うと、くらしとしごとの相談センター、こっちになっちゃっているわけです。ひきこもりを所管する、くらしとしごとの相談センターでは、ひきこもりの家族の家族会というのがスタートしているのですけれども、この情報などはつかんだり連携というのはしているのでしょうか。

◎教育相談課長   ひきこもり対策の実は検討会、課長、係長も入った会議をやっています。その中で教育相談課もメンバーに入っておりますので、その場で情報共有はしております。

◆ぬかが和子 委員  なるべく縦割りを排して、それで家族同士がお母さんたち、保護者同士が本当に心がつながるようなものを後押ししていく、励まし合えるようなものを後押ししていくと、そういうことで是非、連携を深めていただきたいと思っていますが、どうでしょうか。

◎教育相談課長   ひきこもり対策の重要な観点、不登校であったお子さんに対しての支援というのは重要だと考えておりますので、お互い情報共有しながら推進してまいりたいと考えております。

◆ぬかが和子 委員   その上で国の法律も変わってきた中で、とにかく学校に行かせるということが中心ではなくて、その子たちの自立に向けて本当に必要な支援をしていく、普通の学校には行かない選択肢もあるよというふうに国の法律が今、変わってきているわけです。
 そういう中で、そういう子どもたちの居場所の問題として、前から申し上げている昼間の居場所、足立区で言うと学習支援の区内5カ所でしたっけ、オープンした施設を今度、2カ所目を今、梅島が1カ所目、昼間不登校の子どもたちが通える場になっていると、で2カ所目と、是非これを増やして欲しいと思っておりますし、新たなところの状況も含めて今どういう状況なのか教えてください。

◎教育相談課長  西部地区、9月から昼間の居場所支援という形で始めます。この前の昨年度の中部地区もちょうど1年になりますので、その状況を見ながら2カ所の状況を見ながら、今後の展開を判断してまいりたいと考えております。
◆ぬかが和子 委員  前、この期じゃない文教委員会でも申し上げたかもしれないのだけれども、本当にしっかりとしたNPOの実績のある方々が担ってくださっている例が非常に多いので、そこに出会えたお子さん、そしてお母さんからは、「こんな場所が足立区にもあったなんて」という声も実際にお伺いしていまして、お子さんが通っていると保護者も相談にも行けたり、ちょっとした愚痴もこぼせたりと、そういう関係にもあって、そういう場が、こども支援センターげんきの順番待ちでの相談というものに限らず、そういう場を本当に広げていっていただきたいと、先ほど状況を見ながらということだったのですけれども、しっかりとPRもしながらそういう場の拡充を是非やっていっていただきたいと要望して、質問を終わります。

◆かねだ正 委員   今、支援管理課長のご答弁を聞いていて、不十分だという答弁が何回も出てきたのだけれども、私もわかりづらいのだけれども、不十分というのは何を不十分というふうに思っていらっしゃるのですか。

◎支援管理課長   まず、発達障がい等のどういう症状であるかという点については、実はこれは大学でも学び、各先生方については知識は持っていらっしゃいます。そういうお子さんが、40人の中に入ったときに、どう対応しているのかという指導法ですね、その辺についてはまだまだ勉強していただきたいなという部分が、これが一つです。
 それから、二つ目は、環境というのも変えることによって、例えば気が散るお子さんについては、ある工夫をすることによって少しずつ子どもは落ち着くというような例もあります。そういうような手法について、まだまだ全教職員が理解しているとは思えないという部分で、まだまだ不十分というような答えをさせていただきました。

◆かねだ正 委員   そういうことを取り組んでいくということなのでしょうけれども、もう一つこれも支援管理課長がおっしゃったのだけれども、長谷川委員の質問を受けて、日野市をその前かな、日野市に行ってきたことについておっしゃっていたのだけれども、日野市の事例を参考にして、これからいろいろ施策を進めていきたいと、これも何をどうやって何を参考にして、どのように進めていくのか、もう少し具体的に教えてください。

◎支援管理課長   まず一つは、何か教材が必要かなと考えております。まず今ここに持ってきましたが、これが日野市で出している指導書の代わりのようなものです。内容を読ませていただきまして、非常に充実した内容で、まずは子から、そこから指導法、また更に環境等も広げていくような内容が書いてあります。その手法については、足立区も学ぶべきかと考えております。
 また、ただこういうことをやっていきましょうということだけでは、なかなか全教職員が動くのが非常に厳しいということで、例えばチェックシート等を各教員のほうである時期にやって、まだまだ何が自分が足りないかを自分で確認していただくというような、そういうシートもこの中に載っておりましたので、そのようなものを参考にしながら、まずは教職員からスタートできればと思っております。

◆かねだ正 委員   支援管理課長、そういうふうに具体的におっしゃってくれれば非常にわかるのですけれども、ただ不十分と言われると、逆にこっちも心配になってしまって、本当にそんなに不十分だったらこれからもっともっと考えなきゃいけないなと思うのだけれども、足立区で今、十分進めている部分もあると思うのです。そこはきちんと、足立区ではこういうことをやっていますと、だけれどもこういうところがちょっと足らないかもしれないと具体的に言っていかないと、本当に不十分だという言葉だけがどんどん先走ってしまうところがあるので、そこのきっちり整理されてはいるのでしょうけれども、ご説明としてもきちんとやっていることはやっていますと。でも、こういうところが足りないから加えていきますというふうに具体的にお話しになっていただきたいと思います。要望しておきます。

◆長谷川たかこ 委員  ユニバーサルデザインの教育をこれから進めていただけるということで、それを是非、このあと年次計画ですね。今年どこら辺まで進めて、来年度はどこら辺まで高めていくのか、スキルアップさせていくのか、それを是非、この文教委員会で示していただきたいと思います。いかがでしょうか。

◎支援管理課長   是非、次回には、このような計画でというようなものが出せるように努力していきたいと思っております。

○古性重則 委員長   総括できますか、教育長。

◎教育長   議論が委員会の中では始まったばかりですので、そういった議論の中でどのようにしていくのかということも私ども考えていきたいと思いますし、今まさに中学校の特別支援教室が来年の4月には完成する、そういう中で今、基本的にどんなことをやるかということは決まっておりますので、その様子を見ながら今おっしゃられたユニバーサルデザインの教育あるいは環境整備、これについても一緒にプランを立てられるように検討させてください。少しお時間をいただければというふうに思います。次の文教委員会にというのは難しいと私は思っておりますので、失礼しました。

◆長谷川たかこ 委員  それと、先ほど各委員のお話を聞いていて思ったのが、ユニバーサルデザインの教育がそもそもどのようなものなのかというところがあるので、もし可能であれば文教委員会で先進的な取り組みをしているユニバーサルデザインの教育を是非みんなで視察できたらいいなと思います。いかがでしょうか。


○古性重則 委員長  正副委員長で検討してみます。


◆長谷川たかこ 委員  よろしくお願いします。


○古性重則 委員長  他に質疑は。
      [「なし」と呼ぶ者あり]


○古性重則 委員長  各会派の意見をお願いいたします。


◆かねだ正 委員  次回にお示しになるというお話もありましたので、今回、継続ということでお願いします。


◆佐々木まさひこ 委員  読売新聞なんかで、特にいじめに関して夏休みがもうすぐ終わりますので、苦しければ声を上げてというようなシリーズでずっと記事が載っておりますけれども、特にいじめに関しても今回、不登校に関して、原因が文科省から第三者を使って調査をするというようなことが行われました。文科省としても、いじめが不登校の原因ではという数が余りにも少ないということに疑問を持たれているよう、私も何回か文教委員会等で質問させていただきましたけれども、これも重大事態になりますからわかるのですけれども、ここらに関してどうなのですか。どのように思っておられるか。


○古性重則 委員長  いや、意見。


◆佐々木まさひこ 委員  もう質問じゃないんだ。さっき質問しようと思って、やめようと思ったのです。そういったことも含めて、私もいろいろな形で質問してきましたし、我が党としてもこういった発達障がい特性のある子どもに関しての支援とか、いろいろ提案もしてきましたので、今後ともこれはしっかり教育委員会等にも訴えさせていただきたいということで継続審査です。


◆ぬかが和子 委員  つい最近、私が相談を受けたケースの方も、お子さんが発達障がい傾向にあるお子さんで、そうすると本当にそれが正しく理解されないがために、からかわれたり、あいつはこうだからというような言われ方をしていて、それが本当につらい思いをしていると、そういうことを本当に特性を正しく理解していけるような体制というのを本当につくらなきゃいけないというふうに思っています。
 そういう点では、私たちは本来、採択を主張しようと思っていたのですが、前回も紹介議員も継続ということを主張していらしたので、だったら継続して議論を深めるということで継続を主張いたします。


◆長谷川たかこ 委員  多様な特性を持つ子どもたち、それからそれにまだ気付いていない保護者の方たちに対しての大きな理解というのが、学校現場や、その周りの子どもたち、先生方、たくさんの人たちが社会でこれをきちんと認めて理解し、温かく私は導いてあげないといけないと思っています。是非そういう社会を皆さんと一緒につくっていきたいと思っておりますので、これからまさに本当に議論を重ねながら、足立区が先進的な事例を少しでもつくっていくということを期待して、継続とさせていただきます。


○古性重則 委員長  それでは、これより採決をいたします。
 本件は継続審査とすることにご異議ございませんか。
      [「異議なし」と呼ぶ者あり]


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