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区民要望書 災害対策調査特別委員会に提出!~足立区災害対策の見直しに向けて~

10月17日の足立区議会で行われた災害対策・オウム対策調査特別委員会において、台風15号及び19号関連の質疑において11月8日に再度委員会を開催し、議論を集中的に行うこととなりました。
そこで、早速、区民の皆さまに私からご意見をお聞きし、とりまとめ、災害対策・調査特別委員会に提出いたしました!こちらの内容を踏まえ、今後、足立区防災対策の見直しを強力に推し進めて参ります。

以下、私が区民の皆様か取りまとめた内容です。

足立区防災対策について

足立区議会議員 長谷川たかこ


【災害情報】
●台風の間、荒川の具体的な状況がよく分からず不安だった。氾濫しやすいポイントを映せる場所に固定カメラをすえて、河川のライブ映像をパソコンやスマホで見られるようにすればよいのではないか。
●足立区役所からの避難勧告は随時よく聞えた。しかし、西綾瀬の拘置所の裏近くからは避難勧告は聞こえていない。
●綾瀬4丁目地域、雨風で防災無線がほとんど聞こえない。
●東和地域、防災行政無線放送は全く聞こえない。雨風で、窓は閉めっぱなしのため、強風や豪雨の音も加わり伝わらない。
●江北地域では、防災行政無線放送が、何を言っているのかわからなかった。
●谷在家地域でも同様。鹿浜第一小学校が目の前なのに聞こえない。
●新田ハートアイランドの高層マンションでは、防災行政無線放送は全く聞こえない。何かを発している?というアピールにしかならず、内容がわからない。スマホなどネット環境を使えない方は、放送しているのに聞こえないというのは、不安を増したと感じる。
●西新井地域では、防災無線が聞き取れなかった。
豪雨及び強風の中、雨戸を締め切っていると防災無線が何を言っているのか聞こえない。
●足立区全域で防災無線が聞こえないという声が上がっている。
千曲川反乱の時にも使われたようだが、普段の火事の時に使う警鐘を鳴らすことで一定の効果が出るのではないか。
●役所の避難勧告は、日本語に続いて英語でも行うべき。
●Web活用について、スマホ利用者には、最も有効。危険が迫る前からもっと積極的に発信すべき。江東5区共同の広域避難対策では、72時期前から段階的な対応策があるが、これを分かっている区民がどれだけいるか?ほとんど知らない。まずは、このルールに従って防災行政無線とWebで積極的に発信して欲しい。地域ごとに避難場所の情報提供など出来れば、更に良くなる。
●最初の『老人等は早めに避難』情報が、ツイッターだとだいぶ早く足立区役所のアカウントから発信されていましたが、エリアメールは結構遅れてきた。情報のタイムラグが問題。
●荒川河川事務所のライブカメラは見られたが、水位データはアクセス集中でみられないと案内が出た。見たい非常時にアクセス集中で、情報が入手できないのは致命的だと感じた。
●新しいガイドラインでは、住民が自主的に避難するように警戒レベルも併せて知らせるようにして指示しているはず。河川が危険な水位になった際に「災害情報」というタイトルでAメール(足立区のエリアメール)を配信した時は「警戒レベル」も書かれているが、「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」の配信の時は警戒レベルが書かれていない。気象庁の情報に基づく地域情報を確認して、自分の住む地域で「警戒レベル3」はまだ避難勧告ではないという認識でいたが足立区は避難勧告発令していて、テレビなどでは「避難勧告が出たらすぐ逃げろ」と呼びかけていたので、家族で認識のズレが生じた。
●今回のように川の氾濫という、もしかしたら連鎖的に被害が拡大するような場合に、最初に氾濫した場所の位置、地名がわからないのはとても不安。予測=避難の判断ができない。
●避難所も道路で区切られていましたが、投票所みたいに自分の避難先がわかりやすくしてほしい。複数箇所避難可能な場合もあり、どこを優先したらいいのかも判断を迷う。
●防災無線受信機の配布も検討すべきでは(特に非難が必要な高齢者住宅)。
災害時はテレビ、ラジオ、インターネットで情報収集をしている人が多いと思われるが、高齢者はテレビまたはラジオから情報収集することを考えれば、いち早く区民に災害情報等を知らせることができる区内FM局を開設することも一考するべき。通常は足立区内における広報に活用するのは如何か。
●J-com(ケーブルテレビ)を活用し、災害時はJ-comチャンネルでdボタンを押して足立区内の災害時の避難所の情報などや災害の状況などが見られることを区民に広く周知すべきではないか。
●ネット環境がない高齢者のみ、防災ラジオ等の支給をしたらどうか。

【避難所】
●宮城地域;荒川が決壊した際には、小学校へは避難はできない。しかし、足立の方へは荒川が流れている江北橋を渡ることもできない。隅田川は堰き止めるから渡れると思うが、隅田川渡ると荒川区か北区。この両区で、避難場所を設置してほしい。
●区役所のホームページでは、避難場所の一覧表が出ていたが、住所だけなので分かりづらい。足立区内の全体マップから、クリックできるようにしてほしい。
●前日の時点で10箇所しか避難所開設しないとしていたのが少なすぎる。
●追加で一番近い小学校が避難所として開設されたが、午後3時頃の決定だったので、行きたくても行けない人も多くいた。午前中には決定して欲しかった。
●15時16時からの台風が暴風圏に入ってからの避難指示では、危なくて外を歩くことができず、避難を断念した人たちがいる。もっと、早くに避難勧告を出せないのか。
●避難勧告が聞こえても、自分がどこの避難場所に行くべきか、よく分からない人たちが沢山いる。
●河川の氾濫で非難をしているのに、1階の避難所で大丈夫なのか不安である。
避難をしたら一階の体育館で、避難した意味があるのか分からなかった。氾濫してから校舎の方に逃げるのかと感じた。実際それで間に合うのか不安だった。若い世代はまだ早く動けるけど、高齢者はそんなに早く動けないから大丈夫なのか?と大変不安に思った。
●新田地域;避難指示は、体育館だったが、その後校舎の4階に移動した。
洪水や決壊など水害のリスクがある場合は、はじめから高所への、避難をすべきだと思っていたが何故あえて一階の体育館に避難するのか。
●避難場所の状況(避難者の数、食料や水の確保、トイレ)が不明なので、何をどれだけ持参したらいいのかイメージできず。避難所セットのような情報を事前に出してもよかったかも。
●東綾瀬中学校の避難所開設運営側スッタッフより;避難してくる方々は予め飲み物と食べ物を持ってきてもらいたい。
●毛布など持って来て下さいと言われたが、子供を連れ、傘をさしている状況ではとても毛布などの荷物は持てなかった。
●東綾瀬中学校 避難所運営側スタッフより;当日、責任者がいなかった。その為、鍵が施錠されており、窓ガラスを割るように指示されたが、予め台風が来ることぐらいわかっているので、責任者も前日から泊まり込みするなど、万全の対策を取ってもらいたい。ちなみに、綾瀬小学校の校長・副校長は前日から泊まり込みをしていたと聞いている。
●避難所開設の運営側にも、詳細な情報が入るようにし、縦横の連携が取れるようにしてもらいたい。例えば、近隣の東京武道館や職業訓練所が空いている話など、全く知らなかった。
●停電が一番怖い。避難所の施設、まち公園に、スマホを充電できる発電機があれば安心か。また、マンションであれば、共有室に発電機を1台は用意するよう義務づけるとか。
●避難所の開設は足立区から町会に依頼されようだが、足立区も混乱していて、指示がコロコロ変わり、町会側も対応に大変だった。
●東綾瀬小は2階が体育館なので、近隣で一番早く避難所として開設され開設と同時に中川から避難してきた人がいた。結果400人以上の人が来て、廊下までいっぱいになってしまった。また、青井在住で車椅子の方もエレベーターがある東綾瀬小に来られた。つまり、東綾瀬が避難所になっていても、他地域から早く来てキャパが越えたら受け入れは難しいということが想定できる。このような場合を想定して、指定された避難所で間に合わなければ、ろう学校や武道館なども早めに避難所にするように近隣住民に告知すべき。
●避難所使用者がマナーを守って避難生活ができるよう、避難者用マニュアルの策定が必要。例:コンセントの位置に居座って、勝手に学校の電源を使用している人がいた。
●綾瀬小学校は体育館のみでなく、廊下や上の階にも避難者を受け入れてくれた。
●指定の避難所に入れずに東急ストアーなどに避難をしたご高齢者もいる。
●千住本町小学校避難所夕方5時には満員となってしまった。
●小さい子供を連れ、傘をさし、やっと来たのに別の避難所に行って下さいと言われた。とても別の避難所に行く体力もなくそのまま帰宅し自宅待機を余儀なくされた。小さい子供のいる方を優先にしてはどうか。
●各地避難場所の収容人数が溢入れない人がいたため、商業施設などの協力も得て避難所として開設できるようにする必要がある。
●体育館内にテントとベッドを設置できないか。
●お年寄りはビジネスホテルを利用できるように避難所としての提携はできないか。
●体育館内にテントとベッドを設置できないか。また、体育館などで、プライベート空間の確保は必須。
●避難所では、ファミリー、単身者(男性、女性)でスペースを分ける等もした方が良い。
●使用制限が無ければ、レジャー用のサンシェードや、クッションマット等を避難所に持参する事を促すのも1つの方法。
●いざ避難しても、大雨の中体育館では不安で、高さのある3階の解放を求めたが、役所のゴーサイン待ちなどで決定が遅く、結局2階までと言われ、おかしいと思った。役所の判断に従わないと後々もめるからそういう対応だと言われた。災害から身を守るために避難しているのだから、そういう意識では危険だと思う。
●体育館にテントを持ち込み広く使っている人がいた。
●ペットを連れてきた方がいた。小さい犬なので入れたがアレルギーの方も中にはいた。
●寒さ、暑さ対策も必要ではないか。
●炊き出しをした所もあったようだが、出来ない避難所もある。
●災害用液体ミルクや避難所での授乳室の確保、母子または妊婦さんのための助産師スタッフ配置
●鹿浜センターは追加で避難場所を設けていた。しかし、毛布、食料が無かった。今後、備蓄品を設けることが必要。
●台風19号では、荒川上流の二瀬ダム緊急放流を実施したものの、氾濫発生せず、千住地区の浸水被害は免れたが、千住地区の避難所については再考すべき。
●震度6強以上の地震(東日本大震災の場合、宮城県福島県レベル)の場合、千住地区は壊滅状態を想定し、経済的な大打撃を受けることも想定すべき。
●今回の台風19号において、避難した住民には「避難所には(最初から)食料、毛布等が用意されている」と勘違いしている住民がいることが判った。本来は「持参して避難すること」を再周知すべき。
※参考までに、行政による食料確保というのは行っているか?取手市にある日清食品の倉庫には、全国の災害時に搬出出来るように、カップヌードル一億食が保管されている。
●足立区が実施していない場合、地下倉庫を建設し、災害時にそなえた食料確保を行うのも1つの手と考える。ただし、各避難所に配布する方法は、別途検討要である。
●マニュアルで決まっているのかもしれないが、非常食を配るタイミングがあまりにも早かったので、希望者にのみ配るようにしたほうがよい。
高齢者の方、体の不自由な方などは、多くのものを持ち出すことが出来なかったはず。今回足立区内はそこまでの大きな被害がなかったが、これが川の氾濫などがあった場合は、後からどれだけの人たちが避難してくるか分からないし、いつまでかかるか分からない避難生活を強いられる可能性があるため、必要としている人にきちんと届くよう、そして次の自然災害がいつ起こるか分からない状況であることを考慮し、非常食を配るタイミングや配り方などを再考すべきである。
●空気の循環が悪く暑くて我慢できないのか、居場所の確保は出来ているのに、不必要に移動して動線確保のために置いてあるパイプ椅子に座ったり、サーキュレーターの前を陣取るような人達がいた。私がいた場所にも動線確保のパイプ椅子が置いてあり、そこにいつの間にか知らない男性が座っていた。
夜中になり電気が多少暗くなってからも、男性は携帯電話をいじりながら、時折場内を見渡したりしており、正直、私は気が気ではなく横になることも出来なかった。荷物には貴重品も入っているし、娘たちは年頃。
何の悪気もないのかもしれないが、過去の事例から言っても様々な事件は起きているので、必要以上に歩き回ったり、場所を移動したりするのはやめて欲しいと思った。実際に私のいた避難所で、物が無くなったという方がいた。
避難者のモラルを日ごろから徹底する、そのようなマニュアルも含めた取り組みが必要である。
●単身で暮らしている高齢者の方、小さなお子さんのいるひとり親家庭の方などに対する避難する際の声かけが大切である。それぞれが各自に責任を持って逃げることも必要だが、相互扶助の精神でそのような体制が取れるようなコミュニティーづくりを区として構築してもらいたい。
まずは自分の命を守る。そして出来る人が、出来ない人のために出来ることをする。それが大切だ。
●避難所を公共施設だけではなく、地域の大手企業とも連携し避難先とする。
その場合、協力会社に減免等の対応をするなどのインセンティブを与えてはどうか。また、備蓄品や発電機等も区から支給し管理するなどは如何か。

【タワーマンション】
●新田などのタワーマンションにおいて、武蔵小杉での被害同様となるリスクを抱えてないか、確認要と考える。

【ワンルームマンション】
●ワンルームマンションでは、隣近所のつながりがほとんどない。若者、中高年関係なく、いざ被害に遭うと相当混乱する。防災訓練は形だけでほとんど行われていない。

【水の確保】
●台風前日に驚いたのは、スーパーから水のペットホドルが消えたこと。どの人も、台風後の断水が頭をよぎったからではないか。台風前は、風呂に水をため、空のペットボトルに水道水を詰めておく、という準備法を足立区で告知するべきである。
●汚水を飲料水にかえられる浄水器も災害備品として用意しておくべきではないか。
●避難所では水は1箇所に置かれ、好きな時に飲みにきてくださいというスタイルだった。健康で元気な人たちは良しとしても、高齢者や小さな子ども連れの方、体の不自由な方などには移動は大変である。配り方は避難場所によっても違う様だった。何か最善策を講じる必要があるのではないか。

【空気の清浄】
●水と同様に安全な空気の配慮をしてもらいたい。
シックシェルター(空気清浄機付きのテント)や空気清浄機を避難所に用意してほしい。
●避難所には4つの大きなサーキュレーターが配置されていたが、置く向きや位置によって、空気が循環するところとしない所が生じる。すごく暑かったり、逆に風が直接あたってしまうようなところがあったりするため、配置場所や向きはある程度マニュアル化して、全体的に自然な空気の循環ができるようにしてほしい。
●化学物質過敏症の方専用の避難所開設を希望する。宮城県の取り組み事例を参考にしてほしい。

【ペット同行避難】
●犬の避難については、屋外と言われたら避難所には、飼い主も行かない。
ただ、地震で家屋倒壊の場合では、屋根があれば屋外にペットを同行避難は可能。ペットの同行避難を災害状況により対応を変えてほしい。
※1、2年前の大阪の災害では、同行避難できる避難所とできない所の棲み分けをした。
●ペットは飼い主と一緒にいる方が、落ち着いて静かにしているので、避難所半々で同伴できる所と入れない所を分けてマップに印して欲しい。
※葛飾区では犬同伴の人は違う部屋に分けてくれたらしい。
●ペットを避難所に連れて行く際には、ペット用シートやケージを持参すべきでは。大型犬に関しては飼い主が持ち運びは難しいため、区で用意する等。

【病院の機能とドクターヘリについて】
●ライフラインが停止してしまった場合、病院自体の機能を失うため、受け入れ自体が困難になる場合もある。
●ドクターヘリを都立舎人公園を臨時離着陸場として使用することが決まっているが、舎人公園から救急搬送を受け入れる施設も限られている(と思う)。
●災害時に舎人公園から施設に搬送するのは、道路事情の悪化により相当の時間を要すると想像する。綾瀬循環器病院では当初はドクターヘリ受け入れを検討していたが、送電線のため不可能となった。

足立区と防災協定を締結している企業より
【被災地に行って分かったこと】
●電源車から建物に電気を供給する為に設置する建物電源ブレーカーと繋げるコネクター工事が必要。建物に電源車が電気供給するコネクターをブレーカーと別に設置する必要がある。※乗用車の電気自動車を繋ぐのも同じなので、市販の乗用車も建物と繋ぐ事が出来ない。
●皆さん1番は携帯充電をしたい。観光バスに電源が付いてる車両が1番重宝される。

社会福祉法人からしだね うめだあけぼの学園からの要望
●区の協定避難施設に非常用自家発電装置の設置配備を求める。
→理由:障害のある児者を対象に80名定員の第二次避難施設として足立区と協定を結んでいる。今日的には特に医療的ケア児者が各種生命維持装置を使用する上でも不可欠である。また熱源・光源・携帯用の充電の必要性も限りなく高いため。
●井戸水を飲料水にする浄水装置の設置配備をしてもらいたい。
→理由:学園には井戸はあるが、梅田地区では飲料用水用の井戸としては300mの深さが必要であるとのこと。梅田地区では九中に用意されているとのことだが、学園の井戸は150mで飲料にできないため。
   
※現在の井戸は電動式なので、電源がないと使えないという意味では、要望1と要望2はセットになっていることになる。

●小さい子どもを連れて避難した場合、子どもが泣き出したりしてしまう可能性がある。昨今の状況からは、周囲の方が暖かかく見守るよりも非難する傾向がある。安心して避難生活を送れないかもしれない。スペースを分けるなどの工夫があると良いかもしれない。

 

 


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