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文教委員会⑦「不登校の子どもたちや発達障がい特性のある子どもたちとその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願」

○区議会事務局次長 元受理番号6  不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願につきましては、2月21日付で12名の追加署名の提出があり、合計で1,265名になりましたので、ご報告をいたします。

 

○古性重則委員長   執行機関は何か変化ありましたか。

○支援管理課長    私のほうからは、発達障がい特性のある子どもたちの支援につきまして、報告をいたします。

令和2年度よりユニバーサルデザインの視点に基づいて支援を行うため、一つは、研修の内容の見直しをしました。二つ目は、学校、学級、教師に対しての直接支援、三つ目に、教員による指導法の改善について支援、助言をしてまいります。

 

○古性重則委員長   質疑どうぞ。

 

○ぬかが和子委員   今、ユニバーサルデザインの関係では、研修内容の充実等々というお話があったのですが、私も、この陳情をずっと継続して審議しているので、いろいろ当事者などのお話も聞いてきました。

その中で、特別支援教育の中では、ちょっと気になる子というのがどのクラスにいても、全教職員が気付き、どう対処するかという力量が非常に必要になってくると。

そういう面でも、研修会の徹底というのは重要で、とりわけ各学校で、ましてや全校でやっているわけですから、担当者だけではなくて、ユニバーサルデザインもそうですが、特別支援についても全教職員の研修の充実を図ることや、とりわけ初任研での充実を是非図っていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。

 

○支援管理課長   委員ご指摘のとおりでございます。学校支援につきましては、指導主事等を派遣いたしまして、校内研修等につきまして指導、助言をしてまいります。

また、研修につきましても、ユニバーサルデザインの視点に基づいてインクルーシブの教育を目指しておりますので、全教職員の理解が深まるよう努力をしてまいります。

 

○ぬかが和子委員   特別支援固定級の先生のお話を聞く機会がありまして、その中でもう一つ出されていたのが、特別支援学級固定級ですと、通常の学校の運営から切り離されているような、排除されているような感覚を持つことがあるというお話をお伺いしました。

そして、校長、副校長、管理職先頭となって、支援を必要とする子どもたちを大切にして、今頑張っているその担任や保護者に対してねぎらいの姿勢を示すだけでも、実は他の先生方への啓発にもなると。

全く別のもので排除されているかのようなことを感じさせない学校運営が基本となるようにしていただけないか、そういうことをしっかり浸透していって欲しいと思うという声が寄せられているのですが、どうでしょうか。

 

○支援管理課長   委員のご指摘のとおりでございます。固定級は、その学校の生徒でございます。現在、授業交流、行事交流等も行っておりますので、更に邁進してまいりたいと思います。

 

○ぬかが和子委員   その上で、固定級そのものも教室がいっぱいになっていて、大変な状況もあると思います。例えば高野小学校では4学級で児童数が30人だったり、20人を大幅に超えている学校が何カ所もあります。そこをしっかり増やしていっていただきたいと思っています。例えば知的障がいのある方ですと、特別支援教室のほうは対象外なわけです。そうすると、行き場がなくなってしまう。

こういった課題もありますので、増やすことなどもしっかり考えていっていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。

 

○支援管理課長   固定学級の新設、若しくは学級増、他の学校の学級増も含めて現在検討して、来年度に向けて、区民の方が行きたい学校に行けるような方向になるよう努力してまいりたいと思います。

 

○ぬかが和子委員   是非、実態に見合った増設をお願いしたいと思います。

その上で、今、特別支援教室になったわけですが、今までの通級のときには週に実質4時間から8時間ぐらい指導時間が確保されていたんだけれども、全校に広がって、対象も広がったという中で、指導時間が週に1から2時間になっていると。こういった改善も是非図っていっていただきたいと思います。

 

それと、もう一つ、いわゆるチューリップシート、これが、今、全員の保護者が書くという形に区としては改善をしたと思います。以前ですと、幼稚園や保育園の先生が気になるお子さんのことを書いていって、それを受け取った学校の側では連絡をして事前に面談をして準備をするということができていたけれども、全員書くというのは一見いいように見えるけれども、親の書いているものだけですので、どの子をどうしたらいいのかというのが実質は抽出もできないと。

だから、事前の面談などもやりにくくなっているという点では、是非その辺の改善をお願いしたいのですが。

 

○支援管理課長   まず、1点目の生徒、児童が2時間、3時間という件でございますが、必要に応じて区費の非常勤を配置して時間数を増やす、また、本来は学級の中で育てるということが基本でございますので、必要であれば学級の中に特別支援教室の教員が入って様子を見ていく、指導していくことも含めて考えております。

 

2点目、チューリップシートについてでございますが、今回の狙いにつきましては、担任が保護者と面談をする際の材料というのが、一つ狙いがございます。

また、事前の健康診断等では、教職員が実際に一人ひとりのお子さんを見て、必要に応じて面談をしておりますので、今回の結果を見ながら、来年度もこの形でやっていきたいと考えております。

 

○ぬかが和子委員   保護者が書くのは、それはそれでいいのですが、保護者の思いがたくさん入るわけです。それはそれでいいけれども、一方で、学校に必要な情報が入らない。こういった点は是非改善をしていっていただきたい。

 

○支援管理課長   実は園等からも、小学校側にはシートを提出していただくことになっております。その両方を見ていただいて、学校で面談に活用していただければと考えております。

 

○ぬかが和子委員   是非、現場の声を聞きながら、より改善をしていっていただきたいと思います。最後に、この陳情は不登校のお子さんのことも含めてなので、不登校のサポーターさんを各学校で依頼をしてやっていかなければいけないという中で、なかなか苦労されています。なかなかいない中で、本来理想的なのは、子どもの年齢に近い若いお兄さんやお姉さんが寄り添いながらの登校サポートができればいいわけですが、実態は退職をはるかに超えた方にお願いをして、でも、家の前まで行くだけで、何も出てこないからむなしいんですよなどという話をお伺いします。

これも、是非、近くの大学などにも要請しながら、区教委としてサポーターリスト、学校の管理職の方々も探すのに苦労しているという中で、そういった改善も図っていっていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。

 

○教育相談課長   実は本年度から、学校だけではなくホームページ等で募集をしております。しかも、竹の塚、西新井で不登校サポーターの説明会と称しまして、その説明会に興味がある方に来ていただいて、そこで登録していただくというマッチングみたいなことをやっております。実際、今年度は10名ぐらい、学校だけじゃなくてそういう方もいらっしゃっています。引き続きそういうことを、学校だけに頼るのではなくて我々も積極的に関与していきたいと考えております。

 

○古性重則委員長   長谷川委員。

 

○長谷川たかこ委員  昨年の第3回定例会で、私から現段階の教員に対するアンケートを実施し、発達障がい特性を持った児童・生徒に関する意識調査を行っていただくことをご提案しました。その後の進捗状況を教えていただけますでしょうか。

 

○支援管理課長   教職員のアンケートにつきましては、令和2年2月にICT活用の効果ということでアンケート調査をいたしました。

その1項目に、特別支援教育関係、ユニバーサルデザインの視点等の項目がありますので、それを見させていただく限りでは、委員のご指摘のとおり、意識はまだまだ低いということがわかりました。

その結果を受けまして、この4月、教職員研修が始まりますので、初めにアンケートをとらせていただいて、最終の2月に再度アンケートをとり、その結果を検証しながら、令和3年度に向けて考えていきたいと思っております。

 

○長谷川たかこ委員   着実にやっていただけるということですね。ありがとうございます。以前から申しているように、ユニバーサルデザインの取り組みでは日野市も視察していただけたということで、これからその指導方法とか環境改善というところに取りかかっていただけるのかと思います。

その中で、年次計画をまずお聞きしたいのと、区内小・中学校の中でモデル校を決めてやるのが一番効果的だと思うのですが、それについてもお聞かせいただけますでしょうか。

 

○支援管理課長   まず、年次計画でございますが、この3月に特別支援検討委員会で最終案を決定する予定でしたが、延期になっております。現在、メール等で意見交換等をさせていただいています。集約後には、学識経験者等の意見なども参考にし、最終案を作成してまいりたいと思っております。

二つ目、モデル校につきましては、現在調整を行っております。今年度、研究事業を実施いたしましたので、これを検証しながら、2年度について準備をし、令和3年度をめどにモデル校をできればと考えております。

 

○長谷川たかこ委員   具体的なご回答、ありがとうございます。

予算特別委員会の中で、ペアレントメンターの活用という部分をお話しさせていただきました。ペアレントメンターと発達障がい特性のある子どものいる保護者の方々とマッチングすることで、相談や意見交換というところでいろいろな課題が見えたり、保護者の方が抱えている悩みを解消することにつながります。

今までなかなかそういう場が、ありませんでした。

ペアレントメンター活動が、積極的に学校に行って支援を拡充していくという活動にまでは広がっていない状況でしたので、来年度には、是非、全小・中学校の校長会のほうにも呼び掛けていただき、メンターの方々が小・中学校の現場の中でしっかりと支援できるような体制を構築していただきたいと思います。

例えば、各学校の保護者会にメンターの方に来ていただいて、相談会を行ったりするなど、まずは行っていただきたいと思います。如何でしょうか。

 

○こども支援センターげんき所長   予算特別委員会のご答弁でもお答えいたしましたが、そのような活動を実施していくためには、学校現場の先生方に活動をご理解いただくというところが第一歩かと思います。それらを経て、初めて学校の中で活動が広がっていくのかなと思っております。

まずは、令和2年度、教員への事業の周知であるとか取り組みを進めていきたいと思っております。

 

○長谷川たかこ委員   これもお話はさせていただいておりいますが、今年の夏までにはしっかりと体制を整えていただいて、夏以降、実際に現場の中に入っていただくとか、あとはいろいろな手法もあるかと思われますので、この後の3月18日にも予算審議がありますから、そこに向けてまだいろいろと提案させていただきます。

是非、前向きな形で、皆様の手腕を発揮し、この支援の拡充に結びつけていただきたいと切に願います。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

○古性重則委員長    他に質疑なしと認めます。各会派の意見をお願いいたします。

○かねだ正委員     継続でお願いします。

○佐々木まさひこ委員  継続でお願いします。

○ぬかが和子委員    採択でお願いします。

○長谷川たかこ委員   採択です。

○古性重則委員長    それでは、これより採決をいたします。

本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を願います。

[賛成者挙手]

○古性重則委員長    挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。

 

 


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