元受理番号13 児童・生徒の介助員登録者を増やす工夫・改善及び行事介助員を探す際の保護者の負担軽減を求める請願を単独議題といたします。
前回は継続審査であります。
では、執行機関から説明をお願いいたします。
○こども支援センターげんき所長 請願・陳情資料の23ページを御覧ください。
件名、所管部課名は記載のとおりでございます。
請願の要旨ですけれども、介助員の登録者が増えるような働き掛け・工夫・改善を要望するということ、そして2番として、行事介助員を探す際の保護者の負担軽減の要望でございます。
内容でございます。まず1番、令和元年度の状況です。
介助員配置までの流れは(1)に記載のとおりです。現在配置されている日常介助員の数ですが、令和2年3月末で111名、同じく行事介助員につきましては、3月末で77件でございました。
24ページでございます。
令和2年度の取組となります。
まず、(1)介助員の登録者数を増やすための手だてです。今年度新たな取組といたしまして、イの区民向けの募集説明会の開催、また、ウの区内4大学へ働き掛けを拡充すること、そしてエの募集チラシ、ポスターなどの作成を予定しているところでございます。(2)の決定までのプロセスの見直しです。まず、これまで必ず現場での行動観察というものを伴っておりましたけれども、身体的な支援介助の要請と行事介助に関しましては、こちらの行動観察を省略いたしまして、学校現場と書類との協議で進めさせていただきます。この手続を簡素化することで、今まで1か月半程度かかったものをおおむね1か月程度で配置に取り組んでいけるかと考えております。
以上でございます。
○吉岡茂委員長 次に、過去の審査状況につきまして、区議会事務局長から説明をお願いいたします。
○区議会事務局長 本請願につきましては、他区の動向を注視しながら、介助員登録者を増やすための取組を調査研究していく必要があることから、継続審査となっているものでございます。
○吉岡茂委員長 それでは、質疑に入ります。何か質疑ございますでしょうか。
○長谷川たかこ委員 令和2年度の取組としては、新規事項で出していただき、有り難く思っております。詳細を知りたいのですが、いつ頃からこれを始めるのか、教えていただけますでしょうか。
○支援管理課長 まず、大学につきましては、今、当たっているところでございます。
ポスターにつきましては、ほぼ完成いたしましたので、出来上がり次第、各学校、それから大学、場所によって区民事務所等で、もし可能であればという、広範囲にポスターを掲示していければと考えております。
また、区民説明会につきましては、計画はできておりますが、今の状況ですので、コロナの状況を見ながら、区民向けの説明会を開きたいと考えております。
○長谷川たかこ委員 文教大学以降から区内4大学へというのは、具体的にどちらになりますでしょうか。全てということですね、大学、足立区内にある。
それで、協力依頼なので、これは確実、協力してくれるとは限らないということですかね。
○支援管理課長 あくまでも協力ということですが、個人的に当たっていければなというふうに考えております。
○長谷川たかこ委員 是非この当事者の皆様の思いをしっかりと4大学にお話をしていただいて、本当に強力にこの協力体制が組めるように御尽力していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○吉岡茂委員長 他に質疑よろしいでしょうか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○吉岡茂委員長 質疑なしと認めます。
次に、各会派からの意見をお願いいたします。
○長澤こうすけ委員 継続です。
○吉田こうじ委員 継続でお願いします。
○浅子けい子委員 賛成です。
○長谷川たかこ委員 採択でお願いします。
○吉岡茂委員長 それでは、これより採決をいたします。本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○吉岡茂委員長 挙手多数であります。よって継続審査と決定いたしました。