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子ども・子育て支援対策調査特別委員会⑳「子どもを産み育てやすい新たな制度を構築する請願」

子ども・子育て支援対策調査特別委員会⑳「子どもを産み育てやすい新たな制度を構築する請願」

○いいくら昭二 委員長  次に、請願の審査に移ります。
 (1)元受理番号7 子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願を単独議題といたします。
前回は継続審査であります。
あわせて、報告事項①令和3年度「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト(ASMAP)」の活動状況について報告をお願いします。

◎衛生部長 衛生部の報告資料2ページを御覧ください。
件名、令和3年度「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト(ASMAP)」の活動状況についてでございます。令和3年度上半期の活動状況について報告いたします。
1点目、妊娠届出場所及び支援区分です。
妊娠届出場所につきましては、届出と同時にスマイルママ面接を実施することで、こども商品券がその時点で配付できます。こうしたところ、以前、保健予防課や保健センターへの届出の割合は約6割でしたけれども、現在は約7割となりまして1割ほど増えております。
また、何らかの支援を必要とする方につきましては、令和2年度は63.7%でしたが、令和3年度上半期は64.5%と微増しております。
続いて3ページを御覧ください。


妊娠届出時のリスク項目ですが、最も多かった項目は、出産後のサポートなしが13.3%、BMI25以上の肥満妊婦が13.2%、シングルが13.2%となっております。
また、令和3年度上半期に割合が増加した項目は、肥満と出産後のサポートなしで、こちらは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて動きが取れなかった、あるいは家族との面会がなかなかできなかったという影響がこちらに及ぼしていると捉えております。


4ページを御覧ください。
3点目、令和3年度上半期事業実績は記載のとおりですが、特に(2)のファーストバースデーサポート、(3)の多胎児家庭移動支援というのが今年度から始めた事業になります。
(2)のファーストバースデーサポートでは、アンケートの回答状況のエのところに記載がございますが、回答率が89.3%と約9割弱の方がアンケートに答えて、ファーストバースデーサポートのこども商品券の方の配付を受けているという状況です。
今後の方針は、引き続き支援が必要な世帯に対して継続した個別支援を行い、ASMAP事業の充実を図ってまいります。

○いいくら昭二 委員長  それでは、質疑に入ります。
 何か質疑はありませんか。

◆さの智恵子 委員  私の方から何点か質問をさせていただきたいと思います。
まずこちら、妊娠届出場所及び支援区分ということで、やはり区民事務所よりは、こちらの保健予防課や保健センターの方が今後もしっかりとつながっていけるとか、顔を見られるということでは大変この面接事業というのは効果があるのかなというふうには思っておりますが、リスクが若干増えているということでございまして、特に、こちらの多かった項目の中で、出産後のサポートがないということでございまして、再三、家事支援、また育児支援もお願いをしているところでございますが、やはり出生数を増やすということでは、来年度以降、何か新しい取組とかこちらについての、サポートについてのお考えがございますでしょうか。

◎こども家庭支援課長 今、産前産後の家事支援でございますが、今年度、1か月から3か月に期間を延ばしてということと、あと、事業者を増やしているところで進めてきたところでございます。
来年度に向けて新たなというところは、今のところ考えてはいないんですが、更に充実できるように事業者とは定期的に話をしながら、できることは何なのかというのを確認しながら進めていきたいというふうに考えております。

◆さの智恵子 委員  分かりました。内容の充実と、また、周知もしっかりとしていただいて、必要な方に届くようにお願いしたいというふうに思っております。
また、ちょっと気になるのが、妊婦の方の肥満が増えているということで、なかなか外に出る機会も減っているかと思いますが、たしか今、ファミリー学級ということでこの辺の、妊娠・出産に当たっての準備期間ということで、今こういうものは開催されているのでしょうか。

◎保健予防課長 コロナ禍ではありますが、日曜日に、庁舎ホールを使えていたときは庁舎ホールだったんですけれども、ワクチン接種で会場が使えなくなったときにも、勤労福祉サービスセンター、それから、こども支援センターげんきの会場をお借りしまして、日曜ファミリー学級ということで実施をしております。

◆さの智恵子 委員  分かりました。やはり体を動かす機会が少ないということで、肥満もそうなんですが、安全、また大事な出産も控えておりますので、例えば、オンライン等でもいいかと思うんですけれども、おなかに負担を掛けないようなそういう体操等も、今後是非取り入れも検討していただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。

◎保健予防課長 今、日曜ファミリー学級に来られない方、定員が決まっておりますので、かなりの希望がある中で来られない方もいらっしゃいます。そういった方向けにも、ホームページ等でリンクを張って見ていただける動画等を掲載しておりますので、その中でも含めてお知らせはしていきたいというふうに考えております。

◆さの智恵子 委員  分かりました。続きまして、4ページのファーストバースデーサポートについてなんですが、こちら未回答の256人ということでいらっしゃいますが、この方たちは多分特定がされて、例えば周知とか御連絡とかは差し上げていらっしゃるんでしょうか。

◎保健予防課長 ファーストバースデーサポートのアンケートは、1歳のお誕生月にお送りして、1歳2か月になるまでに回答くださいということでお願いしております。
今回、9月30日現在の数字ですので、9月生まれの方はもう発送はしているところなんですけれども、回答期限が11月末までとなっておりますので、また、8月までの方も10月末が回答期限になっておりますので、そういったところで未回答の方が出ているんですが、もうほぼ回答いただいているというような状況になっております。

◆さの智恵子 委員  分かりました。本当に新しい事業でもありますし、また、1歳のお誕生日の、本当にお子様の状況も分かるようなそういう大事なものでもございますので、また、是非周知も含めた今後の取組をよろしくお願いいたします。

◆ぬかが和子 委員  私もこの報告資料の中の、今の4ページのところでお伺いしたいんですけれども、育児パッケージ、それからファーストバースデーサポート、どちらにしても、育児パッケージを活用する商品券ということで、例の前回申し上げた都の補助金等の関係で、事前にお伺いしたときに、これらについては、もともと期限付きの東京都の補助金だから、来年は大丈夫ですけれどもというお話だったと思うんです。そうしますと、補助割合もお伺いしたいし、それから来年はいいかもしれないけれども、その後はなくなっていっちゃうのかなというのは非常に心配なんですけれども、その辺の考えをお伺いしたいんですが。

◎保健予防課長 補助割合は、今現在、10分の10になっております。補助の対象期間なんですけれども、令和2年度から令和6年度までは補助がございますので、令和6年度までは現状の形で継続は可能ではあります。
今後につきましては、今現在、まだ検討しているところですが、全部残せるのかどうかというあたりも含め、今、慎重に検討しているところです。

◆ぬかが和子 委員  令和6年度までの期限付の東京都の補助が10分の10ということでいくと、今、令和3年度だから、あと3年間はあるということなんですけれども、やはり特定の時期の子どもを持つ家庭だけが支援を受けられるということではなくて、もともとこの分野を手厚くしようというのが、例の児童虐待とか児童福祉法の改定の中でそういう流れが出てきていますので、是非継続する方向で、充実発展する方向で考えていっていただきたいと要望して終わります。

◆市川おさと 委員  妊娠届出場所が保健予防課、保健センターが増えているという報告がございました。
一方で、妊娠の届出というのは、妊娠した人は必ず全部出すわけではないというふうに認識していますけれども、妊娠しても妊娠届を出さない人というのは、どのような人たちがいるんですか。

◎保健予防課長 例えばですけれども、今年度あった事例では、10代の学生の方で、出産して初めてその方が妊娠していたというのが分かったような事例もございます。

◆市川おさと 委員  そのほかに、例えば、離婚して300日ですか、その規定でもって無戸籍になっちゃうと、出生届を出さないと。そういう人は妊娠届も出していないのかなと思うんですけれども、そういった妊娠届を出さない人に対する個別の支援というのはどうなっているんでしょうか。

◎保健予防課長 届出がございませんと、その方が妊娠しているかどうかということ自体の把握が難しい状況ではございます。

◎衛生部長 以前も届出がなく、ぎりぎりで出産して、その後、子どもの世話がし切れずという方がいらっしゃいました。その頃から、例えば、妊娠しているかどうかの検査薬は、今、薬局や普通のドラッグストアで買えますので、今そういったところに相談カードを設置しまして、できる限り早めに自分自身の妊娠に気づいていただくとともに、妊娠していたことが分かったときは届け出て、私たちの支援を受けていただけるような啓発の取組を行っております。

◆市川おさと 委員  これリスクの分類が3ページに図になっているわけですけれども、今、私がやり取りしたような事例というのは、この中に表れない、更にハイリスクなのかなというふうにも思います。数は分かりませんけれども、非常にハイリスクであると思いますので、そういった数字に表れない部分に関しましても、しっかりやっていってもらいたいなというふうに思います。
それは、今言いました3ページの図ですね、令和3年度上半期の主なリスク項目、このシングルという項目があります。先ほど衛生部長のお話の中で、シングルで妊娠届を出したのが13.2%だというお話がございました。一方、人口動態調査というのを見ますと、日本では、非嫡出子の割合は国際的にも極端に低くて2.3%という形になっております。
ということは、妊娠の届出のときにはシングルだったんだけれども、生まれる前、あるいは生まれた後に婚姻届が出たと、そういう人が圧倒的多数なんだと、そういう理解でよろしいんでしょうか。

◎保健予防課長 市川委員おっしゃるとおりで、届出のときはシングルだった方も、その後、出産までには8割ぐらいの方が婚姻関係を結ばれております。そういった状況はつかんでおります。

◆市川おさと 委員  そうしますと、例えばこれはリスク項目の中にシングルという形であるんですけれども、その後、生まれたと、生まれても婚姻届が出ないと。かつ更に言ったら認知もしないと。認知されないと、非常に待遇がはっきり言って差別的な待遇になっちゃうわけです。養育費も請求できなかったり、更にお父さんの遺産がもらえなかったりとか、そういう形にもなるわけですけれども、シングルという中でも、そういった認知もされないんだと、される見込みはないんだという、更にリスクが高い、そういう人たちに対する特段の、例えば、法的な支援・制度を使うような、強制認知だとか、そういったような支援というのはどうなっているんでしょうか。

◎保健予防課長 強制的なところまでは保健予防課の方ではできてはいないところですが、本当にお一人でという方は多くいらっしゃいますので、その方々には、電話を頻繁に掛けたり様子を伺ったりということで支援の方は行っているところです。

◆市川おさと 委員  強制って担当所管が強制するんじゃなくて、強制認知というのは法手続でもって認知させるということですから、そういう制度を紹介して利用しやすくさせるという、それはしてもらわなきゃ困るんです。それは相手の父親の素性によっては、素性というか財力とか状況によっては、なかなかそれは難しいかもしれないけれども、そういう不利な条件で出産したお母さんからしたら、そういった制度があるということを、どうやって使ったらいいのかというのは分からないわけですよ、分からないことが多いのかなと思うんです。
ですから、それについて、保健予防課長の答弁では、私、納得できないので、ちゃんとそういう制度があるということを紹介して誘導していくという、寄り添って応援していく、それは是非やってもらいたいなと思うんですが、いかがですか。

◎衛生部長 この妊娠時のサポート、あるいは出産後のサポートで、一番そういったことを必要としている方は「サポートなし」と答えているような本当に困ったときに相談できる人がいないという方が、いろいろな経済面でも、あとは人間関係の部分でも、あと、子どもの健康というところでも一番の最大のリスクです。
シングルの方ですとかは特に、きちんとした恵まれたパートナーがいらっしゃれば、そういったことにならないんですが、本当に認知もしてもらえないという方は大変厳しい状況にありますので、保健師や助産師だけでは解決できないことにつきましては、できるだけいろいろなところにつないで、つないだところで支援してもらうような取組もしております。
ですので、そういった認知されていない方につきましては法的な相談もできるように、しっかりとつなげるように、改めて周知してまいります。

◆市川おさと 委員  今の衛生部長の答弁、非常に心強いものがございました。それはその人にちゃんと届くような支援、その人にちゃんと制度を知ってもらうような、そういう個別の強力な支援をしっかりとやってもらいたいなということを、これ要望します。

○いいくら昭二 委員長  ほかに。
      [「なし」と呼ぶ者あり]

○いいくら昭二 委員長  質疑なしと認めます。
 それでは、各会派の意見をお願いいたします。

◆くじらい実 委員  継続でお願いします。

◆さの智恵子 委員  継続でお願いいたします。

◆ぬかが和子 委員  前回同様、採択で。

◆土屋のりこ 委員  採択で。

◆市川おさと 委員  継続。

○いいくら昭二 委員長  これより採決をいたします。
 本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]

○いいくら昭二 委員長  挙手多数でございます。よって、継続審査と決定いたしました。


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