今回の足立区で起きた学力テストの不正問題に関しては、政府の教育再生会議などで改革論争が行われている競争原理導入による産物のように思われます。
足立区の学校選択制と成績上位校の予算傾斜配分の問題。
学校の成績評価を予算付けの評価基準にすることに根本的な間違いがあります。
決められた学区の学校ではなく、通学する公立学校を自由に選択できるようにすること自体は決して悪いことではありません。
それぞれの学校(小学校)が、本当の意味での個性的で魅力ある教育を目指していくことが、この制度の意義であり、決して学力をもとに学校の順番をつけるための制度ではありません。
確かに、学校の勉強で基礎学力をつけることは大切ですが、それと同時に一人ひとりの子供たちの個性を磨く環境も重要です。
魅力ある公立学校づくりを実現していきたい。私の公約の一つです。