今日は15時から区役所庁舎ホールで仕事納め式がありました。
今年も職員の皆様には、大変お世話になりました。
この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。
仕事始めは1月4日からとなります。
来年は2月から議会質問が入ってきます。区民の皆様にとってより暮らしやすい足立区になるよう、足立区職員の皆様と共にがんばって参りたいと思います。
一年間、本当にありがとうございました。
今日は15時から区役所庁舎ホールで仕事納め式がありました。
今年も職員の皆様には、大変お世話になりました。
この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。
仕事始めは1月4日からとなります。
来年は2月から議会質問が入ってきます。区民の皆様にとってより暮らしやすい足立区になるよう、足立区職員の皆様と共にがんばって参りたいと思います。
一年間、本当にありがとうございました。
日中はダンスや模擬店で賑わっていました。
今日は午後から中野サンプラザで行われた、勉強会に行ってきました。
「学校現場から考える子どもの貧困」というタイトルで専修大学講師の中村文夫さんの講義です。
全国的にも少子化や過疎化による自治体消滅の危機感がある中で、2013年ごろから給食費の無償化が北海道を中心に広がりを見せています。公教育の無償化として、給食費の無償化は、先行して沖縄県与野国町や兵庫県相生市など37の自治体で行われています。
家庭の所得や育った地域によって受けられる教育が違うことで子どもが不利益を被るのではなく、義務教育の無償化を具体的実践課題として位置付け、給食費のみならず就学旅行費や教材費なども含めた学校徴収金をなくし、社会が子どもを育てるという視点で考えるべきであるとの話しでした。
教育基本法は、現在、無償の範囲は授業料に限定をしています。貧困世帯を多く抱えている足立区において、教育福祉政策としての政策援助制度も検討すべき課題であるとかねてから私は考えています。今後、足立区としても財源との兼ね合いで教育福祉政策として実現可能か、今後、検討していきたいと思います。
今日は飯田橋にある東京区政会館で行われた特別区議会議員講演会に出席をしました。講師は中央大学文学部教授の山田昌弘先生です。タイトルは、少子化対策の可能性~若者への支援をめぐって~です。
「パラサイトシングル」「婚活」という言葉を生み出された山田教授は、日本が直面する少子化の問題点や諸外国との比較や有効な少子化対策として何を考えるかなどを講演されていました。少子高齢化問題について、社会保障制度の持続可能性や経済活動などに大きな影響を与えている中での、少子化傾向でなかなか語られない内容を分析されていました。
昔と違って若者の雇用や男女交際からして激変している中で、結婚まで行きつかない若者が増えている現状があります。1990年代まではすべての国民が中流家庭。ほとんどの若者の雇用が安定し収入が増大して、結婚して家庭をつくればだれでも持ち家・自家用車・子供を大学に入れて学費を払うことが可能と思えた社会でした。しかし1990年以降は、若者の経済格差が拡大し、階級社会へと移行し、安定した経済基盤を持つ若者と不安定な若者に分裂し、不安定雇用の男性と結婚しても、持ち家・自家用車・子どもを全員大学に行かせることは経済的に不安な世の中となっているようです。
山田教授の分析では、経済力やコミュニケーション力、見た目に自信がない男性の存在を前提とした施策が必要で、そのような男性と結婚してもよいという女性を増やすことや男性の経済力やコミュニケーション力、見た目を改善させる支援を行えばよいのではないかとの話でした。
確かに、コミュニケーション力はとても大事な課題です。コミュニケーション力を改善させた状態での結婚はあっても、コミュニケーション力のない男性と結婚してもよいという女性を増やすことは離婚要因を抱えたカップルを増やすことにつながると感じました。結婚生活は、コミュニケーションの連続です。それが欠けることは、パートナーに負担が重くのしかかるだけで、お互いの結婚生活の幸せには程遠い状況になってしまいます。
山田教授には、今後も女性側の意見にもしっかりと耳を傾けて頂きながら、結婚支援の課題を引き続き分析して頂きたいと思いました。