2014年8月に私は神奈川県茅ケ崎市の視察に行ってきました。
そこでは、全国に先駆けて子育て支援の一つとして、親が参加しやすい子育て練習講座※コモンセンス・ペアレンティングが行われていました。
※コモンセンス・ペアレンティングは、アメリカで開発された児童虐待防止プログラムです。
茅ヶ崎市では、一般の方々に広くこの事業を行い、効果的な取り組みとして国から評価され、平成22年には、厚生労働省から要保護児童対策模範事業表彰を受賞されています。
今の子育て環境は、核家族化が進み地縁・血縁・伝統的共同体が消失しています。人生の先輩である親や友人が必ずしも、自分のそばにいて助言をしてくれるわけではなく、そのような環境が全ての親たちに備わっているものではありません。
私が2014年10月議会で提案をさせて頂き、早速、次の年から足立区で導入されています。
コモンセンス・ペアレンティングは入門編から実践編まであり、足立区では以下のように行われています。
入門編:2時間の講座
2015年度 6回開催 各回定員20名 子ども支援センターげんきで開催
2016年度 8回開催 各回定員20名 子ども支援センターげんき4回(うち2回を土曜
日開催)、地域学習センター、生涯学習センター4回で開催
実践編:7回(各回2時間)を1セットの講座
2015年度 2回開催 各回定員15名 子ども支援センターげんきで開催
2016年度 2回開催 各回定員15名 子ども支援センターげんきで開催
子どもに伝わる表現方法のスキルを学ぶ事業を通じて、親も子供も成長しながら全ての子ども達が心豊かに育つよう、子育てスキルを行政が提供する仕組みをこれからもこの足立区から私は全力で構築して行きたいと思います。
この取り組みを進めて頂いている担当執行部の皆さま、引き続き、よろしくお願い申し上げます。