今日は超党派で結成されている「東京若手議員の会」の勉強会に参加をしました。会場は、東池袋にある豊島区役所です。
研修は2段階形式で、先ずは豊島区長と担当課長より「女性にやさしい街づくりについて」ご講演頂きました。
豊島区では人口移動率が高く年少者割合が低いという統計が出ています。
区としてこのような課題を払拭させるために、ファミリー層を増やし、転入を促進させ、子育て世代から選ばれる街にすることを目標としています。
女性にやさしい街にすることで、働きやすさ・住みやすさ・子育てのしやすさを追求し結果として、こどもや高齢者・障がいを持った人たちなど、全ての人にやさしい街づくりに転換して行くことを目指しています。
住民のニーズが掘り起こされることで施策へ反映され、それが住民にとって可視化されるものでなければ、区への愛着や共感・誇りを生み出すことは難しいと感じます。
このようなマーケティング機能を今後の足立区の中で、いかに効率よく効果的に導入していくか、今日の講義で政策論点を探ってみたいと感じました。
さらに2部では、ワークショップ形式の「家庭内インターンシップ ワーク&ライフインターン事業」についての講義を受けました。
これは大学生・大学院生を対象としたインターン制度で、インターン先は家庭。働きながら子育てをする家庭に行き、働くパパ・ママ・子ども達と絆を深めながら子育てスキルを学び、自分の将来を考えるための経験を積むことができるプログラムとなっています。また、座学プログラムとして、企業や専門家を呼んで、仕事と家庭の両立講座・妊活講座・男性の育児講座などが受講できるようになっており、大学などでは学べない、人生において大事な知識が詰まった勉強会が学べる場もあります。さらに交流プログラムでは、多種多様な家庭から休日にゆっくり話が聞けるパパママcafeというイベントが用意されており、憧れとなるロールモデルに出会える場の提供もあるそうです。
将来、社会に出た時に想像できなかった未知の世界を、学生時代にインターン制度を活用して体験することは、本当に大切なことです。仕事をしながら子育て・家庭・仕事が両立できる自信が生まれ、将来に夢や希望を持って踏み出す事ができます。
学生時代から人生観やキャリア感を学び、将来に向かってなりたい自分をイメージすることが、未来ある次のステップに繋っていくものだと感じました。