第12回マニフェスト大賞優秀政策提言賞の発表が毎日新聞に掲載されました。
この度、私が議会で提案・実現した内容、知的障害を伴わない発達障がい特性のある「生きづらさを抱えた人」に対する支援事業の構築に向けた取り組みが優秀政策提言賞を受賞しました。
以下、その内容です。
知的障がいを伴わない発達障がいは、気づきと受容の時期により、適切な時期に支援に出会えなかったり、先送りされるケースが多く見受けられます。できるだけ早い時期に支援が始まること、進路について幅広い選択肢や可能性を知ることができることなど、教育年齢や行政サービスの切れ目に関わらず、継続的に情報提供可能な家族支援の必要性が求められます。
さらに、生涯を通じて一貫性ある支援体制の構築が重要であり、このため、福祉や教育、就労支援等の分野など多岐にわたる相互連携のあり方が問われます。この問題が解決できれば、学童期における学力不振、若年者などの就労問題、引きこもり、生活保護受給世帯の増加、家庭内での虐待や暴力、2次的な精神疾患(鬱や人格障害等)、自殺など様々な諸課題の抑止につながります。
私が提案した発達障がい支援施策は、「普及・啓発」「相談支援」「発達支援」「就労支援」「家族支援」という5つの事業です。中でも、発達障がい特性がある子どもの親が同じ立場の親に対して、相談や地域情報の提供や専門機関への紹介などを通して行う当事者支援活動「ペアレントメンター」を提案し、東京23区で初めての事業化に成功しました。
現在も、幼児期はもちろん青年期・成人期における早期発見・早期支援につながる施策に力点を置きながら、全国のお手本となる発達障がい児・者、家族に対する支援施策を目指して邁進しています。
今回、応募者数2597件中、優秀政策提言賞は5件です。
最優秀政策提言賞の発表は、11月2日となります。
最優秀政策提言賞を目指しています。ご期待ください!