今日はお昼過ぎから、一般社団法人キャンサーフィットネス開催のがんサバイバーのためのヘルスアカデミーに参加をしました。
キャンサーフィットネスは、体力作りを啓発するための運動教室です。
座学として、なぜ運動は健康に必要なのかをまずは知識として知ってほしいとのことから、ヘルスケアアカデミーがスタートされたそうです。
病院では、がん治療後のセルフケアについてまでは教えてくれないため、がん患者は増えているけれども、医療では追いつかない課題が山積しています。
がんの治療が終わっても、その先の当事者たちの課題。
治療が終わった後に、がんという病、その影響、後遺症や副作用、再発の不安、死への考え方、その後の健康管理など、一人で抱えてしまう方が少なくないそうです。
がんサバイバーが体や心の健康管理を正しく知るためのスクールをやりたい、それが一般社団法人キャンサーフィットネス「ヘルスケアアカデミー」です。
毎月2回様々なテーマで、各専門の先生にお越しいただき、勉強会を開催されています。
今年は4年目とのこと。
本日のヘルスアカデミーでは、法医学者「死体は語る」の著者でも有名である上野正彦先生からは、法医学からみた死生学についてのお話がありました。
上野先生は監察医として2万体の検死・解剖を行われたそうです。
本日の講義では、ご遺体の写真が様々出てきて大変驚きましたが、「死体は語る」という点から「肉体は死んでも生きている」という言葉に含まれた貴重なお話を拝聴しました。
また、今日は江東区が夜間窓口を委託するマギーズ東京の秋山正子センター長から「安心して生活し続けることが可能な地域共生社会の構築」についてお話をお聞きすることができました。
マギーズ東京は2016年10月に開業した民間施設です。NPOが運営しています。
医療機関が設置している相談窓口は予約制で医療相談に特化しています。しかし、この施設の特徴は、時間枠を設けずに看護師や臨床心理士が就労や生活に関する悩みまでを幅広く対応する点が医療機関と違います。
がんの相談窓口が全国的に不足している中、がん患者の就労支援や生活に関する支援ができる窓口が必要です。
働きながらがん治療を行う人が増える中、自治体による支援の動きが出始めています。
江東区は、マギーズに委託をし、働くがん患者向けの夜間相談窓口を今年度からスタートしました。江東区は4月から仕事帰りに立ち寄れる相談拠点を設けるため、ゆりかもめの新豊洲駅近くにある、がん患者や家族らの交流拠点「マギーズ東京」に毎月1回、午後6時から8時までを夜間窓口を開設しました。
今年度の当初予算は約28万円。
港区では、2015年度に策定したがん対策推進アクションプランに患者への就労支援を盛り込んでいます。昨年度は医療用ウィッグや胸部補正具などのがん治療の副作用による「見た目」への影響を補正する装具購入の助成制度を創設し、初年度の申込件数93件のうち、半数が30~50代からで好評を得たそうです。
今年度も申込件数は同程度になると想定して、前年度と同額の予算300万円を計上して引き続き支援をするそうです。
また、港区では都内初の在宅緩和ケアの支援拠点を4月に開設しており、同拠点でがん患者同士の交流場所を設けたり、がんについて学べる講座を開催するなど区民にがんの理解を広める取り組みを行っています。平日は午後9時まで営業しているそうです。
日本では、一年間に約100万人が新たにがんになると推定される時代です。 都内のがん患者数は30年間で2倍に増加しています。
がんの就労支援は、国が示すがん対策の柱の一つです。
その中で、今年度に多くの区が改定を予定する「がん対策推進計画」にも盛り込まれる予定の中で足立区の取り組みを検証し、働きかけていきたいと思います。
検診や治療と並んで大変なのは、がんを患ってから「いかに生きるか」「いかに支えていくか」です。
がん患者の皆さまが「自分らしく生きることができる社会」を全力で構築していきたいと思います。
キャンサーフィットネスは、体力作りを啓発するための運動教室です。
座学として、なぜ運動は健康に必要なのかをまずは知識として知ってほしいとのことから、ヘルスケアアカデミーがスタートされたそうです。
病院では、がん治療後のセルフケアについてまでは教えてくれないため、がん患者は増えているけれども、医療では追いつかない課題が山積しています。
がんの治療が終わっても、その先の当事者たちの課題。
治療が終わった後に、がんという病、その影響、後遺症や副作用、再発の不安、死への考え方、その後の健康管理など、一人で抱えてしまう方が少なくないそうです。
がんサバイバーが体や心の健康管理を正しく知るためのスクールをやりたい、それが一般社団法人キャンサーフィットネス「ヘルスケアアカデミー」です。
毎月2回様々なテーマで、各専門の先生にお越しいただき、勉強会を開催されています。
今年は4年目とのこと。
本日のヘルスアカデミーでは、法医学者「死体は語る」の著者でも有名である上野正彦先生からは、法医学からみた死生学についてのお話がありました。
上野先生は監察医として2万体の検死・解剖を行われたそうです。
本日の講義では、ご遺体の写真が様々出てきて大変驚きましたが、「死体は語る」という点から「肉体は死んでも生きている」という言葉に含まれた貴重なお話を拝聴しました。
また、今日は江東区が夜間窓口を委託するマギーズ東京の秋山正子センター長から「安心して生活し続けることが可能な地域共生社会の構築」についてお話をお聞きすることができました。
マギーズ東京は2016年10月に開業した民間施設です。NPOが運営しています。
医療機関が設置している相談窓口は予約制で医療相談に特化しています。しかし、この施設の特徴は、時間枠を設けずに看護師や臨床心理士が就労や生活に関する悩みまでを幅広く対応する点が医療機関と違います。
がんの相談窓口が全国的に不足している中、がん患者の就労支援や生活に関する支援ができる窓口が必要です。
働きながらがん治療を行う人が増える中、自治体による支援の動きが出始めています。
江東区は、マギーズに委託をし、働くがん患者向けの夜間相談窓口を今年度からスタートしました。江東区は4月から仕事帰りに立ち寄れる相談拠点を設けるため、ゆりかもめの新豊洲駅近くにある、がん患者や家族らの交流拠点「マギーズ東京」に毎月1回、午後6時から8時までを夜間窓口を開設しました。
今年度の当初予算は約28万円。
港区では、2015年度に策定したがん対策推進アクションプランに患者への就労支援を盛り込んでいます。昨年度は医療用ウィッグや胸部補正具などのがん治療の副作用による「見た目」への影響を補正する装具購入の助成制度を創設し、初年度の申込件数93件のうち、半数が30~50代からで好評を得たそうです。
今年度も申込件数は同程度になると想定して、前年度と同額の予算300万円を計上して引き続き支援をするそうです。
また、港区では都内初の在宅緩和ケアの支援拠点を4月に開設しており、同拠点でがん患者同士の交流場所を設けたり、がんについて学べる講座を開催するなど区民にがんの理解を広める取り組みを行っています。平日は午後9時まで営業しているそうです。
日本では、一年間に約100万人が新たにがんになると推定される時代です。 都内のがん患者数は30年間で2倍に増加しています。
がんの就労支援は、国が示すがん対策の柱の一つです。
その中で、今年度に多くの区が改定を予定する「がん対策推進計画」にも盛り込まれる予定の中で足立区の取り組みを検証し、働きかけていきたいと思います。
検診や治療と並んで大変なのは、がんを患ってから「いかに生きるか」「いかに支えていくか」です。
がん患者の皆さまが「自分らしく生きることができる社会」を全力で構築していきたいと思います。
法医学者、「死体は語る」の著者
でも有名である上野正彦先生の
講義。
一般社団法人キャンサーフィット
ネスの皆さまとマギーズ東京の
秋山センター長とご一緒に記念撮影。
資料一式です。
毎月2回、ヘルスケアアカデミーが
開催されています。