民主党足立区議団で、足立区内のゴミのリサイクルセンター、清掃工場など、合計4箇所の視察に行ってきました。
1箇所目は、廃棄物の処理センターです。
こちらでは、事業系粗大(事務機器・家電・自転車等)の破砕・選別・リサイクル・再販仲介 や、OA機器の解体・分別・リサイクル・再販仲介、 産業廃棄物の保管・積替を行っている、民間の業者です。
私達は、パソコンのリサイクルの工程を見学させてもらいました。ひとつひとつのパソコンを手で解体して、部品ごと種類ごとに分別している作業でした。
以前、あるメーカーの方に最近の製品はリサイクル率を高めるために、本体や部品等の素材の工夫に加え、解体のしやすさまで考えられて作られているという 話しを聞いたことがあります。
リサイクルは、はやり生産者と消費者、処理業者を行政など、様々な人たちの協力が大切だと改めて感じました。
2箇所目は、一般廃棄物の中間処理工場、3箇所目はペットボトルのチップ化を行っている工場です。
こちらも民間の業者で、一般廃棄物の処理の他、産業廃棄物処理、ビン・カンの資源化、ペットボトルの資源化、廃プラスチックの資源化などの事業を展開し ているとのことです。
東京23区では、廃プラスチック(ペットボトル、食品トレーは除く)の処理について、区によって大きく対応が分かれています。
朝日新聞の調べでは、廃プラスチックの分別・リサイクルを行っている、または来年度から行う予定の区は、千代田区を始め、中野区、新宿区、杉並区など 10区、反対に可燃ごみとして収集し、焼却する予定の区は13区です。
私も、先日の代表質問で取り上げましたが、足立区は焼却処分する方針が決まっているとのことです。
ゴミ問題は、石油などの資源エネルギー問題、地球温暖化や大気汚染、土壌汚染などの環境問題もあわせて総合的に考え、今後もさらに勉強、調査が必要で す。
4箇所目は、足立清掃工場です。
こちらには、足立区のほかに、荒川区、文京区などから、主に一般の家庭ごみが運ばれ、焼却処分されています。
ゴミはまず900度前後で焼却され、焼却灰となります。その後、その焼却灰を1200度以上で加熱し、溶融・固化して、「スラグ」と呼ばれる砂のような 物質になります。
この行程でゴミの容量は、およそ40分の1になるそうです。これは、40リットルのゴミ袋のゴミが、牛乳パック1本分になるイメージです。
さらにスラグは、コンクリートやブロック、道路などの建設素材として利用でき、現在、その取り組みが進んでいます。
ゴミとして出されたものが、処理されることにより、一部ですが、再び資源(素材)として利用されるということは、環境負荷の低減に役立つことです。
今回、4箇所の見学を行いましたが、改めて、ゴミ問題への取り組みの必要性を強く感じました。
ゴミ対策の基本である3R(リデュース:減らす、リユース:再使用する、リサイクル:再利用する)に立ち返り、将来、子どもたちに豊かな環境を残すため にも、いまどのような対策を行うかが重要です。
今後も、ゴミの問題に関しては、調査や行政への質問・政策提言など、積極的な取り組みを続けていきたいと思います。
1箇所目は、廃棄物の処理センターです。
こちらでは、事業系粗大(事務機器・家電・自転車等)の破砕・選別・リサイクル・再販仲介 や、OA機器の解体・分別・リサイクル・再販仲介、 産業廃棄物の保管・積替を行っている、民間の業者です。
私達は、パソコンのリサイクルの工程を見学させてもらいました。ひとつひとつのパソコンを手で解体して、部品ごと種類ごとに分別している作業でした。
以前、あるメーカーの方に最近の製品はリサイクル率を高めるために、本体や部品等の素材の工夫に加え、解体のしやすさまで考えられて作られているという 話しを聞いたことがあります。
リサイクルは、はやり生産者と消費者、処理業者を行政など、様々な人たちの協力が大切だと改めて感じました。
2箇所目は、一般廃棄物の中間処理工場、3箇所目はペットボトルのチップ化を行っている工場です。
こちらも民間の業者で、一般廃棄物の処理の他、産業廃棄物処理、ビン・カンの資源化、ペットボトルの資源化、廃プラスチックの資源化などの事業を展開し ているとのことです。
東京23区では、廃プラスチック(ペットボトル、食品トレーは除く)の処理について、区によって大きく対応が分かれています。
朝日新聞の調べでは、廃プラスチックの分別・リサイクルを行っている、または来年度から行う予定の区は、千代田区を始め、中野区、新宿区、杉並区など 10区、反対に可燃ごみとして収集し、焼却する予定の区は13区です。
私も、先日の代表質問で取り上げましたが、足立区は焼却処分する方針が決まっているとのことです。
ゴミ問題は、石油などの資源エネルギー問題、地球温暖化や大気汚染、土壌汚染などの環境問題もあわせて総合的に考え、今後もさらに勉強、調査が必要で す。
4箇所目は、足立清掃工場です。
こちらには、足立区のほかに、荒川区、文京区などから、主に一般の家庭ごみが運ばれ、焼却処分されています。
ゴミはまず900度前後で焼却され、焼却灰となります。その後、その焼却灰を1200度以上で加熱し、溶融・固化して、「スラグ」と呼ばれる砂のような 物質になります。
この行程でゴミの容量は、およそ40分の1になるそうです。これは、40リットルのゴミ袋のゴミが、牛乳パック1本分になるイメージです。
さらにスラグは、コンクリートやブロック、道路などの建設素材として利用でき、現在、その取り組みが進んでいます。
ゴミとして出されたものが、処理されることにより、一部ですが、再び資源(素材)として利用されるということは、環境負荷の低減に役立つことです。
今回、4箇所の見学を行いましたが、改めて、ゴミ問題への取り組みの必要性を強く感じました。
ゴミ対策の基本である3R(リデュース:減らす、リユース:再使用する、リサイクル:再利用する)に立ち返り、将来、子どもたちに豊かな環境を残すため にも、いまどのような対策を行うかが重要です。
今後も、ゴミの問題に関しては、調査や行政への質問・政策提言など、積極的な取り組みを続けていきたいと思います。