活動報告

神明美化グループ

　今日は、神明美化グループの皆さんとお会いしました。
　このグループは地域の自然環境を守るために、神明地域の方々40名程で結成をされている地元グループです。
　垳川や花畑川の浄化活動やまちの美化運動、地域の環境保全に貢献をされています。


　朝8時、神明美化グループをまとめている方のご自宅に集合し、1時間30分ほどの地域の清掃活動をしてきました。
　神明の町並みはとてもきれいでした。花壇が所々あり、グループの方による手書きの看板がきれいに貼られていました。

　花壇が設置される以前は、路上には放置自転車が多く、山積みの状態だったそうです。
　平成11年に地域の方々の熱心な働きかけと東京都と足立区との行政間の話し合いにより、駐輪場ができ、花壇が設置され、今の状況になったそうです。
　神明上町会の協力と、地元の方の水やり、美化運動に参加をされている皆さんの熱心な活動により（各週、清掃活動が行われています）、地域の美化推進運動 が今も展開されています。

　「自分達の地域の環境は、自分たちで守る」という精神は、とても大切なことだと思います。
　各自治会でも清掃活動を含めた活動が行われていますが、神明美化グループのような組織が全区的に行われれば、街中は瞬く間に美しく変わるのではないで しょうか。
　六町三丁目の地元の皆さんの防犯意識の高さと活動には感心しておりますが、ここ神明地区の神明美化グループについても同様、素晴らしいなと感じました。


　皆さんから、垳川や花畑川の浄化活動についても話しも伺いました。
　昭和30年頃は、垳川や花畑川でお米が研げるほど、水が澄んできれいだったそうです。
　地元育ちのご主人も、幼いころは垳川や花畑川で泳いでいた懐かしい思い出があるようです。
　区としては、河川浄化のハード対策として、水質浄化施設の整備、良質な河川水の導入による水の流れの復活などを進めています。また、川面に近づける施設 の整備等も行っていますが、今後とも、河川管理者と協議しながら対策を進めていく必要があります。

　地元の方にとっては、毎日目にする川にヘドロがたまり、藻で一面覆われ、ペットボトルが浮上しているような汚い川が目の前に広がっていれば、早く浄化し てほしいと思うのも無理がありません。

　私も、一日も早く、地域の方々が気持ちよく過ごせるような、子どもが自然環境に触れられる素敵な川辺を創っていきたいと思います。
　まずは、川の浄化をしていかなくてはなりませんが、これには東京都・埼玉県・八潮市・国土交通省などの協議が必要です。
　時間がかかるかと思いますが、私も皆さんと一緒に、垳川や花畑川の浄化活動に今後も検討をし、行政に働きかけていきたいと思います。


　今日は、清掃活動の後は、神明美化グループの方のご自宅でいろいろとお話しを聞かせていただきました。皆さんから頂いたご意見をもとに、これから始まる 議会での政策作りに役立てていきたいと思います。

　今後も、足立区議会議員として、足立区を自分の足で歩いて、「皆さんの生の声を沢山聞く」ことを続けていきたいと思います。
　皆さんも、気軽にご連絡をください。
　ご連絡を頂ければ、皆さんの地域までお伺いします。

　これからも、皆さんのお声を直接聞き、皆さんと一緒に「足立区が一番住みやすい」、「素敵な街、足立区」と言えるような、皆さんが「誇れる足立区」にし ていきたいと思います。

　今日は、神明美化グループの皆さんから貴重なお話しを頂き、清掃活動にも参加をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
　休憩時間にいただいたお漬物やトマトが、新鮮でとってもおいしかったです！

区民の皆さんに美化促進を促す手作りの看板です！

現在は自転車置き場が整備されています。

山積みだった放置自転車の現場も、きれいな花壇に変わっています。

清掃が終了してのひとコマ。

垳川の様子：水草や藻が張ってしまっていて川の流れがほとんどありません。水深は150センチほどだそうです。

六町三丁目町会 納涼盆踊り大会

　いよいよ盆踊りシーズンに突入です。
　昨日は、地元の自治会の盆踊りに行ってきましたが、今日は、六町三丁目町会の納涼盆踊り大会に招待をしていただきましたので、参加をしてきました。

　六町三丁目町会は、青色防犯灯を導入され、毎月第3金曜日に地元の方々のパトロールをされています。私も5月16日に参加をしてきました。
　小松会長をはじめ、地域の方々の防犯意識が高く、今年に入ってからの刑法犯が0件だそうです。

　この六町三丁目町会の小松会長は、地元をとても大事にされ、行動力もあるとてもパワフルな方です。私も小松会長に学ぶべきことがたくさんあります。


　16時から始まったショータイムをしばし鑑賞し、19時から太鼓が叩かれ、地元の方々が集まり、盆踊りが始まりました。私も、皆さんの踊りを見ながら、 沢山の方々と楽しくお話し等をさせていただきました。ありがとうございます。

　人とのつながりは本当に大切なものですね。
　このつながりを今後も大切にしていき、足立区を沢山歩いて、一人ひとりの皆様の生のお声を、これからも一つでも多く聞いていきたいと思います。

　六町三丁目の皆さん、暑い中、本当におつかれさまでした。

会場には、りっぱなやぐらが設置されていました。

綾瀬2丁目普賢寺自治会・納涼盆踊り

　今日は、地元、綾瀬2丁目普賢寺自治会の納涼盆踊りに娘達と行ってきました。

　北野神社の境内には、りっぱなやぐらが完成していました。
　地元の盆踊りは、たいへん活気があり、自治会の役員の方々を始め、準備や運営などに携わる皆様の熱心な活動には頭が下がる思いです。
　私も、町会の一員として、このコミュニティーを大事にしていきたいと思います。

　自治会の納涼盆踊りや清掃活動などに参加することによって、地域の大切さを、子どもたちに実際に肌で感じてもらいたいと思います。
　次の世代を担う子供たちの学びの場でもありますね。

暑い中でしたが、たくさんの人が参加し、大変な盛り上がりでした。

足立の花火大会

　足立の花火大会が、今年も夜空を彩りました。
　子供達と一緒に見に行きましたが、花火のきれいさと、迫力にあっという間に時間が過ぎてしまいました。
　今年は、昨年よりも3000発多い15000発上がり、見物人の方々の事故もなく、大盛況の下、無事終了しました。

　3月に開通した、日暮里・舎人ライナーの車窓から、今回足立の花火大会を見学しようという試みも行われました。
　「扇大橋駅」と「足立小台駅」間の橋の上で列車を数分間停車させ、日暮里・舎人ライナーの車窓から足立の花火大会を鑑賞するという企画もあったようで す。
　また、足立の名物が、一つできましたね。

　全国的には、隅田川の花火大会をはじめ、大きな花火大会が、夏休みの間に各地で開かれます。
　足立の花火大会は、決して大きなものではないかも知れませんが、地域の皆さんに愛される花火大会として、今後も続いていってもらいたいと思います。

　来年以降も、子供達と一緒に足立の花火大会に行きたいと思います。
　子どもたちにとっても、夏休みのよい思い出の１ページになったようです。

夜空を彩る花火です。

写真では、なかなか実際の音と光の迫力は伝わらないかも知れません。

足立区北倫理法人会 設立記念式典

　今日は、午後から保木間にあるフラールガーデン東京で、足立区北倫理法人会　設立記念式典がありました。
　会場には、都議会議員、区議会議員を始め、倫理法人会の会員の方など、100名以上の方が集まりました。

　足立区の（準）倫理法人会には、私は選挙の前から、早朝のセミナーなどに参加させていただいております。
　早朝のセミナーには、いろいろな企業の社長さんなどが、ご自身の経験などをふまえながら、会社の経営だけでなく、豊かな生き方などについても、大変勉強になるお話しをしてくださいます。

　この度、会員数が１００社に達し、正式に足立区北倫理法人会の設立となりました。
　遠藤会長をはじめ、関係者の皆様のご努力に敬意を表するとともに、今後の足立区北倫理法人会のますますのご発展を心よりお祈りいたします。

　また、今後もセミナーなどを通じて、私もいろいろな勉強をさせていただきたいと思います。

政治活動にかかわる寄付について

　「政治」と「お金」の問題は、昔からあります。
　私は議員を志したときから、なるべく「お金のかからない政治」というものを意識して、活動を行っています。

　しかし、政治活動をする上で、例えば、資料をそろえたり、視察に行ったり、勉強会に出席したり、また、有権者の皆さんに政治活動を報告するビラなどを作成したりするのにも、お金がかかることも事実です。

　そこで、このホームページでも寄付の募集をさせていただいています。
　もちろん、いただいた寄付はルールにのっとり、厳正に会計処理を行います。

　実際に、何件かの寄付をいただいています。
　私の政治姿勢をご理解いただき、ご賛同いただいていることは、大変ありがたいと思っております。

　寄付をしていただいた方のなかには銀行振り込み時のお名前だけで、連絡先などが分からない方もみえます。
　本来なら、直接、お礼を申し上げたいのですが、連絡先などが分からない方には、この場をお借りして、お礼を述べさせていただきたいと思います。
　本当に、ありがとうございます。

　皆様から頂いた寄付を１円でも無駄にしないよう、また寄付を頂いた方々、応援をしていただいている方々の期待に応えられるよう、これからも一生懸命がんばっていきます！

大分の教員採用汚職事件

　また、残念な事件が起きました。大分の教員採用に関わる汚職事件です。
　すでに、連日のようにニュースなどで取り上げられ、事件の根深さ、広がりなども徐々に明らかになってきています。

　かつては、教師は「聖職者」といわれることもありました。
　子供達にとっては、勉強だけでなく、社会に出る準備、社会性を学ぶ場である学校において、教師はまさに「先生」であり、子供達に与える影響力は、とても大きなものがあります。

　不正を行ったのは、ごく一部の人たちであり、その他多くの教師は、日々大変な苦労をされ、一生懸命仕事をされていると思いますが、個人の資質はもちろんのこと、組織としてそのような不正が起こせないシステムつくり、体制つくりが必要なことも事実です。


　足立区でも、昨年、学力テストをめぐる教育現場の不祥事が発覚しました。
　今回の大分の事件も、他人事ではなく、未来を担う大切な子供達を育てていく場として、教育現場並びに教育のあり方について、改めて考える機会にしたいと思います。

子どもの食事を考える

　今日は、午後から、梅田地域学習センター（エル・ソフィア）で行われた、子どもの食事について考える講演会に参加をしました。
　講師は、学校給食と子どもの健康を考える会 代表の幕内秀夫さんです。

　幕内さんは、「粗食のすすめ」などの著者であり、管理栄養士の立場からコメンテーターとして活動されています。
　講演では、日本のお米を中心とした日本の伝統的な食事が減少し、パンや油を多く用いた欧米的な食事スタイルに変化していることについて、独自の議論を展開されていました。


　最近、「食育」という言葉がよく使われます。
　食を通して、文化や伝統、ものの大切さ、健康、マナーなどを考え、身に付けていくことは、いわば当たり前のことです。
　このような言葉が多用されること自体、違和感があると同時に、それが行われない環境に変化して行っていることの表れかも知れません。


　私の考えでは、あまり「食育」という言葉に振り回されることなく、子たちとの食事を通じで、楽しく、時には厳しく、いろいろな知識や経験を身につけられるようにすることが大切だと思います。

　栄養ばかりを重視するだけの食事、マナーを身につけるだけの食事・・・そんな食事では楽しくありません。
　やはり食事の基本は「楽しく、お腹も心も満たすこと！」だと思いませんか？

「ワンチャリ・ツーロック」関連イベント

　今日は、午後から、北千住にあります東京芸術センターで、ワンチャリ・ツーロック作戦の関連イベントが開かれました。

　最初に、紙谷危機管理室長によるこれまでのワンチャリ・ツーロック作戦の取り組みなどの説明があった後、足立区出身の音楽グループであります「アツキ ヨ」によるライブも行われました。

　会場には400名を超える人が集まりました。
　ワンチャリ・ツーロック作戦のイベントには何度も参加していますが、室内でのイベントは初めてです。
（できれば、ワンチャリ・ツーロック作戦の性格上、街に出て、一人でも多くの人に声をかけるようなイベントの方が、より効果的のような気がします が・・・・。）


　このワンチャリ・ツーロック作戦の成否は、一人でも多くの区民の皆さんに知っていただき、実効してもらうことにかかっていると思います。

　次回、ワンチャリ・ツーロックのイベントを開催するときは、閉じられた空間で限られた人を対象にするのではなく、もっと広く、一人でも多くの区民の皆さ んに呼びかけるような方法を考える必要があります。

紙谷危機管理室長によるプレゼンテーションの様子です。

アツキヨによるライブの様子です。

世田谷区のユニバーサルデザイン推進条例

7月9日（水）

　先日、世田谷区のユニバーサルデザインについての取り組みの視察を行ったことは、このホームページでもご紹介しました。

　視察に行く前に、私なりに「ユニバーサルデザイン」や、世田谷区の取り組みについて勉強して、いくつかの質問を準備しました。
　当日、時間の都合で、全てお聞きすることが出来ませんでしたので、後日、改めて世田谷区の担当者の方からご回答をいただきました。
　お忙しい中、世田谷区の職員の皆様には、大変感謝いたします。


　世田谷区は、従来の「福祉のいえ・まち推進条例」とそれを廃止して新たに施行した「ユニバーサルデザイン推進条例」及び「高齢者、障害者等が安全で安心して利用しやすい建築物に関する条例（バリアフリー建築条例）」を制定しています。

　私が、まず気になったのは、同じような目的のための条例が２つに分かれていることについてです。

　例えば、国においては、従来の「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律（ハートビル法）」と「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律（交通バリアフリー法）」の統合・発展させた形の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律（バリアフリー新法）」が施行されています。

　ひとつのことを行うのに、関連する法律や条例がいくつもあると、その運用や手続きなどが煩雑になる可能性もあります。
　区民の皆さんのさまざまな手続きにも言えることですが、なるべく「ワンストップ」の発想で、わかりやすい条例や手続き体系をとることが大切です。


　この点に関して、世田谷区からは、次のような回答を頂いています。
　頂いたご回答は、とても丁寧で長いものですが、要点をまとめると以下のようになります。

○ハードの部分を整備する「バリアフリー」を取り込み、さらにソフトの部分も
　取り入れた整備が「ユニバーサルデザイン」であると考える。

○ユニバーサルデザイン推進条例は、ユニバーサルデザインの理念を全庁的に
　推進することを目的にしており、バリアフリー建築条例は建築基準法関係
　規定として、特定分野について義務部分を規定しているので、一つにまとめ
　ることはできない。

　つまり２つの条例は、互いにすみわけが出来ていて、統合することは出来ない。とのことです。
　「バリやフリー」や「ユニバーサルデザイン」の考え方は、私とは少し違っていると感じますが、世田谷区の実際の取り組みを見てみると、条例を活用し、区全体で、ユニバーサルデザインを意識した取り組みを行っていることが分かります。



　他にも、具体的な条例の中身について、いくつか細かい質問し、回答をいただきました。
　条例内で規定している「ユニバーサルデザイン環境整備審議会」や「ユニバーサルデザイン環境整備推進地区」などは、実際に設置や指定がされ、取り組みが進んでいます。
　しかし、「推進計画」や「ユニバーサルデザインアドバイザー」などは、具体的な内容が決まっておらず、まだ課題もあるようです。


　いろいろ課題なども見えた視察でしたが、先進的な取り組みとして、議論だけでなく、まず動き出す、とにかく行動に移す。という点では、世田谷区は大変にすばらしいと思います。

　今後、足立区でも「ユニバーサルデザインと取り入れた街づくり」を進めて行きたいと思いますが、議論だけでなく、「100％完全なものでなくてもいいので、目的に向かって、とにかく１歩踏み出し、あとは運用をしながら修正を加えていく」という発想も改革には大切ということを改めて感じました。

日本色彩学会 色覚研究会

今日は、日本色彩学会 色覚研究会の講演会に行ってきました。

　講演会では、東京大学でカラーユニバーサルデザイン（CUD）に関する研究も行っている伊藤啓先生、国立身体障害者リハビリ―テーション病院で、「脳と色覚」について研究を行っている仲泊聡先生、横浜国立大学で「高齢者の色覚」について研究を行っている岡嶋克典先生による講演がありました。


　伊藤先生は、私がCUDの政策を進めるにあたって、いろいろアドバイスなどを頂いていますNPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構の中心メンバーでもあり、主に遺伝による先天性の色覚障害の話しを中心に、その対策や実際の取り組みなどの話しでした。

　仲泊先生は、病気や事故などで脳を損傷したときにおこる「大脳性色覚異常」についてのお話しで、脳のどの部分が色覚と関係あるかなど、ご自身が海外で行った研究を中心にした内容でした。

　岡嶋先生は、年齢による水晶体の変化に伴う色覚の変化について研究され、超高齢社会を迎えるにあたり「高齢者に優しい色彩環境」の実現のために、さまざまな実験やシミュレーションの確立などのお話しでした。


　講演後の質疑応答でも、活発な議論が交わされ、このテーマに対しての関心の高さと問題意識の高さを感じることができました。

　いずれも専門家による先進的な研究のお話でしたので、難しい点もありましたが、先天性の色覚障害だけでなく、脳の障害や白内障・緑内障など後天的な影響による色覚異常、また、誰にでも起こる加齢による色覚の変化など、大変勉強になりました。


　私は、足立区を「みんなに優しい街」にしたいと考えています。
　今日の話しも、今後の政策に反映させ、本当の意味でだれにでも優しい街づくり「ユニバーサルなまちづくり」にしていけるよう、さらに勉強していきたいと思います。

工学院大学の市原恭代先生による冒頭の挨拶です。

伊藤啓先生による講演の様子。

仲泊聡先生による講演の様子。