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小学校教科書のバリアフリー化のための懇談会

今日は東京大学本郷キャンパスで、東京大学教育学部・バリアフリー教育開発センター等の主催で小学校教科書のバリアフリー化のための懇談会がありました。

昨日今日と2日間に渡り実際に教科書を制作している出版会社の方々や、現場で指導に当たっている教師の方々、バリアフリー問題に関心の深い研究者の皆様方の討論会が行われました。
今回、教科書会社が次回の小学校検定教科書の制作作業に向けて本格化をする前に、授業において教科書がどのように使用されているのか、教科書に掲載されている色遣いや色名の表記にどのように配慮をすれば児童生徒にとって分かりやすくなるのか、実際の現場で指導にあたっている先生方の声を直接教科書会社の皆さんに届くようにとこの懇談会が設けられたそうです。

私は2日目に参加をしましたが、2日目も教科書会社の皆様が多く出席さており、教師側は国立大附属小学校の先生方のご出席でした。

色の感じ方は一般の色覚者と色弱者では色の感じ方が大きく違うため、色の名前を用いたコミュニケーションが想定できる授業では、十分な配慮が必要となってきます。

例えば、我々の時代にも夏の季節に、ヘチマの観察が小学生のころにあったかと思います。若々しい緑のヘチマと種がつき始める茶色のヘチマは色弱者にとっては同じ色に見えているため、どちらが若いものでどちらが古いヘチマかを見分けることができないそうです。

形や大きさはどの児童でも違いを認識できますが、色の場合には茶色と緑色の区別がつかない、新芽を黄色と誤認したり、実物をいくら観察してもそれが何色なのかを認識できず色名がわからないという困難があるそうです。 色を使って、先生から「何色ですか?」と尋ねられると、児童が戸惑ってしまうという状況もあります。

教科書会社としては色の名前を教科書に記載してしまうと児童本人に調べさせるという意図に反することになると考えているそうです。
しかし、教科書に掲載する写真やイラストについては、キーとなる部分に色名を記載しておかないと、児童が自習出来ず、授業でも間違えて同級生から指摘される可能性があることなどの話が色弱者の方からありました。

実際の現場で直接目で見て観察をしても色名がわからない児童向けの調べ学習として、あらかじめ図鑑で色名を調べることができるツールを用意しておくことも重要だと思います。

今後、小学校の教科書の色遣いについてどのように配慮すべきか(特に理科の教科の配慮が重要と感じましたが)、さまざまな課題を聞くことができ、大変勉強になりました。

情報の発信として誰に対してもやさしく、読み手に負担をかけさせない配慮を今後、積極的に手掛けて頂きたいと思います。

この2日間8時間の討論会、東大関係者の皆様、NPOカラーユニバーサルデザイン機構の皆様、大変お疲れ様でした。
本日は傍聴をさせて頂き、ありがとうございました。
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東京大学 本郷キャンパス 赤門総合研究棟で懇談会がありました。



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