今日は区民の方主催で行われたコモンセンスペアレンティングの一日講座に参加をしてきました。
区主導のコモンセンスペアレンティングは4月に実施予定ですが、先駆けて入門編が今月開講されます。コモンセンスペアレンティングは、昨年の9月第3回区議会定例会で私が政策提案をしている内容です。
区民の方から、区の方は申し込みが殺到し受講できなかったとのことで、独自に大阪の講師をお呼びして今回開催されたそうです。今回、ご案内を頂き、参加をしてきました。お声をかけて頂き、ありがとうございます。
一日講座というからには10時~18時までの8時間コースでした。私は午後から予定があり、途中で退席しましたが。
コモンセンスペアレンティングはアメリカ ネブラスカ州の子どもを専門とするNPO Boys Town(ファミリーホームの集合体・1917年にフラナガン神父によって創設された全米最大の児童福祉団体)が開発した子どもの養育技術の事です。コモンセンスペアレンティングが目指すところは、子どもに対する言葉がけ、躾の方法を具体的に学ぶことにより、大人も子供も一緒に成長し、良好な関わり方を身に付けることができる実践方法です。
内容は、基本となる子どもの発達の目安を学び、社会スキルを学びます。ビデオを見ながら2人一組でトークをしたり、グループカンファレンスをしたりと中身の濃い講座です。良い所を見つけて効果的な褒め方をしたり、問題行動を正す教育方法や子どもが落ち着くために使うキットを用意して活用する方法など、子育てをしている方ならだれでも共感できる内容です。
私は以前、神奈川県茅ケ崎市の取り組みを視察してきましたが、前回は限られた時間での内容でしたが、今回は実践を経験することができ大変勉強になりました。
コモンセンスペアレンティングは、子育て真っ最中の親御さんやこれから子どもを出産されるご夫妻、お父さんお母さんのどちらかではなく、夫婦二人で共に学んでいただき、実践をしてもらいたい大切な内容でもあります。子育て真っ最中のかく言う私も(子ども達は中学生と高校生!)子育ては本当に大変!!だと痛感するところです。早くにこの表現方法に出会っていれば、子育てがもう少し楽になっていたかもしれません。
核家族化で、地縁・血縁が消失しているこの社会で、子育ての不安やストレスを抱えている親御さんたちはたくさんいます。この講座を通じて、少しでも親子の間に笑顔が生まれ、家族のきずなが深まる、そのような一助になればと思います。