今日は台東区の施設で全国労供事業労働組合連合会 意見交換会が行われました。
4月には、組合の方々と一緒に国会の陳情に同行をさせて頂いております。
本日は、日ごろからお世話になっている組合員の皆さまと課題を共有し清掃車両等のお仕事をされている皆さまのご意見をお聞きしました。
今年の夏は特に灼熱の暑さでした。
その暑さが災害レベルだった為、清掃現場では救急搬送される事例が多発したそうです。
極めて危険な環境で就労が日々、繰り返されていたという実態があります。
例えば、午前10時から14時の最も危険な時間帯にいったん作業を開始すると60分にも90分にも及ぶ灼熱地獄の中での収集が続けられる環境があるそうです。また、1回の収集で3時間から3時間30分位、ほぼ車に乗らず走りっぱなしの労働環境とのご報告もありました。
午前中の炎天下の作業を終えてお昼の休息をとるにしても、収集車両のスペースと運転手や作業員が十分に体を休める施設が不足しており、休憩する場所や昼食をとる場所もないそうです。
路上の端に車を停め、東京都の条例を守りエンジンを停止した状態の車両の温度が50度を超える状況で待機をすることもあるそうです。
このような劣悪な労働環境をいち早く改善をしていかなくてはなりません。
働く就労者の安全管理を清掃事業者に携わる組織や私たち議員で、対策を考えていかなくてはならない喫緊の課題です。
今後、足立区だけでなく、他区も含めた我々議員たちの力で、区が委託契約をしている業者との契約内容を見直し、早急に改善を求めていきたいと思います。
出産間近ということもあり、3日前には20分おきに陣痛が来ていたので出産かもと思いましたが、陣痛が微弱になったため、本日は何とか自宅からタクシーで現地に向かい、意見交換会に参加をすることができました。
今後、外出ができなくなってしまうため、自宅対応となります。
本日お聞きした内容を調査しながら、出産後にしっかりとその取り組みを進めていきたいと思います。