今日で会合は2回目となりました。
議員任期中に出産した経験のある議員・元議員のネットワークとして活動を展開しています。
今日は国会要請活動として、超党派の国会議員にお会いし「政治分野における男女共同参画推進法案」の設立と女性議員を増やすための具体的対応を求めて要望書を提出してきました。
(今日は、たくさんのマスコミの取材がある中での活動となりました。)
とりわけ、女性議員を増やす議論には、議員が任期中に出産することも想定し、生じる問題について論点を整理する必要があると考えます。現在、我々は、この活動の中でその実態把握と課題の整理をしているところです。
以下、本日、超党派の国会議員の皆様に提出した要望書の中身です。
・「政治分野における男女共同参画推進法案」を今国会で成立させること
・各政党が女性議員を増やすための具体的な措置を講じること
・議会における男女均等を実現するために実効性のある制度整備や必要な法改正等について検討を行うこと
・議員が任期中に出産する場合の課題について、実態を把握し、必要な支援策を講じること
朝の9時から活動が開始されていましたが、私は11時から参加をしました。
本日は18時過ぎの懇親会までずっと国会を歩き、私も当事者の一人としてお訴えをしました。
本日、今行っている活動名が「出産議員ネットワーク」に決定しました。
また、ハラスメントの相談窓口を女性弁護士や医師とのネットワークを確立して開設することや4月に院内集会を行い、周知・啓発活動を行うこと。 Facebook、ブログの開設、出産・子育てママや若い女性を対象とした情報ツールへの情報提供など、ネットワークの拡大に向けた話し合いが持たれました。
国会議員との面談や仲間との懇話会では、皆がそれぞれ受けたマタハラの内容や制度の改善について、お話しをさせて頂きました。
マタハラについては、超党派の女性国会議員からは驚きの声がありました。
懇話会の中で、ストップマタハラキャンペーンの話もでました。
感じたことは、みんな異口同音に、
「マタハラをしている加害者は加害意識が全くない」
「一方的に出産議員がひどい被害に遭い、精神的にも肉体的にも追い詰められ、切迫早産や身体に何かしらのダメージを受けた」ということです。
地方議員には法律に基づく「産休」や「育休」の制度がなく、議会ごとに対応が異なる状況です。そのような中で、出産議員を取り巻く環境は、よいものとは言えません。
結婚をし、子どもを育てているはずの男性議員、しかも仲間内からの辛辣な嫌がらせ、言葉の暴力により、出産後の身体に及ぼすダメージは計り知れませんでした。勇気をもって声をあげ訴えても、さらなる2次被害に遭い、被害を受けたこちら側が、まるで加害者のように扱われました。
しかし、私たち「出産議員ネットワーク」は絶対に屈しません。
この問題は議員個人の問題ではなく、多くの女性達が抱えている問題だからです。
今、自分がいるこの場を改善していなくては、世の中は変わりません。私たちの運動が議会にとどまらず社会をリードすることで、子供たちが大人となり、将来同じことが繰り返されないように、私たちはここで全体の底上げとなる改善を目指して参ります。
「制度の改善」と「周囲の意識啓発」を心ある仲間たちと一緒に、声をあげ強力に訴えていきます。
民進党国会議員との会合。
自由党 森ゆうこ参議院議員との会合。
公明党 古屋範子 衆議院議員との会合。
自民党 宮川典子 衆議院議員との会合。
立憲民主党 大河原雅子 衆議院議員、 西村智奈美 衆議院議員との会合。
衆議院第1議員会館で懇話会。
超党派の議員の仲間で懇親会。