:国や東京都が少子化対策の一環として推し進めている「ネウボラ事業」「産後ケア」「寄り添い支援事業」について、先進自治体を模倣しその取組みを早急に行うよう、お母さんたちのグループ「あったか足立区Neoの会」より請願書を提出し、何度も特別委員会において議論を重ね、また議会質問でも幾度となく政策提案をしてきました。
ようやく、この度、デイサービス型産後ケアが実現します。
しかし、私たちが求めているのは、国や東京都の補助金を活用した、フィンランドのネウボラ制度を模倣した支援事業や国の補助事業「宿泊型の産後ケア」です。
今後もさらに結婚から妊娠・出産・子育て期に至るまでの切れ目のない支援の強化をこの足立区から図っていきたいと思います。
*****以下、その詳細です。*****
デイサービス型産後ケアについて <所管;保健予防課>
(1)事業概要
産婦が心身を休められる休養の場を提供し、身体的・心理的ストレスを軽減できるようデイサービス型産後ケア事業を令和2年度から実施する。
(2)対象者
足立区に住民登録がある産後4か月未満の母子のうち、産後において家族等から十分な家事、育児等の援助が受けられず、産後における心身の不調、育児に対する不安がある方。
(3)実施箇所数及び実施形態
1箇所、業務委託
(4)実施予定数
年間138組(週1回、1回3組程度)
(5)予算額
5,208千円
(6)利用者負担額
500円
(7)実施内容
母の休息、育児相談、母乳ケア相談、リラクゼーション
(8)今後の方針等
育児の手技や乳房ケア等の身体接触を伴う指導もあるため、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、現時点では早くとも9月開始予定とする。