足立区役所で開かれた「第12回 足立区心の健康フェスティバル heart to heart 〜心の輪を広げよう〜」に行ってきました。
会場には近藤区長をはじめ、後援団体、協賛団体、ボランティアの方々など多くの方が集まりました。
フェスティバルでは、精神科医でもある東京未来大学教授 春日武彦先生が「心を病むことと幸福」と題した特別講演をされました。講演の中で春日先生がおっしゃられていた『心を病むことは「もどかしさ」との闘い』というフレーズが、心に残りました。
心の病は、一見すると外見からでは分からないことが多いため、周りの理解を得るのに大変な苦労をすることがあります。さらに、心の病のあり方も人それぞれなため、なかなか当事者の気持ちを理解することは難しいのかも知れません。
また、今は心身ともに健康と思っている方も、例えば災害や、事故、周りの人の心ない言動によって、心の病にかかることもあります。心の病は,一部の人だけがなる特殊な病気ではないと思います。
一番大切なことは、周りの人たちが心の病を理解する、もしくは理解しようとする気持ちで、思いやりを持って接していくことだと思います。
心の健康と心の病気や障害を持つ方々の社会参加増進に向けて、私も区議会議員として何ができるかを改めて考える、とてもいい機会になりました。
セレモニーの始めには、区立第十一中学校の吹奏楽部によるオープニングライブがありました。
中学生が一生懸命に演奏する姿を見て、心に希望と力が湧いた方、励まされた方もいたのではないでしょうか。
区役所1階では、模擬店、展示、販売、ゲームコーナーが出展され、我が家の子供たちは喜んで、ゲームに参加をしていました。