今日は、朝から地域のスポーツフェア、あだち国際まつりに参加し、最後は、東京芸術センター21階「天空劇場」で開催された、東京芸術大学音楽部主催(足立区教育委員会 共催)の「秋のレクチャーコンサート」に参加をしてきました。
レクチャーコンサートは、子どもから大人まで、考えながら楽しむことのできるコンサートをコンセプトに開かれ、足立区在住・在勤・在学生であれば、誰でも参加できます。(入場料 は無料です。)
第1部は、和のおと・和らぐ音として、お琴と胡弓のハーモニーがありました。
「さくら変奏曲」「荒城の月」などの演奏を通じて邦楽の魅力を感じました。
第2部では、「トーンチャイム」というハンドベルのような音を奏でる楽器で、「七つの子」などの演奏がありました。
交代で、子どもたちにもトーンチャイムを持たせてもらい、演奏もあり、娘も実際にトーンチャイムを持たせてもらい、一緒に演奏をさせて頂きました。
第3部では、芸術の素晴らしさを大満喫(特に私が・・・)させていただきました。
ピアノの石川さん(静岡大助教)、フルートの上野さん(日本音楽コンクール第1位)、テノールの布施さん(日本歌曲コンクール第1位)という日本を代表する実力をお持ちの方々の素晴らしい演奏で、オーソレミーオや私の大好きなショパンの華麗なる大円舞曲作品18などが演奏されて、大満足。
「素晴らしい」の一言につきます。
最後は、みんなで「ふるさと」を歌って終了しました。
15時から17時までの2時間(子どもにとっては長かったかもしれませんが・・・)、素晴らしい演奏を聴くことができ、子どもたちの心にも届いていると思います。
このように、素晴らしい芸術を肌で感じることができる機会を、今後も作っていってもらいたいと思います。
芸大生による音楽活動は、足立区内の各小中学校でも、部活動の指導や小学校の体育館で児童・生徒を対象に授業を行っています。
このような取り組みが始まって、今年で3年目になります(東京芸術大学が足立区に出来たのが平成18年です)。
東京芸術大学の千住キャンパスの開校を機に、足立区で育つ子どもたちがさまざま芸術に触れ、心豊かに育っていけるような「芸術の街 足立区」になれば素敵ですね。
「スポーツの秋」、「芸術の秋」などと言われますが、今日は、まさにスポーツと文化・芸術をたっぷりと味わった一日になりました。
最後に、東京芸大アートリゾートセンターでは、足立区教育委員会と連携して「秋の文化講座」を開催しています。
興味のある方は、ぜひ受講してみてください。
東京芸術大学 秋の文化講座
期間:2008年11月10日〜12月5日
費用:無料
会場:東京芸術大学千住キャンパス
対象:足立区在住・在勤・在学者
http://www.geidai.ac.jp/labs/alc