適合高齢者専用賃貸住宅 視察

　今日は、足立区議会において、13時より臨時会が開催されました。
　本会議で5件の条例の改正案などの採決が行われ、1時間ほどで終了しました。


　その後、足立区議会民主党のメンバーで、伊興にある「ガーデンフィールズ　とねり公園」に視察に行ってきました。
　ここは、「医・食・住」に配慮された「高齢者専用賃貸住宅」です。


　一人暮らしに不安を感じる人たちに安心してサービスを提供できる場として、足立区では初の介護・医療対応の適合高齢者専用賃貸住宅となります。

　全79室のバリアフリー設計となっており、各個室は21.08平方メートルあり、24時間安心の有人管理体制となっています。
　また、全室に標準装備呼び出しコールもあり、食事も各お部屋でもとれるようになっています。

　現在20名弱の方々が入居されているそうです。
　ここでは、自分の事が出来る人に必要以上に干渉することなく、自由に生活ができるように工夫がさていました。
　特に、いわゆる老人ホームでは、なかなか家族が宿泊することはできないそうですが、ここでは家族が宿泊をすることもできるそうです。


　高齢者の中には、常に介護の必要な方から、基本的には自分で生活し、いざと言うときの安心のためにサポート体制があればよい方（普段は自由に過ごしたい 方）まで、さまざまです。
　これからますます高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者の皆さんが生活を送る場も、それぞれに合った多様な選択肢が必要だと感じました。


　本日、見学させていただいた施設は、本当にきれいで、随所に気配りもされており、設備も充実していました。
　保育園などの待機児童問題が、マスコミなどでもよく取り上げられますが、介護施設などへの入居待機状態の高齢者もたくさんいらっしゃいます。

　それぞれのニーズにあった、高齢者の皆さんがストレスなく暮らせる環境作りに向けて、今日の視察は本当に勉強になりました。
　ご案内・ご説明をしてくださいましたご担当者の皆さん、ありがとうございました。

外見は、普通のマンションとほとんど変わりません。

見せていただいたモデルルームです。

介護用の入浴設備も完備されていました。