3月1日の総務委員会で、ユニバーサルデザイン(カラーユニバーサルデザインが導入されています!)に基づいた「足立区公共建築物整備基準」が策定されるとの報告がありました。
また、3月15日の建設委員会で、「足立区公共施設等整備基準」について、「全ての人の利用に配慮したユニバーサルデザインの考え方」を導入するとの報告がされています。
「足立区公共建築物整備基準」は、足立区まちづくり推進条例に基づいた、公共施設を整備する際に適用される「足立区公共施設等整備基準」のより詳細な基準を定めたものです。
4月は新しい年度の始まりですので、いろいろなものが新しくなります。
先日ご紹介したサインマニュアルや、ごみ分別表、カラーマップなど、足立区が新しく更新するものについてもそのひとつで、改訂にあたり次々と「カラーユニバーサルデザイン」の考え方が導入されるようになりました。
今回、カラーユニバーサルデザインに配慮されたものになった「足立区公共施設等整備基準」、またその詳細な基準である「足立区公共建築物整備基準」についても、平成21年第1回定例会で提案をさせていただいたもののひとつです。
(詳しくは、昨年の2月28日の記事をご覧ください。)
この「足立区公共施設等整備基準」、また、その詳細基準となる「足立区公共建築物整備基準」にカラーユニバーサルデザインの考え方を盛り込むことは、足立区で今後整備される施設がすべて対象となってくるということですので、ぜひとも実現させたいものでした。
そのため、議会でも幾度となく取り上げ、今回の実現となりました。
今回の「足立区公共建築物整備基準」は、足立区まちづくり推進条例に基づいた、公共施設を整備する際に適用される「足立区公共施設等整備基準」の詳細基準となるものです。
今回の改訂では、施設別整備基準の全てにユニバーサルデザインの考え方が導入されました(公共建築物整備基準・公共住宅整備基準・道路整備基準・公園整備基準・河川整備基準)。
また、分野別整備方針として、「ユニバーサルデザイン」並びに「安全・安心」、「環境」、「景観」、「みどり」の各々を分野別整備項目と位置付け、関係法令や上位計画等に基づいた適切な整備が行われるよう、方針を明確化するように明記されています。
カラーユニバーサルデザインに関する記述としては、基準の中の「ユニバーサルデザインの整備方針及び基準」の項目の中に
・サイン整備にあたっては、「足立区カラーユニバーサルデザイン
ガイドライン」に基づいた色彩とすること。
という項目が付け加えられました。
今回の改正に伴い、この基準が守られ、足立区全体の公共施設や建築物がユニバーサルデザインに基づいたものに変わっていくよう、私も注目をしていきたいと思います。
区民の皆さんのお声を区政に届け、それが実現していくことは、私にとって大変うれしいことで、議員として励みになっています。
今後も、足立区を素敵な街に変えていけるよう、区民の皆さんと同じ目線に立って頑張っていきたいと思っています。
最後になりましたが、カラーユニバーサルデザインは、「みんなにやさしい足立区」を目指す私にとって、第1歩となる政策です。
趣旨をご理解いただき、取り組みを進めていただいています区長始め、区役所の職員の皆さまに感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。