連日の視察の最後は、千葉県流山市役所に議会基本条例のお話を伺いに行ってきました。
現在、議会基本条例を含め、足立区議会をより活発な議論が出来るための改革について、研究しています。
今回訪れた流山市議会は、昨年の第5回マニフェスト大賞で「最優秀成果賞」を受賞しています。
流山市議会では、議会基本条例について、全議員が視察対応ができるようにしているそうです。
自分たちの議会に自信を持ち、またそれを全国に向けて積極的に発信していこうという姿が感じられます。
今回の視察は日ごろからお世話になっている流山市議会議員 藤井としゆきさんがご説明をしてくださいました。
議会基本条例は現在168の地方議会が制定しています。(都道府県15・政令市4・市94・町村55)。
自治基本条例と議会基本条例が同時に可決した議会は全国で4議会であり、流山市議会が4番目の議会だそうです。
平成12年に地方分権一括法が施行され、流山市議会ではこれらの社会背景の中、分権時代にふさわしいあり方を検討するために平成13年度から地方分権検討協議会を設置し、議論を進めてきました。
その結果、
・議場に対面演壇方式を導入
・議員定数を見直し(34議席から28議席)
・政治倫理条例を制定
・一般質問の一問一答式を導入
・執行機関による反問権(市長・副市長・部長)を付与
など、さまざまな改革を実行してきました。
流山市議会では、
「市民に開かれた議会」
「議員同士が討論する議会」
「自ら行動し、執行機関と切磋琢磨する議会」
を特徴とし、専門的な知見の積極的な活用を行い、議員を対象とした議会基本条例集中講座として、早稲田大学研究所と連携しています。
またその他にも、様々な大学の講師をお呼びしながら研修会を何回も開いているとのことです。
さらに議会の中だけでなく、流山市議会では、市内4か所で議員が4班に分かれて予算審査の報告を行い、市民と意見交換会をしています。
これについては、各会派の意見が入るのではなく、公平な議会報告会に努めるよう議員一人一人が意識を持ち行っているとのことです。
また流山市議会では、2010年第3回定例会から全国で初めてスマートフォン(多機能携帯端末)を活用した電子採決システムが導入されています。
端末を手にした議員がタッチパネルでボタンを賛成・反対で押すと議場内のモニターに採決結果が表示されるようになっています。
インターネット中継、議会だより等でも公表され、市民の皆様に情報の透明化や共有化を図ることで市民の議会への関心を高めていくのが目的とのことです。
流山市議会の視察を終え、同じ地方議会でも、ここまで公開が進み、議論の活性化が図られるなどの改革が進んでいる点は、正直、衝撃を受けました。
足立区議会では、インターネットによる委員会中継どころか、インターネットを利用して区民の皆様が気軽に委員会の議事録を見ることも出来ません。
(私は、初当選以来、本会議や自分が出席した所属委員会での発言などの議事録・情報を出来る限りホームページ等で公開するように努めています)
自治体の人口や議員数などの違いもあるかも知れませんが、足立区も議員一人一人の活動がもっとみえるよう区議会の見える化、議会の活性化を進めていきたいと思っています。
本日はお忙しい中、ご丁寧に対応をしてくださいました、流山市議会議員 藤井としゆきさんはじめ、流山市の職員の皆様、本当にありがとうございました。
現在、議会基本条例を含め、足立区議会をより活発な議論が出来るための改革について、研究しています。
今回訪れた流山市議会は、昨年の第5回マニフェスト大賞で「最優秀成果賞」を受賞しています。
流山市議会では、議会基本条例について、全議員が視察対応ができるようにしているそうです。
自分たちの議会に自信を持ち、またそれを全国に向けて積極的に発信していこうという姿が感じられます。
今回の視察は日ごろからお世話になっている流山市議会議員 藤井としゆきさんがご説明をしてくださいました。
議会基本条例は現在168の地方議会が制定しています。(都道府県15・政令市4・市94・町村55)。
自治基本条例と議会基本条例が同時に可決した議会は全国で4議会であり、流山市議会が4番目の議会だそうです。
平成12年に地方分権一括法が施行され、流山市議会ではこれらの社会背景の中、分権時代にふさわしいあり方を検討するために平成13年度から地方分権検討協議会を設置し、議論を進めてきました。
その結果、
・議場に対面演壇方式を導入
・議員定数を見直し(34議席から28議席)
・政治倫理条例を制定
・一般質問の一問一答式を導入
・執行機関による反問権(市長・副市長・部長)を付与
など、さまざまな改革を実行してきました。
流山市議会では、
「市民に開かれた議会」
「議員同士が討論する議会」
「自ら行動し、執行機関と切磋琢磨する議会」
を特徴とし、専門的な知見の積極的な活用を行い、議員を対象とした議会基本条例集中講座として、早稲田大学研究所と連携しています。
またその他にも、様々な大学の講師をお呼びしながら研修会を何回も開いているとのことです。
さらに議会の中だけでなく、流山市議会では、市内4か所で議員が4班に分かれて予算審査の報告を行い、市民と意見交換会をしています。
これについては、各会派の意見が入るのではなく、公平な議会報告会に努めるよう議員一人一人が意識を持ち行っているとのことです。
また流山市議会では、2010年第3回定例会から全国で初めてスマートフォン(多機能携帯端末)を活用した電子採決システムが導入されています。
端末を手にした議員がタッチパネルでボタンを賛成・反対で押すと議場内のモニターに採決結果が表示されるようになっています。
インターネット中継、議会だより等でも公表され、市民の皆様に情報の透明化や共有化を図ることで市民の議会への関心を高めていくのが目的とのことです。
流山市議会の視察を終え、同じ地方議会でも、ここまで公開が進み、議論の活性化が図られるなどの改革が進んでいる点は、正直、衝撃を受けました。
足立区議会では、インターネットによる委員会中継どころか、インターネットを利用して区民の皆様が気軽に委員会の議事録を見ることも出来ません。
(私は、初当選以来、本会議や自分が出席した所属委員会での発言などの議事録・情報を出来る限りホームページ等で公開するように努めています)
自治体の人口や議員数などの違いもあるかも知れませんが、足立区も議員一人一人の活動がもっとみえるよう区議会の見える化、議会の活性化を進めていきたいと思っています。
本日はお忙しい中、ご丁寧に対応をしてくださいました、流山市議会議員 藤井としゆきさんはじめ、流山市の職員の皆様、本当にありがとうございました。
はじめに全体的な説明を受けました。
スマートフォンを活用した電子採決。
投票結果は、議場のモニターに映し出されます。
各議員の名前と採択・不採択が画面に表示されるようになっています。
会派の中でも、採決が分かれることもあるそうです。
藤井としゆき市議会議員とご一緒に記念撮影。