引き続き、宮城県の被災地視察のご報告です。
1日目午前中の県職員の方からのご説明の後、午後からは宮城県仙台市太白にある特別養護老人ホーム「うらやす」に坂下県議と一緒に行き、お話を伺ってきました。
パワーポイントでのご説明を職員の方から頂き、その後、実際に壊滅的な被災に合われた名取地区にあるデイサービスセンター「ときわ」・在宅介護支援センター「ちとせ」の施設に、職員の皆様と一緒に行ってきました。
今回、ご説明をいただいた仙台市太白にある特別養護老人ホーム「うらやす」施設は、大きな被害を受けなかったものの、名取地区にある海の眺めの良いデイサービスセンター「ときわ」・在宅介護支援センター「ちとせ」の他施設は壊滅的な状態で、津波の威力をまざまざと感じるものでした。
施設内の津波の水位は180cmまで達していたそうです。
震災では利用者・職員の死者が41名、行方不明者163名とのお話しでした。
職員の皆様の壮絶な被災状況をお聞きしましたが、時折こみあげてくるものを必死に抑えてお話をされる職員の方のお気持ちを考えると、胸が痛む思いでした。
今回の震災では、必要物資をどのように調達をするのか、調達手段・ニーズの予測・助言等に対応するコーディネーターの必要性を感じたそうです。
それらのネットワークがあるかないかで、支給されるものに差も生じたようです。
また、今後については、施設を利用者と職員を守るために防災視点を併せ持つ立地と構造を専門的考察から検討し、福祉避難所の想定も考え、地域の安心のシンボル的な防災拠点を作っていきたいと考えているとのことでした。
やはり現地で現場に直接携わっている職員の方からお話をお聞きすると、実際に現場が必要としているものに、行政がうまく対応しきれていない現状があるのを感じました。
その施設が防災体制を整えることはもちろんですが、地方自治体や都道府県、国の緊急時の支援体制が混乱の中でもしっかりと機能するようなシステムを整えていくことの重要性を改めて感じました。
午後からは実際に施設を見学し、そこで働く皆様のお声を直接伺うことができました。
避難所には医療を必要とされる方、介護を必要とされる方、子どもからお年寄りまで、実に多くの皆さんが同じ場所で生活することになります。
また、避難所ごとにその割合、ニーズも変わってきます。
それらさまざまなニーズに対して、発災後の混乱の中で、行政としていかに情報を整理しきめ細かく対応できるか、足立区でも、現在の計画をもう一度見直していく必要を強く感じました。
特別養護老人ホームの職員の皆様、大変な想いの中、貴重なお話をいただきまことにありがとうございました。
また、仙台市市議会議員選挙の真っ最中にもかかわらず、ご対応いただきました坂下康子県議、本当にありがとうございました。
1日目午前中の県職員の方からのご説明の後、午後からは宮城県仙台市太白にある特別養護老人ホーム「うらやす」に坂下県議と一緒に行き、お話を伺ってきました。
パワーポイントでのご説明を職員の方から頂き、その後、実際に壊滅的な被災に合われた名取地区にあるデイサービスセンター「ときわ」・在宅介護支援センター「ちとせ」の施設に、職員の皆様と一緒に行ってきました。
今回、ご説明をいただいた仙台市太白にある特別養護老人ホーム「うらやす」施設は、大きな被害を受けなかったものの、名取地区にある海の眺めの良いデイサービスセンター「ときわ」・在宅介護支援センター「ちとせ」の他施設は壊滅的な状態で、津波の威力をまざまざと感じるものでした。
施設内の津波の水位は180cmまで達していたそうです。
震災では利用者・職員の死者が41名、行方不明者163名とのお話しでした。
職員の皆様の壮絶な被災状況をお聞きしましたが、時折こみあげてくるものを必死に抑えてお話をされる職員の方のお気持ちを考えると、胸が痛む思いでした。
今回の震災では、必要物資をどのように調達をするのか、調達手段・ニーズの予測・助言等に対応するコーディネーターの必要性を感じたそうです。
それらのネットワークがあるかないかで、支給されるものに差も生じたようです。
また、今後については、施設を利用者と職員を守るために防災視点を併せ持つ立地と構造を専門的考察から検討し、福祉避難所の想定も考え、地域の安心のシンボル的な防災拠点を作っていきたいと考えているとのことでした。
やはり現地で現場に直接携わっている職員の方からお話をお聞きすると、実際に現場が必要としているものに、行政がうまく対応しきれていない現状があるのを感じました。
その施設が防災体制を整えることはもちろんですが、地方自治体や都道府県、国の緊急時の支援体制が混乱の中でもしっかりと機能するようなシステムを整えていくことの重要性を改めて感じました。
午後からは実際に施設を見学し、そこで働く皆様のお声を直接伺うことができました。
避難所には医療を必要とされる方、介護を必要とされる方、子どもからお年寄りまで、実に多くの皆さんが同じ場所で生活することになります。
また、避難所ごとにその割合、ニーズも変わってきます。
それらさまざまなニーズに対して、発災後の混乱の中で、行政としていかに情報を整理しきめ細かく対応できるか、足立区でも、現在の計画をもう一度見直していく必要を強く感じました。
特別養護老人ホームの職員の皆様、大変な想いの中、貴重なお話をいただきまことにありがとうございました。
また、仙台市市議会議員選挙の真っ最中にもかかわらず、ご対応いただきました坂下康子県議、本当にありがとうございました。
特別養護老人ホーム「うらやす」で職員の方からご説明を受けました。
壊滅的な被災をした名取地区にあるデイサービスセンター「ときわ」・在宅介護支援センター「ちとせ」
表からみると被害は少なそうに見えますが、裏手にまわると被害の大きさが分かります。
内部もいまだに、ひどい状況でした。。
周辺の建物も津波によって、多くの建物が破壊・流出し、今なお被害の大きさがうかがえる状況でした。