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足立区議会民主党会派視察②福島県 福島市「学校給食まるごと検査事業」と「モニタリングセンターでの放射性物質検査」について 

民主党足立区議会の会派で行った視察報告の続きです。

今日は福島県福島市の市役所に行き、学校給食まるごと検査事業とモニタリングセンターでの放射性物質検査についてお話をお聞きし、現場を拝見させていただきました。

福島市では、東京電力福島第一原子力発電所の事故による食品の放射能汚染が懸念されるため、学校給食一食全体のモニタリングを行い、指導生徒の食の安全を確保し、保護者の不安を解消する一助となる取り組みを行っています。

昨年から保護者からの食の安全についての苦情が殺到し、それを受けて福島市の災害対策本部が迅速に対応をされたとのお話しでした。昨年11月当初では、ベラルーシ製の測定器を4台購入し、4つの給食センターで開始したそうです。
この測定器を購入したきっかけは、当時たまたまNHKで放送されたベラルーシ製を拝見したことからだったそうです。

現在では、給食を提供している各学校給食センターで測定をしており、代表的な使用品目、産地の物を主に5~6品目優先して測り、ホームページ等で公表しています。
毎日測らないと保護者の不安は解消されない、ご理解はいただけないだろうとの考えから、毎日測定をするため、機材を増やしていったそうです。
この取り組みに環境部も協力をされ、測定器を131台購入し、日本赤十字社からは77台寄付をしてもらい、足りない分は県と国から貸与をしてもらったとのお話しでした。
迅速な機材の導入と数値の公表によって市民の理解を得ることができ、今ではほとんど苦情の電話もかかってこない状況であるとのお話でした。

このベラルーシ製(ATOMTEX社製・NaIシンチレーション検出器)はパソコンなどの付属の機材も含めて1台200万円前後(食材を測るのに1kg必要)で購入できるそうです。
また他機種でも日立アロカ測定器は300万円~500万円(食材500グラム必要)、ゲルマニウムは高性能で100グラム単位で食材を測定(1ベクレル以下も測定可能)できるそうですが、2000万円の費用が掛かるそうです。
性能としては、ベラルーシ製と日立アロカ測定器はほとんど変わらないそうです。

これらの機材を扱うのに、管理者が1台につき1人必要とのお話でした。
ベラルーシ製と日立アロカ測定器については、専門知識がなくても研修をすれば扱えるようになるそうです。
現在、福島市では県が派遣会社に委託し、70人~90人ほど採用しており、時給は850円とのお話しでした。
福島市の学校給食では、今ではこのように機材を十分に揃え、当日の主食・牛乳・副食用食材を毎日測定し、しっかりとしたチェック体制が行われています。

食の安全については、足立区でも保護者の方々からたくさんのお声を頂いています。
足立区としても、子どもの健康と安全を考え、足立区独自で測定器を購入し、学校給食のモニタリング調査を行うなど、給食の安全性を確保することも必要ではないかと考えています。
子ども達をどのように守っていくのか、私も子どもを育てる一人の母親として、今後も皆さんと一緒に知恵を絞っていきたいと思います。

いまだに震災の影響で様々な取り組みを行っている福島県の状況を拝見させていただき、やはり被害の大きさを目の当たりに感じた2日間でした。
この大震災の教訓を、今後、足立区の防災・減災対策、そして災害時の対策に生かしていきたいと思います。

この度は、福島市役所の担当部署の皆様、ご丁寧に対応をしていただきまして、本当にありがとうございました。
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福岡市役所前で記念撮影。

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搬入された試料を測定するため、食材を小分けにしています。

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ベラルーシATOMTEX社製NaIシンチレーション検出器です。

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高性能のゲルマニウム測定器です。


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