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自閉症カンファレンス②at早稲田大学 医療の実戦経験と問題点

今日は引き続き、自閉症カンファレンスの2日目の内容です。

発達障害児・者の医療の実践経験と問題点ー医療シンポジウムーに参加をしてきました。

知的障害の有無にかかわらず、極めてこだわりを持つ発達障害特性がある人にとって医療を受けることの困難さが指摘されます。医療ルームには、診療で役立つグッズなどもあるほどです。しかし、実際の現場では、健康ノートや絵カードやわかってくださいパンフレットもいまだ十分な結果が出せていないそうです。歯科の取り組みや学校保健室での取り組み程は、内科や外科ではうまっくいっていないそうです。

知的を伴わない場合には何とか診察まで行ける部分はあっても知的を伴う発達障害児・者の家族はかなりの労力をかけながら病院の診断を受けている現場の声を聴いてきました。

障害を持つ人たちは健常者よりも病気を併発する確率が通常よりも高いそうです。その結果として寿命が短くなるそうです。障がい者は手厚い対応と個々の特性に応じた生活指導や・保健指導が必要とされるそうですが、病院へのアクセスが悪かったり、コミュニケーションがうまく取れないなど悪循環が現場ではあるそうです。

医療を受けること自体に困難性が伴う障害者にとって、具合が悪くてもかかるのをあきらめてしまったり、健康診断で異常を指摘されてもそのあとの受診することなく放置してしまうなどという形で医療に疎遠な状態ができやすくなっています。

患者からの困り感は

待合室で待てない。子ども扱いをされた。診療を拒否されたといったことが挙げられるそうです。

また、逆に医師側では、

問診できない。検査に協力してもらえない。騒いだ。暴れた。

など、何らかの工夫があれば避けられたと思われるトラブルから、問診できないために正確に診断できないといった深刻な問題まで多種多様な問題が存在しているそうです。

10歳以降で40歳代までの死亡率は、健常者に比べて2~5倍程度高いそうです。

日本の65歳以上の割合が24%であるのに対して知的障害のある人は5%程度であるそうです。

 知的障害があるということが生命予後のハイリスクグループであることは確実です。そのようにとらえ、受ける側の医師も支援する側の家族もそのことを踏まえていかなければいけない現状がありました。

医療と支援を必要な当事者の相互間のバリアが低くなり、気軽に医療にかかれる環境をつくることが必要です。そのためにも医療の現場の認識が高まる取り組みや、それに対応できる医師を育てていかなくてはいけない課題があると感じました。

ちなみにこの内容をご報告くださった方は現役のお医者様です。

今回、当事者を抱えた現役の医師たちが医療シンポジウムの中心的な役割を担っていました。

 

 

 

 

 


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