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発達障がい基礎講座「社会の側に立つのではなく 個の立場に立って発達障がいを視る」

今日は田口教育研究所主催の発達障がい基礎講座に出席しました。

場所は慶應義塾大学薬学部です。参加者は約50人弱くらいでした。

今日の講師は東京都成人発達障がい当事者会イイトコサガシ代表の冠地情さんとお母さまの冠地俊子さんです。親子そろっての講演は初めてになります。先ずお母様、そして冠地情さん、という順番で講演をされました。本人同士が話すときには、それぞれ席を外し、お互いに何を話しているのかを気にせずに話しやすい環境をつくるというルールで行われました。

冠地情さんは34歳の頃にアスペルガー症候群とADHD注意欠陥多動性障害の混合型という診断を受けました。小学生の頃から「他の人と違う事」を強く認識しており、学校でもらうプリントを親に渡すことや、授業に必要な道具を持っていくなど他の子ができることが全くできなかったそうです。勉強も面白いとは思えず、勉強の仕方がわからない、人間関係が気付けず、小学生からいじめを受けて、毎日地獄のような日々だったとのお話でした。

成人になって、司馬理恵子さんが描かれた「のび太・ジャイアン症候群」を読み、タイトルを見て自分の生きづらさのヒントがここにあると感じ、インターネットでADHDや発達障がいの項目を見つけました。お母さまには、「これだよ。間違いない!」と言い、すぐに病院に行き、診断名がついたそうです。

その時、母親はどのように感じたのか。

親として常識とされている価値観に惑わされず、息子の特性を全て受け入れ、認めようという心理が動いたそうです。冠地情さんも自分と向き合うために大変大きなエネルギーを費やしながらも、自分の障がい特性を受容したそうです。

診断名がついた後、当事者会にも行き、その後自分がどのようにしたら良いのかを探ってみたものの、見出す術はなかったそうです。当時の当事者会は、茶話会形式のオフ会で、温かい雰囲気で居心地がよくても新しい人が入り込みにくく、人によって生きづらさの内容が違い、悩みを共有しにくいこと、次につながる展開がありませんでした。

今、冠地情さんは、コミュニケーションを楽しく試せるインフラ(発達障がい特性を持つ人に対する支援事業)をつくりあげました。

今は当事者側の支援に立って、親子でその運動を展開しています。

周囲に対して理解を求め、普及啓発活動を通してその支援を進めることは何よりも大切なことです。成人期になっても、適切な理解とサポートがあれば、ライフステージのどこでも次につながる展望に繋げることができます。

今日の講演を拝聴し、私も冠地さんと同じ想いでいます!社会にとっても当事者にとっても、プラスに動く支援を当事者の皆様とともにさらに作り上げていきたいと思います。

講演最後に、冠地さん親子の今日の上着はお互いにプレゼントし合ったものだとのほのぼのとするお話もありました。

冠地情さん、親孝行してますね!

今日は、大変お疲れ様でした。


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