今日は自治体議員連合の全国学習会に参加をしてきました。全国からの地方議員が四谷の主婦会館プラザエフに集まり、会場にはたくさんの議員で賑わっていました。内容は、「地方財政」「社会保障制度」「地域包括システム」についてです。
少子高齢社会の日本では、現在、65歳以上の人口は、国民の約4人に1人の割合です。75歳以上の人口割合は増加し、2042年にはピークを迎えると言われています。2025年以降、国民の医療や介護の需要が今よりもさらに増加することが見込まれていますが、可能な限り住み慣れた地域で人生の最後までを全うできるよう、各自治体では地域の包括的な支援やサービスを提供する体制を構築しています(地域包括ケアシステム)。
この地域包括ケアシステムのサービス向上のためには、地域や自治体の現場の成功例や体験談を話しあいながらケアの在り方を探ることが必要です。各自治体の体力はそれぞれ違いますが、限られた予算の中でいかにして財政的に持続可能な制度として、良質なものを構築していくか、そのヒントが詰まった講義でもありました。