2日目は大阪府堺市「堺マイスタディ事業」について視察をしてきました。
今回は、その内容をご紹介いたします。
堺市教育委員会では、子ども一人ひとりの個性や可能性を伸ばし、地域をあげて子どもたちの夢をはぐくむ“地域協働型”教育の実現をめざし、学校教育の活性化を推進しています。
堺マイスタディ事業とは、退職教員、大学生、地域人材、インターンシップ生等からなる指導スタッフが、放課後や夏休みなどの長期休業中に、児童生徒への学習指導及び学習支援を行う事業です。小学校では、国語・算数、中学校では国語・数学・英語を中心に、堺市教育委員会の教材作成システムを活用する等授業と関連した教材を使用し、きめ細やかな学習指導を進めています。
具体的には、自然科学、環境、文化、芸術など幅広い分野で、総合的な学習の時間などの授業のサポートやいじめや不登校など生徒指導上の課題を抱える子どもたちの身近な話し相手、授業中の校内巡回指導など生徒指導のサポートをしているそうです。また、通常学級に在籍している発達障がい特性のある子ども達に対して、教員の指示をわかりやすく伝え、個々に応じた課題で学習をサポートしています。
堺マイスタディ事業は平成22年度から段階的に行われ、平成25年度からは全市立小・中学校で実施されたそうです。 平成27年度予算は1億1900万円余。 児童生徒の約6割が「授業がよくわかるようになった」と回答し、参加児童生徒の保護者の9割以上が「来年度も参加させたい」と回答をしているそうです。
課題としては、スタッフの数の確保やスタッフの質の向上、学校の授業や教員との連携、教材の不足が挙げられるそうです。この点に関しては、大学と連携をしながら人材の確保に努めたり、スタッフ養成講座を行うなどをし、コディネーター連絡会で情報交流をしながら連携方法や取り組みの充実を図っているそうです。
足立区でも、退職教員、大学生、地域人材、インターンシップ生等、より幅広い連携を取りながら子ども達に対するきめの細かい寄り添い指導ができる環境づくりを整備するよう、以前から私も様々な政策提案をしています。
今回の視察で学んだことも含めて、足立区の子ども達の学力や学習意欲の向上につながる施策をさらに考えていきたいと思います。今後も「生きる力を育む」環境を子どもたちの為に作っていきたいと思います。
今回は、その内容をご紹介いたします。
堺市教育委員会では、子ども一人ひとりの個性や可能性を伸ばし、地域をあげて子どもたちの夢をはぐくむ“地域協働型”教育の実現をめざし、学校教育の活性化を推進しています。
堺マイスタディ事業とは、退職教員、大学生、地域人材、インターンシップ生等からなる指導スタッフが、放課後や夏休みなどの長期休業中に、児童生徒への学習指導及び学習支援を行う事業です。小学校では、国語・算数、中学校では国語・数学・英語を中心に、堺市教育委員会の教材作成システムを活用する等授業と関連した教材を使用し、きめ細やかな学習指導を進めています。
具体的には、自然科学、環境、文化、芸術など幅広い分野で、総合的な学習の時間などの授業のサポートやいじめや不登校など生徒指導上の課題を抱える子どもたちの身近な話し相手、授業中の校内巡回指導など生徒指導のサポートをしているそうです。また、通常学級に在籍している発達障がい特性のある子ども達に対して、教員の指示をわかりやすく伝え、個々に応じた課題で学習をサポートしています。
堺マイスタディ事業は平成22年度から段階的に行われ、平成25年度からは全市立小・中学校で実施されたそうです。 平成27年度予算は1億1900万円余。 児童生徒の約6割が「授業がよくわかるようになった」と回答し、参加児童生徒の保護者の9割以上が「来年度も参加させたい」と回答をしているそうです。
課題としては、スタッフの数の確保やスタッフの質の向上、学校の授業や教員との連携、教材の不足が挙げられるそうです。この点に関しては、大学と連携をしながら人材の確保に努めたり、スタッフ養成講座を行うなどをし、コディネーター連絡会で情報交流をしながら連携方法や取り組みの充実を図っているそうです。
足立区でも、退職教員、大学生、地域人材、インターンシップ生等、より幅広い連携を取りながら子ども達に対するきめの細かい寄り添い指導ができる環境づくりを整備するよう、以前から私も様々な政策提案をしています。
今回の視察で学んだことも含めて、足立区の子ども達の学力や学習意欲の向上につながる施策をさらに考えていきたいと思います。今後も「生きる力を育む」環境を子どもたちの為に作っていきたいと思います。
堺市役所です。 視察内容について、執行機関の方々からお話を伺っているところです。