今年度の足立区の事業として、発達障がい児支援事業(2017年度の足立区予算額8062千円)が大きく動きました。
私が発達障がいについて議会で提案したころは、まだこの言葉も薄く、あまりよくわかっていない領域として、足立区の支援施策も乏しい状況でした。
しかし、全国に一人で発達障がい支援事業について視察に行き、毎回のように議会で提案をし、やっとここまでたどり着くことができました。
今年度から「つながる支援」の実現として、以下の3点が実施されます。
<増加する発達支援児への対応>8062千円
相談しやすい窓口を作る 2432千円
0歳児からの発達相談窓口を、障がい福祉センターから子ども支援センター元気に移管し、障がい受容の有無に関わらず相談できる窓口を開設する
途切れない情報の連携を目指す 2578千円
保育所等に在籍する発達支援児の合理的配慮内容を保護者とともに作成する個別支援計画をもとに就学先に伝え、支援の継続を図る。
発達支援委員会の充実を図る 3052千円
医師・心理士・関係職員などで構成する発達支援委員会を開催し、発達支援児の判定、検討された指導内容を在籍園等に助言をする。
増加している発達支援児に適時きめ細やかな対応を(非常勤保育士の配置や児童の障がい状況把握)をするため、委員会開催数を増やす。
平成28年は6回→平成29年は8回
2013年12月13日、2015年10月28日、2016年2月28日。
このように次々と施策が実行され、大変うれしく思います。
しかし、まだまだ制度としては道半ば。
今後も足立区が発達障がい児者への支援制度が最も充実した先進区となるよう、さらに研究をし、議会で政策を進めていきたいと思います。
今回、私の政策提案にご理解をいただき、進めてくださいました執行機関の皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。