【全ての人が安心して生活できる社会の実現を目指して!】
先週の金曜日、友人の視覚障がいの方とサポーターの方々と一緒に先進的な取り組みをされている西早稲田駅前に行ってきました。
日本には164万人の視覚障がい者の方々がいらっしゃるにもかかわらず、見えにくい、見えない方々に対する体制は完備されているとは言い難く、外出するうえで安心・安全に歩行できる環境が社会的にまだまだ乏しい状況です。
今でも駅構内にホームドアが設置されていない箇所は数多く、ホームへの転落事故が毎年あります。また、地上では、横断歩道のサポート体制も完備されたとは言えません。
交通弱者をどう守り、どのような整備をしていくのか。大切な課題です。
西早稲田駅はshikAIが地下鉄構内に設置されており、
地上の信号機には、高度化PICS(歩行者等支援情報通信システム)が設置されています。
❰スマートフォンアプリ 信GOをダウンロードして、実地調査をしてみました‼️❱
西早稲田駅前 明治通りと早稲田通りの十字路に視覚障がい者の歩行支援・高度化PICS(歩行者等支援情報通信システム)が設置されています。
スマートフォンのアプリ「信GO」を使ってみました。『明治通り直進~』という指示があり、目が見えない、見えにくい方々がこの内容で歩行できるかと言ったら、一度でも現場に来た方でない限り、歩けない、方向がわからない状況になることがわかりました‼️つまり、青、赤、東西、南北方向(明治通りとか早稲田通りとか)の情報は受け取れるものの、視覚障がい者はその方向を確認する術がないため、その場所に精通しないかぎり利用できない状況です。
6月議会でも訴えましたが、足立区でもこの現状を把握していません。現在、担当部署には、現場に直行して頂き、現地調査をお願いしているところです。
今後、全国に設置される高度化PICSを誰もが実質的に利用できるようにしていかないといけません。
各自治体から、警察や国に強力に働きかけをする必要があります。
既存のタッチ式音響式信号機とエスコートゾーンの組み合わせの活用や、信号横断時に見える人からの「一緒に渡りましょう」という声かけサポートの協力を得ながら、足立区から視覚障がい者の交通事故防止の先進地区と言われることを仲間と一緒に目指していきます‼️
西早稲田駅を降りるとすぐにshikAIが地下鉄構内に設置されています。
エレベーター前もshikAIが設置されています。
エスカレーター前や地上駅前も同様にshikAIが設置されています。
周知・啓発ポスターを駅構内で発見。
駅付近は、視覚障がい者の皆様にとって、安心して通行しやすいつくりとなっています。
地図を見ると視覚障がいの皆様が利用する施設が点在しているので、福祉のまちづくりが整備されているようです。
視覚障がいの皆様が利用する施設が点在しています。
地上に出て、周りを見渡すと社会福祉法人 東京ヘレンケラー協会を発見。
駅を降りたすぐの横断歩道には、タッチ式音響式信号機がついています。
西早稲田駅前の明治通りと早稲田通りの十字路に視覚障がい者の歩行支援・高度化PICS(歩行者等支援情報通信システム)が設置されています。
信号機の上を見上げると視覚障がい者の歩行支援・高度化PICS(歩行者等支援情報通信システム)が設置されているのが分かります。
既存のタッチ式音響式信号機とエスコートゾーンの組み合わせの横断歩道です。