今日は夕方から、社会保険労務士会 足立荒川支部の定期支部総会があり、その懇親会に出席させていただきました。
いつもお世話になっている、日比谷支部長をはじめ、社会保険労務士会の先生方にお会いでき、また、色々なお話しができて、とても有意義な時間でした。
最近の100年に一度といわれる経済危機の影響を受け、企業の業績悪化や、従業員の解雇やいわゆる派遣ギリなどのニュースが連日のように報道されていま
すが、大手の企業の業績がさらに悪化すれば、その下請けの中小企業はますます苦しくなり、そのような中小企業が多くある足立区・荒川区にとっても、より一
層厳しい状況になっています。
働く皆さんの生活や老後を守るためにも、専門家である社労士の先生方のお知恵やアドバイスなどが、より重要になっていくことは、間違いありません。
また、近年、仕事と生活の調和、いわゆる「ワークライフバランス」というものが注目されています。
先日も、区役所で行われたワークライフバランスのイベントに、私も参加させていただきました。(詳しくは、
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月14日の記事をご覧ください。)
仕事場での効率や環境だけでなく、家庭や生活などまで含めて、トータルで考える。結果、仕事も生活もより充実した、無理のない環境を作ることができま
す。
「ワークライフバランス」の取り組みがさらに進めば、子育てなどの環境も今より整備され、少子化問題への解決につながるかも知れません。
また、いわゆる団塊の世代の大量退職を迎えている現在、経験や知識を持った方々が引き続き、無理のない範囲内で仕事を続け、日本全体の労働人口の低下を
防ぐ解決の糸口になることも考えられます。
現在、足立区では、社労士の先生方のご協力をいただき、区内の企業に対して、働きやすい職場環境づくりのアドバイスを行う事業を始めています。
仕事も働き方も多様化している現代において、仕事と生活のバランスを重視する傾向はますます進むものと思われます。
雇用、職場での環境、老後の生活などを、総合的に考えていくためにも、今後も社労士の先生方の多くのアドバイスやお知恵をいただき、政策の提案につなげ
ていきたいと思います。