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品川区立発達障害者支援施設ぷらーす 視察

今日は品川区立発達障害者支援施設ぷらーすを視察してきました。

ここでは、思春期から成人期まで一貫した支援を行えるようになっています。
発達障害のある方を対象とした就労継続支援A型・B型、18歳以上の知的障害の女性を対象としたグループホーム「上大崎つばさの家」、発達障害・思春期サポート事業「ら・るーと」、発達障がい成人期支援「リクト」という支援がこの施設で行われています。

品川区からの委託事業で進められている品川区発達障害・思春期サポート事業「ら・るーと」においては、品川区在住の小学4年生から青年の高機能自閉症、アスペルガー症候群、LD、ADHD等の発達障害もしくはその特性のある当事者、その家族を対象として支援を行っています。
本人支援については、先ずは面談を受けてもらい、性別や年齢、その特性に合わせてプログラムの支援に乗せているそうです。個別支援としては、就労準備前の支援に近い内容になっています。

主な支援プログラムは以下の通りです。

相談支援…利用料 無料
家族支援:家族の抱える様々な状況に応じて、一緒に方向性を考えていく
本人相談:本人の抱える困難などに専門的な視点から相談に応じていく

本人支援
・ソーシャルクラブ(グループ活動):少人数グループで社会的経験の機会を提供
・パソコンクラブ:専門インストラクターが、本人の技術や興味に沿って指導する
・ボードゲームクラブ:ゲームを通してコミュニケーションを育む
・鉄道クラブ:鉄道好きなメンバーで楽しむ
・デイタイム(日中居場所活動):自立の準備に向けた日中活動を行う
・ヨガクラブ:専門インストラクターとともに色々な動きを楽しむ
・個別支援・訪問支援:本人の特性に合わせて個別に対応

啓発
講演:年会7回実施
専門家の話しや、当事者の方々の体験談を通して理解を深める
ステップアップ講座:全3回
発達障害についての理解を深め、対応方法を学ぶ
※臨床心理士・臨床発達心理士・特別支援教育士など、発達障害者支援を専門とするスタッフが、本人や家族と共に考え、連携して取り組んでいき、希望に応じて心理検査も行う。

また、成人期支援事業「リクト」では、対象者は発達障がいと思われる方、その家族や関係者の方が対象者です。 土曜日曜・祝日は休みでサロンの利用や個別面接での時間が決まっています。
※毎月第2土曜日は、午後夜間のみ開所。
利用料は無料とのことでした。

プログラム内容は以下の通りです。

・サロン:発達に関する図書や情報を閲覧できる
・個別面接:臨床心理士やソーシャルワーカーとの相談やアセスメントなどを行う
・SCPグループ:SCP(ソーシャルコミュニケーションプロジェクト)は、少人数のグループでソーシャルスキルに関する課題を行う
・就労レディネスグループで就労に関する課題を行う
・地域活動:地域の一員として、地域で必要とされる作業やより良い地域づくりを目指す活動を行う
・茶話会:すでに就労をしている方を対象に、気兼ねなくメンバーと話や交流ができる会

私はこの研究を進めていくにあたって、発達障がい特性は誰にでもあるもので、その特性が強いか弱いかの違いという事を知りました。
学歴の高い当事者ほど、気づけない、気づきたくない、家族も認めたくないという傾向が強く、本人の社会的なスキルが未熟なために社会生活を上手く営むことができずに生きづらさを抱えたまま二次障害として鬱や人格障害を引き起こし、家族や周りを疲弊させていく状況を幾度となく見てきました。また、社会的にも、発達障害に対する理解やその対応は十分ではありません。
どこにも支援がなく救われずに悪循環の中に置かれている当事者やその家族を救うためには、多角的な支援モデルが必要となります。何かしらの違和感、困り感がある発達障がい特性が強く出ている人に対し、気付きを与え改善させるのには大変な労力が入ります。しかし、そのような方に対しての手が差し伸べられる支援の構築は、少しずつではありますが、当事者の家族や学識者により、作られつつあると感じています(当事者会のイイトコサガシ明星大学内でのディケア京都大学の取り組みなどは、効果的な取り組みの一つとして挙げることができます。)。

足立区が、子どもから成人期まで一貫した支援をどのように構築すべきか、さらに研究を進めながら発達障害者支援施策の政策立案を今後も深く考えていきたいと思います。

本日は、ご丁寧に対応をしてくださいました関係機関の皆様ありがとうございました。

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人形や建物などのフィギュアを並べて箱庭を完成させる箱庭療法。

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ユング派の心理療法の一つです。


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