中野区産前サポート事業マタニティケアクラスの視察と堤式助産母乳育児相談処の先生方からのレクです。
足立区でも堤式助産母乳育児支援を行うよう、議会提案をしてきましたが、この度、今年度から堤式助産母乳育児相談処が足立区から受託され、足立区ファミリー学級(両親学級)産前サポート事業として年6回行われることになりました。
今後は母乳育児ケアも行うよう、全力で足立区行政に働きかけていきます。
中野区、中央区では以下の内容を委託事業としています。
☆「こんにちは赤ちゃん学級」(両親学級)
2014年から実施。2016年度は年間52回実施。
対象者は初めて出産を迎える中野区在住の妊婦とその家族。
参加者は20~22組。1回2時間30分
内容は、妊娠と出産の経過及び産後についての講義、実習・体験学習(沐浴・着替え・おむつ交換・パパの妊婦体験)、参加者同士の交流などを指導。
☆「産前サポート事業」(マタニティケアクラスとして、母乳育児についても指導)
対象者は初めて妊娠を迎える中野区在住の妊娠28週から36週の妊婦。
参加定員は1回6名まで。1回2時間
実施場所は当社ビル。
☆産後サポート事業・ほっこりーの
年間12回実施予定。
対象者は、中野区在住の生後4か月以下の第1子の乳児とその母親。
参加人員は1回12組まで。1回2時間
内容は、子育てに悩みを持つ散布への集団による相談、健康指導など。座談会方式。
☆産後ケア事業 ディケア
月2回、年間24回実施予定。
対象者は、中野区在住の産後(生後4か月以下)において、家族から十分な家事・育児等の援助が受けられない母子に対して区が※承認したもの。
1回1名。1日5時間
内容は、産後の母体管理及び生活面の指導、乳房ケア、授乳方法の指導、発育相談など。
(※エジンバラ評価基準(EPDS)により、産後うつの傾向のある人をスクリーニング)
エジンバラ産後うつ病自己評価とは:
エジンバラ産後うつ病自己評価票(Edinburgh Postnatal Depression Scale: EPDS) は、産後うつ病のスクリーニングを目的として、1987年にCoxらが開発した自己記入式質問紙。原版は英語。
現在、58ヶ国語の翻訳版が作成され、国際的に広く普及しているそうです。
どの事業も評判が良く、キャンセル待ちの状態とのお話しです。
また、中野区では昨年10月から1万円分の「こども商品券」を利用して、この研究所で乳房ケアも受けられるようになったそうです。
また、杉並区ではすでに「子育て応援券」でこちらの母乳ケアが受けられる体制になっています。
中央区の委託事業は以下の通りです。
☆「パパママ教室」(両親学級)
2001年度より実施。委託・中央区直営合計で年間24回実施予定。
中央区保健所、日本橋・月島保健センターの3か所で実施。直営もつつみ式から派遣。
対象者は、初めて出産を迎える中央区在住の夫婦。参加者は25組前後。1回2時間30分。
内容は、妊娠と出産の経過及び産後についての講義、実習・体験学習(沐浴・着替え・おむつ交換・パパの妊婦体験)、参加者同士の交流などを指導。
<中央区直営事業>講師は、つつみ式から派遣
☆プレママ教室(母親教室)
月島保健センターで年間6回実施。1回2~3時間
内容は講義主体。
☆3~4ヶ月健診
中央区保健所、日本橋・月島保健センターで年間48回実施。1回4~6時間
内容は予診・母乳相談を中心に実施。
☆フリー乳幼児健診~生後3~4ヶ月以外の対象者を含めて実施
中央区保健所、日本橋・月島保健センター、晴実児童館で年間48回実施。1回4~6時間
内容は予診・母乳相談を中心に実施
☆ママとベビーのはじめて教室
中央区保健所、日本橋・月島保健センターで年間36回実施。1回4~6時間
内容は講義、母乳、タッチケア(手遊び)、予診を中心に実施
堤式助産母乳育児相談処の堤先生と。
中野区産前サポート事業マタニティケアクラスの授業の一こま。
産院の母親学級や足立区役所で行っている両親学級でも学べない内容がここでは学ぶことができます!
このお人形を使って育児指導があります。
足立区で補助券を発行してもらい、このような母乳ケアなどを受けることができる区外の施設に行きたいものです。他区ですでに実施済みの取組みを足立区でも導入し、進めていきたいと思います!