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7/7子ども・子育て支援調査特別委員会⑨「子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願」

さの智恵子委員長  次に、請願・陳情の審査に移ります。

受理番号7子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願を単独議題といたします。

最初に、追加署名の提出がありましたので、区議会事務局次長から報告いたします。

区議会事務局次長  元受理番号7子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願につきましては、6月9日付で24名の追加署名の提出があり、合計で1,264名になりましたので御報告いたします。

さの智恵子委員長  本請願は、待機児童・子ども支援対策調査特別委員会からの付託替えのため、本委員会では新規付託となりますので、執行機関の説明を求めます。

 

衛生部長  それでは、衛生部の請願説明資料2ページを御覧ください。

件名、子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願です。

 

請願の要旨は2点ございます。

1点目は、国や東京都の子育て応援事業の活用を求める。他区にある産後ケアハウスの1日1割負担での利用など、現物給付を求めるというものです。

2点目、国や東京都が示すフィンランドのネウボラを模範とした支援体制について、全妊婦への提供を求めるというものです。

内容及び経過ですが、まず、足立区の現状は、1点目、産後ケアハウスの1日1割負担での利用の現物給付は現在のところ行っておりません。

2点目、ASMAP事業による手厚い人的資源の投入を平成28年度から実施しております。

足立区の主な母子保健事業についてですが、1点目、全妊婦対象の主な事業については、随時の相談、赤ちゃん訪問、住区センターなどに出かけていって行うすこやか親子相談、ファミリー学級となります。

足立区の産前産後ケアについては、今、紹介しました事業以外では、産前のところでは妊婦面接、訪問、産後のところでは子どもの預かり、送迎支援事業、ファミリーサポート事業、保育施設の一時保護、子育てサロンなどがございます。エのマザーメンタルヘルス事業といって、鬱状態にある産婦への支援もございます。

令和2年度の新規事業としましては、デイサービス型の産後ケアですが、現在、コロナウイルス感染症の影響で、まだ開始しておりません。早くとも9月から開始できるように準備をしております。

その他、産後育児ストレス相談事業、3点目、足立区スマイルママ面接事業、とうきょうママパパ応援事業ですけれども、こちらを5月11日から現在開始し、2万円分の子ども商品券を配付しているところです。

説明は以上です。

 

さの智恵子委員長  それでは、質疑に入ります。

何か質疑はありませんか。

○長井まさのり委員  じゃ、新しい構成での委員会ですので、確認のために何点か質問させていただきます。

デイサービス型のこの産後ケアでございますけれども、先ほど御説明があったとおりに、当初6月頃からの予定で、新型コロナの影響もあって今後の予定は9月から開始ということでありますけれども、この1日の受入れ人数や、また、料金であったりとか、また、新型コロナの影響もあって、新しい生活様式の中ではどういった対策が組まれているのか、伺います。

○保健予防課長  今現在、1日の想定は3組から4組を想定してございます。

利用料につきましては、1日500円の料金をいただく予定でやってございます。

あと、今のところ、まだ委託契約はしてないですけれども、そちらの委託先についても3密にならないような、そういう対策を取ってもらうようなことはそちらの委託業者には伝えたいと思ってございます。

○長井まさのり委員  分かりました。

また、区民への周知についてはいかがでしょうか。

○保健予防課長  7月25日のあだち広報に募集をかけます。それがまず第1弾でございます。

○長井まさのり委員  分かりました。

あと、広報だけではなくて、ホームページであったりとか、SNS、子育てナビも活用して、広く周知していただきたいと思いますけれども、いかがでしょう。

○保健予防課長  そちらも活用しながら、広く周知させていただきたいと考えているところでございます。

○長井まさのり委員  分かりました。

また、葛飾区とか北区などにも視察に伺ったと聞いていますけれども、状況についてはいかがでしょうか。

○衛生部長  区の近隣にございます出産施設にも視察に行ってまいりました。そういったところの宿泊型産後ケアですとか、あとはデイサービスの様子を伺ってまいりましたので、まずはこちらの足立区のデイケアのほうにその情報を生かして運用していきたいと思います。

○長井まさのり委員  今後はデイサービスの利用状況を見て、この宿泊型の産後ケアについても、しっかり検討を重ねていくべきと思いますけれども、いかがですか。

○保健予防課長  長井委員御指摘のとおり、まずデイサービスから始めさせていただきまして、そこの利用状況等々検証させていただいて、次の一手である宿泊型の産後ケアについても研究していきたいと考えておるところでございます。

○長井まさのり委員  分かりました。じゃ、よろしくお願いいたします。

また、足立区スマイルママ面接事業、とうきょうママパパ応援事業で、子ども商品券の対象者、また、面接、配付状況についても伺います。

○保健予防課長  総対象者は9,000名余を予定してございます。

6月末現在では、元年度に妊娠届けをされて5月1日現在妊娠されていた方、また、令和2年の4月から6月までに妊娠届けをされた方、両方合わせまして4,900名の方が今現在の対象になってございます。

6月末現在、面接が済んで、子ども商品券を発送した対象者は1,700名になっております。

○長井まさのり委員  分かりました。

また、我が党の2定の代表質問で、4月28日から5月10日までに出産した世帯への追加支援も要望し、約150世帯に対して、とうきょうママパパ応援事業に準じた支援を実施できるよう早急に検討するということでございましたけれども、その進捗について伺います。

保健予防課長  新生児支援要綱というのを制定させていただきました。先週の金曜日に、対象者の保護者に対して通知を発送したところでございます。

長井まさのり委員  分かりました。

また、合わせて多胎児支援のメニューについても要望して、今後検討していくということでありましたが、その進捗についても伺います。

子ども家庭支援課長  多胎児支援のうち、家事・育児支援につきまして、私どものほうが検討しているところでございます。

とうきょうママパパ応援事業の東京都の要綱の中で示されている部分について、区にある資源をどう使っていったらいいかということで、今考えているところでございます。ちょっと事業者を呼びながら、今後の進め方について検討している段階でございます。

長井まさのり委員  多胎児支援について、他にもいろいろなメニューがあるかと思います。どういうメニューが考えられるのか。

また、今後、例えば衛生部であったりとか、子ども家庭部がしっかり連携して、すみ分けも必要になってくるかと思いますけれども、合わせて伺います。

保健予防課長  とうきょうママパパ事業につきましては、衛生部が関わるもの、また、子ども家庭部が関わるもの、場合によっては子ども家庭部と衛生部が連携してやるべき事業等々ございますので、それにつきましては、子ども家庭部と連携しながら進めていきたいと考えているところでございます。

長井まさのり委員  分かりました。

新型コロナウイルスによる影響で精神的、また、経済的な負担が大きい中、子育て世帯に対する更なる支援が必要かと思いますので、これらの要望して終わります。

さの智恵子委員長  他に質疑ございますか。

小泉ひろし委員  今、長井委員から質問ございましたけれども、ちょっと関連してです。子育て支援策の中でも、子どもを育てる保護者のストレス解消、いろいろなことも区としてはやっておりますが、例えば宿泊型、あと、子どものショートステイだとか、子育てサロンなんかもございますけれども、このデイサービス型産後ケアについては、保育士がちゃんと見ていただけるということと、子育てサロンと違うのは母子同士が交流したり、そこで利用するというんじゃなくて、保育士に預かっていただくかと思うんですが、そういうことによって保護者というか、お母さんとしてはリラックス、ストレス解消もできる、また、いろいろな空いた時間を活用できると思うんです。

先ほど三、四組を想定して500円ぐらいというお話だったんですけれども、お一人というか、大体どのぐらいの時間を想定されているんでしょうか。その辺、お聞きしたいと思います。

保健予防課長  今のところ、1日を予定しています。

また、お昼についても、自分で弁当を持ってきたり、また、そういうのを頼む、そういうとおりに今のところ考えているところでございます。

小泉ひろし委員  三、四組ということですけれども、反応見て、この辺についてはニーズというか、その辺も見て、今後の方針だとか、また、行く行くは宿泊型だとかそういうことを検討していくということでよろしいでしょうか。

保健予防課長  小泉委員御指摘のとおりでございます。

小泉ひろし委員  あと、こんにちは赤ちゃん訪問、さっき委員構成変わって、振り替えということでしたけれども、利用者の方からもいろいろな意見を聞いているんですけれども、非常にありがたいというか、産後来ていただける。好評だと思うんですが、何回か行かれる場合もあるわけですね。助産師、若しくは保健師、ケースバイケースだと思うんですけれども、どういう場合に何回か行かれるのか。また、保健師とか助産師が来るときに人が代わると、そういうときがあるというふうにお聞きしているんですけれども、その辺についてはなぜなのか、伺いたいと思います。

○保健予防課長  まず、赤ちゃん訪問事業につきましては、希望者の方のほぼ全ての方を対応できてございます。

また、原則は1回とは言わず、その家庭の状況により、保護者の方がやはり子育てに対する不安とかがなかなか拭えない場合につきましては、1回と言わず2回、3回、必要に応じて訪問させていただいて、しっかりとした寄り添い支援をしているところでございます。

○衛生部長  人が代わるというところにつきましては、原則1回目は、雇い上げの助産師が行っております。特別、その方、生まれる前からおつき合いがあれば、地区の保健師が行く場合もありますが、原則1回目は助産師が伺い、2回目以降、継続支援が必要な場合、地区の担当保健師が訪問するようにしておりますので、ちょっと人が代わるところがございます。

○さの智恵子委員長 他に質疑ございますか。

○山中ちえ子 委員私からは、ASMAPと今回のママパパ応援事業の連携というか、すみ分けということではない、連帯してやっていくということでいいんだと思うんですけれども、ASMAP関わって、D判定の妊婦さんを見ていくという保健師さんは、地域に出ていく保健師さんとは別立てで、そこに人員を確保しているということでありました。

そして、ママパパ応援事業に関しても別立てで人員を確保するという話でありました。30人以上だというふうに聞いておりますが、その辺の状況は、一体、全員面接に行き届くのかといったところも含め、教えていただきたいと思います。

○保健予防課長 まず、ASMAPのD妊婦、特定妊婦につきましては、保健予防課に妊産婦支援係というのを、専門の係をつくってございます。そこには7名の保健師がおりますので、当初の取っかかりにつきましては、その7名でしっかり支援のためのカードを作ったり、そういう寄り添い支援します。それで、ある程度安定しましたら、地区担当のほうに戻す、そういうのはASMAPでございます。

また、今回のママパパ事業に関しましては、30名ほどの助産師を区のほうでは採用しています。その方が週2回、3回勤務いただくんですけれども、その回数を増やすことによりまして、助産師の方々が……昨年までは全数、直接の面接だったんですけれども、今回につきましては、コロナ禍との関係がありまして、面接でもいいし、電話でもいいということにハードルが下がりましたので、今回につきましては、区が雇用している30名ほどの助産師を活用しながら、面接対応をしているところでございます。

○山中ちえ子委員 30名がもう動いているということでよろしいんですよね。

○保健予防課長 山中委員おっしゃるとおりでございます。

○山中ちえ子委員 是非、ここの今まで積み上げてきたASMAP事業とママパパ応援事業がいい形で連携して母子愛着の健全な状況の発達を支えるとか、家族状況のデリケートな側面をサポートするといったところを、他の自治体ではない取組をいち早くやり始めたという点で言えば、ASMAP事業は貧困に関連しても妊婦さんを、おなかの中に子どもがいる段階で、しっかり支援していこうといった取組でありますので、せっかくですから生かしながらやってほしいなと思うんですけれども、保健師さんがもう30名動いているということで言えば、全員面接のところが、もうどんどん積極的にやられているのかなとは思うんですが、今回、ママパパ応援事業をやっていけるとなった、なかなか難しい条件だった全員面接のところでは、保健所ではない、区民事務所に最初の受け付けを行った段階の方々をどう面接につなげるかといったところも、これまでの議事録を見させていただいて、課題だったのかなと思うんですけれども、その辺はスムーズにいきそうなんでしょうか。

○保健予防課長 先ほども答弁しましたように、今年度につきましてはコロナ禍の関係がございまして、その面接については、直接お伺いしたり、会うのではなくて、電話でも対応可能ということがございましたので、今回、先ほど言いましたように、区で雇用している30名ほどの助産師を活用して、その面接対応をしてるところでございます。

ですので、地域担当保健師がやるのでなくて、その雇用している会計年度職員の助産師が、そちらの面接対応をしているところでございます。

○山中ちえ子委員 質問に答えていただきたかったんだけれども、それは分かっているし、ちゃんと別立てで保健師さんをちゃんと雇用して、力を入れようという構えは分かっているんですけれども、電話なら電話なりに、全員寄り添えているのかというのがちょっと心配なんですけれども、電話ではなかなかという方も多いと思うんですけれども。

○保健予防課長 このママパパ応援事業につきましてはある程度聞く項目というのは定めてございまして、それを、電話をした助産師の方が一つ一つ丁寧に、お子様の状況だとか、御自分の精神的なことだとか、そういうのを細かく丁寧にお伺いはしているところでございます。

○山中ちえ子委員 是非、今回、パパママ応援事業にやっと手を挙げられたということで言えば、でも、この中でやろうと今走り出したのは、全員面接と育児パッケージというこの二つなわけですけれども、まだ国の事業、そして、東京都の事業で、まだ、10分の10補助でやれる支援事業が、まだまだあります。

この陳情の趣旨は、そういったところも同時に必要なんだから急いで検討してくれということですよね。だから、面接したらしたで、しっぱなしということになりかねない。だから、そこからニーズが生まれてきて、そこで必要だと。やっぱり中毒症になる条件にもなる高齢の出産するお母さんたちが多くなっているという中で、そういった方々に寄り添うというところでは、大変、やってない事業、たくさんニーズが出てくると思うんですよ、すぐ。すぐ出てくると思うんです。

だから、ちゃんとそこも保健師さんが相談しっぱなしにならないような事業に続けて、その延長線上にはちゃんとした手助けができる事業が、もう早い段階で検討されているんだというようなことで、お母さんたちに示していけるようにして欲しいんですけれども、そういう意味では、母乳ケアだとか、まだまだやれてない宿泊なんかは凄く、他の自治体で大変人気のある支援策だということを聞いています。むしろ、デイサービスというよりか、宿泊といったことで言えば、これまでの議事録も見ましたけれども、大変、各会派超えて求められていると思います。

なので、そこを遅い段階ではなく、ニーズをつかんだら、すぐ生かしていけるような状況にしていってほしいと思いますが、その点どうでしょうか。

○保健予防課長 宿泊型の産後ケアにつきましては、まず、今年度、デイサービス型から始めさせていただきましたので、繰り返しになりますけれども、まずそちらの状況を、使用状況とか課題だとか、そういうのを検証しながら、では、いかにして宿泊型を進めるべきかという研究は今後していきたいと考えているところでございます。

○山中ちえ子委員 研究と言いましても、これまで他の自治体で見られるように、宿泊型がどうしても必要だということは、もう明らかなんですよ。明らかで、高齢となると親がもういなくなっている時期になる方も多いし、中毒症を抱えながら元気な赤ちゃんを産まなくちゃって言って頑張っているお母さんたちが多い中、産前産後にわたって子育てを応援していくというところで言えば、やっぱり宿泊、そして、助産師さんの相談体制、相談体制一つだけじゃ成り立たない中で、連携して各サービス事業につなげていくというようなことがどうしても必要かなと、もう明らかになっている点だと思いますので、研究とは言わず、即急に考えていただきたいところだと。

もう、でも、検討も進んでいるということで、ちょっと議事録見たら、そういうふうに答弁されているときもあったので、期待しているんですけれども、その辺是非またよろしくお願いします。その辺どうでしょうか。

保健予防課長 繰り返しになりますけれども、まず、今年、産後ケアについてはデイサービス型を実施するということを決めさせていただきました。今、コロナの関係で、開始が9月に延びましたけれども、9月から数か月間きちっとした検証しながら、宿泊型についても、検討なのか、研究なのか、それは確かに、実はこの制度を入れるときも、普通だと宿泊型とデイはセットでという、そういう御意見もございました。逆にデイだけというのはどうなのという、そういう御意見もいただいてございます。そういうのを踏まえまして、今後は、まず始めさせていただきましたので、そこから、次に進むための何が必要かというのをしっかり研究していきたいと思っています。

 

長谷川たかこ委員 葛飾区と北区の視察をされたということですが、葛飾区の綾瀬産後ケアからもいろいろお話をお聞きしています。「足立区は産後ケアのデイサービスから始めるんですよ」と言いましたら、「何でデイなんですか。産後ケアのデイは利用率低いですよ、そんなの皆さん求めていませんよ。何で、足立区さん、デイからなんでしょうね」と専門家から言われてしまいました。

他の地域でも、「何で、足立区、デイなんでしょうね」と。出産を経験された当事者であるお母さんたちも、「デイなんて元気な人たちが行くところで、出産した後のお母さんたちは疲弊しているから先ずは宿泊型が必要なのに、何でデイからなんですか?」。

と言われました。また、あるところからは、北区の行政機関から「足立区が産後ケアを始めると、北区民がちょっと利用できなくなっちゃうので、困りますね」という話しもあったということを耳にしています。

衛生部長は、出産を御経験されて、このような産後ケアの宿泊型の必要性は認識されていらっしゃると私は思っていました。今のやり取りで、まずはデイの利用状況を見ながら研究していきますというご答弁でしたが、それはあり得ないでしょうと思ってしまいました。

衛生部長はどのようにお考えでいらっしゃるんですか。

 

衛生部長 今回の産後ケアについては、少しピラミッドのような形を考えております。一番、全員に行き渡るものが赤ちゃん訪問だというふうに考えていまして、まず、赤ちゃん訪問は専門の助産師や保健師によって、全出産された女性に対して行いたいと思っております。

そのピラミッドの頂点にあるのが宿泊型の産後ケアだと思います。これは全ての方が利用されるわけではなくて、もちろん重症の方もいらっしゃるし、休憩を取りたい方もいらっしゃる。ただただ、費用の面ですとか、おうちを離れて全てのものを持って泊まりに行くというのは、結構、そこは負担があるものですので、これが頂点。真ん中のところがデイケアだと思います。荷物はそれほど持たずに、子どもとお母さんが昼間頼りになる助産師のところに行って、そこで、たまには御飯もいただきながら、自分の気持ちを聞いていただいたり、おっぱいの相談をしていただいたり、その他、体のマッサージを含めてケアを受ける。ですので、このピラミッドで考えたときに、今、足立区は、下から少しずつ、その利用者数が多いだろうと考える、使いやすいだろうと考えるサービスから今始めていくと。

宿泊型をやらないと言っているものではなくて、まずはこの下からしっかり積み上げていって、次の段階で宿泊型が、きちんとニーズに合ったものができるように、今検討をしているところです。

 

○長谷川たかこ委員 では、その認識を是非変えていただきたいと思います。

私も当事者でしたが、必要なのはデイサービスじゃなくて宿泊型です。上が宿泊ではないですよね。結局、デイサービスというのは、元気なお母さんしか行けない支援です。デイサービスに行くのにも、荷物が多いのです。赤ちゃんの哺乳瓶やら、替えの洋服とか、それから、おむつだっていっぱい持って行かなきゃいけない、近隣、例えば近場に、そういう通える施設があれば、また行きやすさはあるかもしれません。それでも、私の家から産後ケアのところまで15分もかからない場所にありますが、それでも大荷物を持って行かなきゃいけない。

宿泊型だったら、出産した後、病院を退院してすぐに車で、宿泊型の施設に皆さん行かれています。ほとんどそんなに荷物を持たずに。夫が仕事でいなくて夫が付き添いできないような時に、ベビーカーにたくさんの荷物を持って、えっちらおっちら行くような支援はニーズが高くありません。元気なお母さんじゃなかったらデイケアなんて利用できないというのが現状です。葛飾区の産後ケア施設を視察されてきたんでしたら、そのような状況も分かるものだとも思いますし、葛飾の視察のときに、宿泊型とデイケアの利用率の違いというのを明白に御説明があったかと思いますが、何でそういう認識になられたのか、甚だ疑問です。

本来だったら、デイサービスよりもまず先に宿泊型のサービスを足立区は行うべきだと思われます。それが当事者の願いでもあり、専門家からの意見でもあるのですが、如何思われますか。

 

○衛生部長 いろいろな考え方や選び方があっていいと思います。ただ、日中のデイサービスを必要とされている区民もいらっしゃると思いますので、まずは9月から、こちらを始めてみて、その利用状況ですとか、ニーズのほうも把握して、今後の検討に生かしてまいります。

 

○長谷川たかこ委員 では、先ずはデイケアを様々な場所で行うよう事業の拡充を求めます。しかし、デイケアの利用状況を見て、今後将来的に産後ケアの宿泊型を行うかどうかというところに結びつけるのは如何なものかと思われますが、如何ですか。

 

○衛生部長間 違っているかどうかは別として、いろいろな考え方があると思うんですが、まずはそういった場で、お母様方の意見も伺いながら、今後どんなサービスが必要かについて検討していきたいと考えます。

 

○長谷川たかこ委員 1,000名以上もの皆さんが請願を出して、署名をされているというのは、当事者の皆さんが産後ケアの宿泊型を必要だと思っているから署名活動をして要望を出しているんです。

また、国や東京都の補助事業を活用していただけるというようなお話もありましたが、今、国では婚活から、結婚、出産、子育てに至るまでの少子化問題に対応するための補助金として「地域少子化対策重点推進交付金」というものを打ち出していますが、足立区ではどの部分を活用しているのでしょうか。

 

○さの智恵子 委員長どなたか。

 

○副区長 この内容についてちょっと所管のほうが今日出席しておりませんので、後でお調べしたいと思います。

 

○長谷川たかこ委員 「とうきょうママパパ応援事業」の活用については皆さん感謝しているところではあります。オプションで多胎児家庭に対する支援策というのも盛り込まれていますし、ベビーシッターや家事支援ヘルパーなどを利用する補助券だったり、それから、1歳になったら更にお祝い品を送るというようなパッケージも入っております。

子育てをする親御さんのモチベーションが上がる、その仕掛けが盛りだくさんです。

10/10の補助事業でもあり、東京都では各自治体が活用することを促しているのですから少子化対策という観点から更にオプションをつけて区として活用をしていただきたいと思いますが、如何でしょうか。

 

○保健予防課長 この事業は長谷川委員御指摘のとおり、まず、必須事業がありまして、それを踏まえて、次に任意事業がるる記載されてございます。これにつきましては、先ほど言いましたのは、衛生部が担当するもの、また、子ども家庭部が担当するもの、両部で連携しながらやる、そういうもの等々がございますので、それらについては、これから子ども家庭部との協議なりさせていただく、そんな予定で考えているところでございます。

 

○長谷川たかこ委員 是非、期待しております。

強く要望いたしますので、よろしくお願いいたします。

ネウボラというのは寄り添い支援でもあり伴走型の事業です。ASMAPに足立区は力を入れているということですが、その部分で、子ども一人ひとりのデータ管理についてお聞きしたいと思います。しっかりとなされているという認識を足立区はされていらっしゃいますでしょうか。

 

○保健予防課長 データヘルス推進課のほうで、そういう健康データの一元化というのを図ります。そこの中では、三、四か月健診、9か月、1歳6か月、3か月等々と、歯科健診と、そういうデータはそのシステムの中で取り込んで、一人ひとりに。今までは、集団とか地域だったんですけれども、今度はお一人おひとりに合うような、合ったきちっとしたデータを管理して、一人ひとりにきめ細やかな支援ができるよう、そんな体制で今組んでいるところでございます。

 

○長谷川たかこ委員 現場は違うと感じます。

私自身、子育てを3歳1歳児をしています。

この間も本会議があって1歳半健診、歯科健診を受けることができませんでした。

そこで、案内についているアンケートを書いて中央本庁の衛生部の窓口に提出しますと所管の保健センターに御連絡をしたところ、再度御連絡があり「要りません」と言われました。一体どういうことでしょうか。

一人ひとりにきめ細やかな支援ができる体制ではなかったのでしょうか。

歯科健診を受診したのか、乳幼児健診を受診したか否か、アンケートを改修して各個人のデーターに入れながら、虐待傾向がないかとか、子育てに不安を持っていないかどうかいった点をしっかりと把握すべきだと、されていると私は思って「アンケートを提出します」と言ったのですが、わざわざ保健センターから折り返しの御連絡があって「要りませんから」と言われました。

未だに手元にそのアンケートを持っています。

1歳半健診、歯科健診の内容、観察記録等、諸々の資料となるものをコピーして、保健センターにお渡ししようと思っていましたが「要りません」と言われてしまいました。

どういうことなんでしょうか。

 

○保健予防課長 長谷川委員御指摘のことは、事実確認して長谷川委員がおっしゃるとおりでございます。

それにつきましては、我々としては、もっとアンテナを高くして、そういうお声について、長谷川委員がアンケートを提出いただけるということに対して要りませんというのは、それは本当に間違った対応で、まことに申し訳ないと思ってございます。

それで、それについて、各センターの保健師についても、そういうことがないように、しっかり、お一人おひとりの、そういうことはきちっと取ることが、お一人おひとりのこれからの支援に役立っていくので、ないようにということで、それは現場にも、私のほうから伝えさせていただいたところでございます。

 

○長谷川たかこ委員 ASMAPの部分で、足立区は先進区だというふうに全国的にもお話しされているにもかかわらず、結局、現場ではそのような対応だったということで大変残念に感じました。私以外でも健診等に行けなかった親御さんたちが、結局アンケートとかも出さずに見過ごされてしまっている事例があると思われます。ですから、今申し上げましたので、今後、このようなことがないよう、参加できなかった御家庭のアンケート等、それから、健診を受診した内容のコピーを提出してもらうなど、徹底した管理をお願いしたいと思いますが、それはできますでしょうか。

 

○保健予防課長 健診に必ず未受診の方等はおられます。それについては、地区の保健師が後追いをして、どうでしたかとかそういう電話していただいているところですので、しっかりやっているということは我々も認識はしています。でも、長谷川委員御指摘なことがございましたので、今後そういうことがないように、やはりしっかりとして、一人ひとりが、そういうお声なり、アンテナを高くして情報を、データを収集する、そういうことはしっかりやりながら、それをどう次に生かしていくか、それを考えていきたいと思っているところでございます。

 

○長谷川たかこ委員 しっかりとした寄り添い支援事業になるよう、に行っていただきたいと思います。よろしくお願い致します。

 

○横田ゆう委員 5月から、とうきょうママパパ応援事業の活用で2万円相当の出産プレゼントが実現したと思っています。

それで、区議団の控室のほうに本当にいろいろな声が寄せられていました。本「当にもらえるんですか」という問合せですとか、「どうすればもらえるんですか」とかという問合せが相次いでいました。

このことは、やはり足立区が子どもの出産を祝福して、子育てを応援する気持ちが伝わる良い制度が実現したと思っています。この事業は、継続して来年度も続けていってほしいと思いますけれども、どうでしょうか。

○保健予防課長 今年実施することになりましたのは、通常の1万円の育児パッケージと、今年は東京都がコロナ対策で1万円を上積みする、それで合計2万円というお話と、面接が全数やるのは変わらないんですけれども、電話でいいという、そういうハードルが下がったことによって、今年、実施に踏み切ったところでございます。

来年度につきましては、今のところ、来年以降も継続するかどうかについては、これから、今、来年も続けてやりますとまでは言えないんですけれども、措置できる方向で、今、検討はしているところでございます。

○横田ゆう委員 今の状況の制度でいくと、この状態がやっぱり1年続くと思うんですね。その後は保健師の面接が必要になってくると思いますんで、先ほどの答弁で言うと、助産婦を30名配置をしたとおっしゃっていましたけれども、週2回から3回を週、働く日数を増やすなどとして、保健師の人数、現在のままで見通しはどうなんでしょうか。

○保健予防課長 もし仮に来年度引き続きやる場合につきましては、それは今年、会計年度の助産師がやりましたけれども、それも加えて、また、地区保健師も一緒に、必要に応じて面接をし、必ず全員面接、もしもし電話が駄目だって、全員面接しなきゃ駄目だといったことになりましたら、そういう助産師、保健師、力を合わせて、全員の面接実施をしていきたいと思っているところでございます。

○横田ゆう委員 是非よろしくお願いします。

それで、この陳情に関わって、情報連絡の衛生部のASMAPの妊娠届出の実績のところ、5ページのところの妊娠届出時のアンケート集計結果のところをちょっと見ましたが、ほとんどの項目で、30年度から比較して、令和元年に、いろいろなリスクが減っているんですね。ところが、7ポイント上がっている項目がありまして、これがやっぱり心身の不調ですとか、転入によるいろいろなトラブル、いろいろな心身面の状況変化などが入っているんです。

ですから、是非、今後ともますます保健師の面接というのが重要になってくると思いますので、引き続きこの取組は何とかして続けていっていただきたいと思います。

そして、次に、産婦の抱える大きな悩みのところで乳房ケアがあります。多くのお母さんたちが母乳で育てたいというふうに願っているというのは、厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドの改定に関する研究会でも言われておりまして、妊娠中に、母乳で育てたい、母乳が出れば母乳で育てたいと、9割の人が思いを持っているということです。特に初めての出産では、乳房に痛みが出たりとか、乳腺炎になったりして、途中で母乳を諦めて、断念してしまうお母さんもいるということです。

このような中で、乳房ケアの重要性があると思いますけれども、区のほうではどのように認識してますでしょうか。

○衛生部長 特に初産婦の乳房ケアはとても重要なケアの一つだというふうに考えております。そういったこともございますので、赤ちゃん訪問は、原則、1回目は助産師に訪問していただき、おっぱいの相談も含めてケアをしているところです。

○横田ゆう委員 この乳房ケア、マッサージは非常に重要な問題です。足立区内で、この乳房マッサージを受けようとすると1回5,000円かかるんですね。お金のある人とない人、区別なく乳房マッサージを受けられるように助成をするべきではないかと思っています。

葛飾なんかでは、訪問又は契約医療機関で乳房ケアを受けることができて1回4,000円の補助があり、2回まで受けられます。墨田区では、外来型乳房ケアが4回まで1,000円で受けられます。同じく墨田区で、どちらか選ぶような形になっておりますが、訪問型乳房ケアだと3回まで1,000円で受けられるということです。足立区でもこういったことを求めたいと思っています。特に訪問乳房ケアは、自分の住み慣れた自宅で、落ちついた環境で、自分が普段使っているものを使用しながらケアを受けることができるということで、足立区では以前からASMAPで訪問事業が充実していると思いますけれども、その延長線上に訪問型の乳房ケアを取り入れたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。

衛生部長 訪問型の乳房ケアも兼ねまして、赤ちゃん訪問のところで、まず助産師が一度そういった相談に乗っております。また、非常に張りがあったりとか、感染の恐れもある方については、経過観察として、また2回目、3回目の訪問もできますし、医療につなげることもしております。

また、これから始めるデイサービス型の産後ケアのところも、1番の管理監督者としてつく者は助産師になりますので、そこで乳房の相談もできるようになっております。

まずは、そうした訪問型とデイサービス型を利用しながら、今後の事業についてはまた検討させていただきたいと思います。

横田ゆう委員 そのデイケアを利用する方、又は初回の助産婦が訪問することについては非常にいいことであると思いますけれども、そこでキャッチしたいろいろな乳房のトラブルについて、マッサージが必要な方がたくさんいらっしゃると思うんですね。そこの支援を求めているので、そこはよく検討していただいて、例えばもう3日空けたらもう凄く大変な熱が出たりとか、大変な事態になるので、そういうときに、やはり訪問してマッサージを受けたりとか、委託した医療機関で受けられるとか、そういったことで、そういうことも情報提供しながら、その費用も1回5,000円で3回受けたら1万5,000円になってしまったということがありますので、その費用の助成も含めて、是非お願いしたいと思っていますが、いかがでしょうか。

衛生部長 乳腺炎などというふうに診断される状況になれば、保険診療も可能な範囲だというふうに捉えております。

一方で、母乳の出をよくするような母乳マッサージなどもお母様方には必要なんだろうと思います。

その他の保険診療にならない乳房マッサージにつきましては、今後の検討課題とさせていただきます。

横田ゆう委員 是非、検討課題として早急に実現していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

長谷川たかこ委員 すみません、今の母乳ケアの件です。

赤ちゃん訪問では遅いんですね。出産した後に、数日間、子どもに、赤ちゃんに母乳を与えていないと、母乳がストップしてしまいます。母親学級のときからお母さんたちにそういう知識を与えることが必要です。足立区は堤式の母乳研究所と委託しているので、このような専門的な機関、スキルを持っている専門家の人たちに、さらに母親学級や、何かしらの区のイベントの際に発信してもらうのが一番効果的だと思われます。お金もかかりませんし、是非やっていただきたいと思いますが、如何でしょうか。

 

衛生部長 現在お願いしている先生も活用しながら、啓発に努めてまいります。

 

長谷川たかこ委員 お母さんたちには出産する前から知識を与えると、与えないとでは全く違った効果があります。母乳を与えることで子どもとの愛着形成が育まれて児童虐待の率は下がると思います。

堤式母乳研究所が足立区では委託されていますので、堤式にご協力を頂きながら周知啓発に努め区で積極的に発信するといった作業を徹底して行っていただきたいと思いま。

強く要望しますので、よろしくお願い致します。

 

○さの智恵子委員長 他に質疑なしと認めます。各会派の意見をお願いいたします。

○かねだ正委員 子育て応援、また支援施策については非常に重要だなということは、我が会派も認識はしております。

今回の請願についての願意についても十分理解できるところはありますけれども、まだまだ議論を深めていく必要があると思いますので、継続という形にさせていただきます。

○長井まさのり委員 我が党としても、まだ議論を深めていくケースもあるかと思いますので、継続でお願いします。

○横田ゆう委員 非常に重要な要望であると思いますので採択を求めます。

○長谷川たかこ委員 強力に推し進めていただきたいと思いますので、採択でお願いします。

○市川おさと委員 継続。

○さの智恵子委員長 本案は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。

[賛成者挙手]

○さの智恵子委員長 挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。

 

 


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