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放置自転車問題
防災対策
医療体制の確立
治安・防犯対策
生活道路の安全確保

放置自転車問題

達成度 ★★★★

足立区は東京23区でみても、残念ながら犯罪認知件数が常にトップクラスです。
このようなデータから「足立区は治安が悪い」というイメージが持たれる結果となってしまいます。

データをよく見ると足立区の犯罪認知件数が多い原因に、自転車盗難の多さがあります。
そしてその自転車盗難の要因のひとつになっているのが、「放置自転車」です。

区内の交通手段、特に東西の交通手段が十分でない足立区にとって、自転車は区民の皆さんの重要な移動手段です。
しかし、駅や商店街周辺の放置自転車は、自転車盗難の温床となるばかりでなく、安全な通行の妨げになり、街の景観も損ねます。


そこで、私はこの放置自転車を減少させるためのさまざまな提案を、議会で何度も行ってきました。

これまでに足立区内の放置自転車の状況、自転車盗難の状況などのデータを見ると、放置自転車の多い場所で、決して駐輪場の数が不足している訳ではないことが分かりました。

例えば、綾瀬駅を見てみると、平日の綾瀬駅の利用者数は、およそ4万5千人。
そのうち、約9500人の方が自転車で乗り入れていると推定されています。
それに対して、綾瀬駅周辺の駐輪可能台数は区営・民営あわせて、およそ11000台という資料をいただきました。
これは、放置自転車で悩まされている北千住駅、西新井駅、竹ノ塚駅周辺にもいえることですが、決して駐輪場の収容台数が不足している訳ではないようです。

一方、直近の東京都の行った放置自転車調査で、綾瀬駅183台、北千住駅162台、竹ノ塚駅218台に対して、西新井駅28台というデータがあります。
これを見ると、利用者数の多い区内主要4駅の中で、西新井駅の放置自転車の数の少なさが際立っています。
お聞きしたところによると、駅の近くに新しく出来た民間の商業施設に、駐輪場が整備されたのが要因ではないかと考えられるそうです。


つまり、足立区の放置自転車の多さは、駐輪場の不足ではなく「便利で」「使い勝手のいい」駐輪場がないのが原因と考えられます。

そのため、放置自転車の多い地域には、「便利で使いやすい駐輪場を整備すること」、「区だけでなく民間の事業者の協力も得ること」などを提案してきました。

綾瀬駅の近くの商業施設では、2時間無料一時利用短時間利用が可能なラック式の駐輪場を整備していただきました。またさらに議会でも提案をしたところ、2013年9月には、綾瀬地区の駐輪場不足に対応するため、東綾瀬公園敷地内にも自転車駐輪場が新設されました。新設された自転車駐輪場は、買い物等で利用する自転車対策として計画したコインラック式の2時間無料一時利用の自転車駐輪場です。

この駐輪場が新設されたことにより、放置自転車の要因の一つになっている一時利用者に駐輪場の利用を促すための有効な手段となります。
また、現在、東綾瀬公園などに、大規模な地下式の駐輪場を設置することが出来ないか、区の担当者と協議を進めています。

足立区では、現在、主要駅には「駐輪監視員」を配置して、放置自転車対策に取り組んでおり、一定の効果はあるようです。
しかし、放置自転車の監視や回収にかかっている費用を、立体駐輪場などの建設にあてることにより、人件費などで消えていく経費より、最終的には区の財産になるものへの投資を行うほうが、未来の足立区のためになると考えています。

また、放置自転車として回収され、決められた期間内に持ち主が引き取りに来なかった自転車の処分について、マイナス面がよく考えられます。
しかし、それらの放置自転車は「区の財産」になるという逆転の発想で、リサイクル業者に有料で引き取ってもらう、又は入札などを行うことにより、区の財政にプラスにすることも提案しています。
放置自転車問題は、区民の皆さんにとっても身近な問題であり、区政にとっても大きな課題のひとつです。

今後も費用対効果なども十分に検証しながら、さまざまな提案を行い「放置自転車ゼロの街 足立区」を目指し、あらゆる可能性を検討していきたいと思います。

達成度 ★★★★


国内のみならず、海外の取り組みについての文献調査・研究。

★★
放置自転車対策に取り組む自治体(江戸川区)の視察。
民間事業者との協議。
さまざまなデータに基づき、区の担当者と駐輪場建設の可能性について協議。

★★★
本会議での代表質問や一般質問、予算委員会、決算特別委員会などで、民間事業者との協力も含めた駐輪場の整備や回収した放置自転車の有効活用などを提案。

★★★★
綾瀬駅周辺の民間商業施設や東綾瀬公園で、一時利用が可能なラック式の駐輪場が整備されました。
回収した放置自転車の事業者団体への引渡しが、有料となりました。

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