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長谷川たかこの政策

3歳児健診で見落とされている弱視の問題

3歳児健診で見落とされている弱視の問題、皆さんご存知ですか?
幼児期に弱視を早期発見・早期治療が大切
3歳児健診で「オートレフ検査」や視能訓練士・眼科医が視力を測る体制を早急に構築しよう!

◆3歳児健診で見過ごされた弱視の問題
全国的にも、3歳児健診の視覚検査で異常なしと言われた子ども達が小学校入学前後の健診で弱視が見つかるケースが相次いでいます。
現在、多くの自治体で3歳児健診の視覚検査をアンケートと家庭での視力チェックという方法を行っています。2次検査では、そのアンケートを基に保健師や看護師(検査項目に×が多いと看護師)がチェックしています。

◆3歳児健診の受診前に家庭で視力検査
実際にやってみて思ったことは、親が家庭で3歳児になったばかりの子どもを対象にして視力検査をしっかりと行うこと自体、困難です。親が家庭でカードを用いて検査を行いますが、ここで子どもの視力の異常を気付くことは大変難しいと言わざるを得ません。

◆意外にも見過ごされている子どもたちの弱視
この話を区民の皆さまにお話しすると『わが子が弱視になってしまった…』という声を何件か聞きおよんでいます。

◆子どもの視力の発達度
子どもの視力は1歳で0.2前後、4歳5歳で1.0に達するといわれており、ほぼ6歳児までに完成するとされています。視力の発達する6歳ぐらいまでの期間に、強い屈折異常(ピントが合っていない状態)などがあると、視力が悪い状態のまま発達が止まってしまいます。目を細めたりして見てわかる症状もありますが、症状が何もない場合も多く見受けられ、親も異常に気付かないそうです。

◆幼児期に弱視を早期発見・早期治療が大切!
弱視の治療は3歳ごろから始めれば、ほとんどの子どもが治ります。3歳児健診で見過ごされると、次に視力をはかるのは就学児健診です。その時、子どもは6歳になっており、3歳児健診で異常を見落とされてしまうと、最大限の効果を得られる治療の機会を逃してしまうことになります。このようなことからも、眼の発達期間に行われる3歳児健診は、眼の発達を妨げる原因を早期に発見し、早期の治療につなげるために重要です。

◆鳥取大学医学部附属病院眼科の調査では
3歳児健診への視能訓練士参加と屈折検査導入の有用性を示すものとして鳥取大学医学部附属病院眼科の調査では、3歳児健診の際に、全幼児にドットカード視力検査とオートレフ検査を行った結果、視力値は良好であるが屈折値不良のため、要精査とした幼児の86%に弱視が検出されたと公表しています。
鳥取県米子市では、平成17年度より3歳児健診に視能訓練士の参加と屈折検査を導入し、港区でも平成26年度から視能訓練士による検査が行われています。

◆日本小児眼科学会では
2016年8月「2次検査においては、視能訓練士の参加が検出精度の更なる向上に寄与し、弱視の発見率が上がる」と発表しています。

◆他自治体では
一部の自治体では、幼児期に弱視を早期発見・治療できるよう3歳児健診の際に「オートレフ検査」という屈折異常を機器で測る検査を取り入れています。兵庫県下では明石市・加古川市・加古郡・姫路市などで実施されています。



長谷川たかこの政策提言

◆足立区で取組をはじめよう!
乳幼児の目の健康について、足立区は現在、区の指導はありません。そのため、親は知識がないまま異常に気付かずに気が付いたら手遅れになってしまっている現状があります。

乳幼児の3・4ヶ月健診などで乳幼児の視覚の発達について小児の視機能管理を周知・啓発するよう働きかけていきます!

弱視の早期発見・早期治療につなげるために、3歳児健診において「オートレフ検査」や視能訓練士・眼科医が視力を測る体制を早急に構築するよう求めていきます。

整備されるまでの間の即時対応策として、3歳になったら眼科医でオートレフ検査を行うよう、保護者に呼びかけていきます。

区の回答;(衛生部長 議事録抜粋)
乳幼児の視覚の発達に関する重要性の発信と乳幼児の視覚の発達に関する重要性の発信と視機能管理についてのご提案にお答え致します。区と致しましても、子どもの発達段階に応じた視覚に関する情報を提供することが、保護者への理解を深める面からも肝要であると考えております。この為、子どもの視力の発達上、検査が可能となる3歳児健診の際に、保護者の方々へ視力の発達に関する情報を提供しておりますが、引き続き適切な時期に情報を提供できるよう、パンフレットなどの内容を充実して参ります。なお、視機能管理に関しましては、実施内容や方法について、さらに調査をする必要がありますので、今後の研究課題とさせていただきます。
次に、3歳児に眼科受診を勧奨するご提案についてですが、3歳児健診での視力検査で、要精密検査となった方には、眼科医の受診を勧奨しておりますが、今後は足立区医師会眼科医会と要経過観察の方に対しても対象とするべきか否かについて協議を行った上で対応して参ります。

長谷川たかこは、引き続き、粘り強く、今後も区の担当部署の方々と協議を重ねながら、制度の構築に向けて全力で区に働きかけていきます!


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