防災の日の今日、全国各地で防災訓練が行われました。
関東大震災に因んで制定されたこの日は、当初は震災の犠牲者の慰霊が目的でしたが、次第に、災害に対する意識の高まりなどを受け、防災について考えるよ
うになったといわれています。
地元の娘の小学校でも、防災の日ということで、児童の引き渡し訓練が行われました。
災害が発生し、児童のみの帰宅が危険と判断されたという想定で、学校で待機する児童を、保護者が迎えに行くというものです。
日本は過去に、何度も大きな地震災害を経験しています。
災害が起こったら、どのように対応すべきか、日頃から家族で話し合い、シミュレーションをすることが大切です。
今朝、我が家でも、娘と大地震が起きた場合、電車がストップした時にはどうすべきかなど色々なことを想定し、お互いの共通認識を持つ話しをしました。
娘から「ママ、こういう場合はどうする?」と問題提起をされたことから話しが始まりました。
各家庭でも、いざという時に地震から身を守る方法や、その後の行動について話し合うことは大事ですよね。
関東だけでなく、平成7年兵庫県南部地震M7.3と同じくらいの規模の地震がいつ起きてもおかしくないと言われている地域は、全国に何箇所もあります。
普段は、当たり前に出来ていることが、災害によるパニックなどで、出来なくなることも十分に予想できます。
「災害が起こったら考える」
「実際に起きてから話し合う」
これでは、災害発生時に、迅速に対応し、有効に機能する対策ではありません。
みんなが落ち着いて考えられる平時に、考えられる対策は、すべて行って備えるくらいの準備が必要だと思います。
私は、以前、足立区の防災対策について、
予
算特別委員会で質問を行いました。
その際にも、いくつかの問題点を挙げ、対策を提案させていただきました。
今後も、区民の皆さんの安全を守るためにも、十分な体制が整えられるよう、区の担当者などと話し合いをしていきたいと思います。
最後に・・・
地震など、大災害発生時に、安否確認などの対応としてNTTが設置する「声の伝言板」(伝言メール)があります。
このシステムを利用し、家族・知人同士の安否の確認だけでなく、学校が子供たちの状況を伝言で録音し、その録音した伝言を保護者は電話で聞き、子供の安
否を確認することもできます。
また、携帯電話各社の「災害用伝言版」やインターネットの災害掲示板などでも、安否を登録確認することが出来できます。
皆さんも、一度、使い方などを体験されると、いざという時、役に立つと思います。