この冊子は、色覚の多様性に配慮した色使い・デザインを用いるという「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」の考え方で作成されており、CUDに配慮 されていることを表す「CUD認証マーク」がついています。
皆さんのご自宅にも、この「資源とごみの分け方・出し方」が配布されたかと思います。
数日前に、「足立区カラーユニバーサルデザイン ガイドライン」が完成したことを、このホームページ上でもご報告をさせて頂きましたが、この度、環境部 が新しく作成した平成21年度「資源とごみの分け方・出し方」に、カラーユニバーサルデザインに配慮したものとして、カラーユニバーサルデザイン (CUD)認証マークをいただきました。
この新しいゴミ分別冊子は、私にとって、大きく2つのうれしい点があります。
一つ目は、もちろん、私が初めての代表質問で提案し、このホームページでも何度も取り上げてきた「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」に配慮された ものであることです。
実は、前回の本会議での一般質問でも、足立区民の皆さんが手にとって目を通す、すべての広報物、印刷物等へのカラーユニバーサルデザイン導入の提案をし ました。
具体的には、
『さらに、できるところからの取り組みとして、区の印刷物やホームページなどへのカラーユニバーサルデザイン導入も、引き続き、進めていっていただきた いと思います。
例えば、予算資料の中にあるように「あだちカラーマップ」や「母子健康手帳」を新しくする際や、ハザードマップ、ごみ分別表、ホームページ、あだち公報 などの全ての区民の皆さんが目にするものについて、作成する際には、その色使いへの配慮を行ってもらいたいと思いますがいかがでしょうか』
という内容の提案をさせていただきました。(詳しくは、2 月28日の記事をご覧ください。)
今回のゴミ分別冊子も、足立区のCUDへの取り組みの目に見える成果のひとつです。
そして二つ目は、内容そのものです。
私は、議員になってからずっと、産業環境委員会に所属して、環境問題に対しても、委員会や本会議などで、さまざまな政策提案をしてきました。
議員になって間もない頃の2007年の11月2日に開催された産業環境員会で、
『横浜市を見ますと、家庭で出る可能性のあるごみの全てを辞典化して分類しています。足立区と横浜市では規模が違いますが、そういう取り組みを足立区も 行い足立区から変えていくという発信をしてもらいたいと思います。』
と、区民の皆さんがゴミの分別に関心を持ち、また実際に便利な『ゴミの分別辞典』の作成を提案しました。(詳しくは、昨年の11 月2日の記事をご覧ください。)
今回のゴミの出し方冊子の後半に、まさにその「ごみの分別辞典」が盛り込まれました。
いままでのゴミ分別表のイラストによる説明だけでなく、より細かい品目についても、それが「資源」なのか「可燃」なのか「粗大」なのかが、辞典形式で分 かるようになっています。
このように議会等で提案した政策が、ひとつずつ実現していくことは、議員として大変うれしいことです。
今後も、区民の皆さんの目線で考え、足立区を少しずつでも良くしていきたいという視点からの政策提案をしていき、足立区を素敵な街にしていきたいと思い ます。
最後に、今回の「資源とごみの分け方・出し方」の作成を進めていただきました区長をはじめ、区の職員の皆さん、ありがとうございました。
今回、新しく作成された「資源とごみの分け方・出し方」の冊子です。
冊子の右下、足立区のマークのとなりに、「カラーユニバーサルデザイン認証マーク」がついています。
最後のページの「禁止マーク」も赤色の調整や文字を縁取りするなど、CUDに配慮されたものになっています。(この他にも、冊子の中には、さまざまな配慮・工夫がされています)
自分の出すゴミが「資源」「可燃」「不燃」「粗大」のいずれか、分かりやすい辞典も収録されました。