近藤区長へ、平成24年度の予算要望を手渡し、内容の説明をしました。
今日は、民主党会派で近藤区長に平成24年度の予算要望を提出してきました。
今回も区長に直接手渡しし、意見交換をさせていただきました。
これまで会派で多くの団体から、さまざまなご要望を受け取り、またヒアリング等を通じでより詳細にお聞きしてきました。
それらも参考にさせていただきながら、会派の鈴木議員、おぐら議員とともに、来年度の予算要望としてまとめました。
提出した要望書の中では、重点項目として、
[政策経営関係]
1. ユニバーサルデザインを推進するために条例制定および所管の設置を検討されたい。
なお、カラーも含めたユニバーサルデザインに特段の配慮をされ、まず、区役所本庁舎を早急にモデル施設とされたい。
[総務関係]
1. 公契約条例の制定を早急に行われたい。
2. 災害弱者(高齢者、要介護者・障がい者・幼児児童等)や在住外国人への災害情報の提供と、救援・救助体制の確立をされたい。また、関係団体、介護施設、介護関連事業者等との災害時の協定を締結し、福祉避難所としての位置づけを図られたい。
[区民関係]
1. 学童保育室の待機児を短期年度で解消するよう計画的に進められたい。また、障害児の受け入れも拡大されたい。
2. 多文化共生を推進するため条例化するなど検討されたい。
[福祉・子育て支援関係]
1. 保育園の待機児童ゼロに向け早急に解消に取り組まれたい。
2. 特別養護老人ホームの入所待機者の解消に努力されたい。
[衛生関係]
1. 小児科二次救急態勢を整えられたい。また、三次救急医療施設の誘致に取り組まれたい。
2. 自殺対策については、子どもから高齢者まで範囲を広げ、拡充継続されたい。
などです。
どれも優先順位の高い、または未来の足立区のために必要な政策であると考えていますので、区長をはじめ執行機関の皆様には、十分にご検討いただき、来年度の予算編成に盛り込んでいただきたいと思います。
(参考)
その他にも、私の方からの提案(他の議員と重なる部分も含む)として、以下の内容なども盛り込んでいただきました。
・本庁舎の休日開庁を月2回実施し、千住区民事務所の土日開庁に努められたい。
・多文化共生を推進するため条例化するなど検討されたい。
・区内在住、滞在の外国人の医療、職業、居住相談に加えて、行政・教育・生活習慣などについての情報提供やサポート体制を一層拡充されたい。
・地域コミュニティの場を拡充するなど、中国残留帰国者等への施策を一層充実されたい。
・禁煙特定区域の指定等足立区歩行喫煙防止及びまちをきれいにする条例施行による現状を引き続き検証し、強化に努められたい。
・駅周辺のたばこの煙拡散防止策として、喫煙指定場所の増設および吸引機の設置などについてJTや鉄道事業者などと連携して実施されたい。
・足立区在宅介護連携手帳の作成・活用を区として積極的に取り組まれたい。
・原爆被爆者に対して、他区でも行われている見舞金の支給を検討されたい。
・毎年行われている原爆展の設営を区が担当されたい。また、戦争体験者からの資料を収集・整理し、郷土博物館等に設置されたい。
・本庁舎や各福祉事務所ならびに幹線道路の交差点への音響誘導装置の設置を進められたい。特に本庁舎については、年度内に実施されたい。
・東武伊勢崎線 西新井駅東西にエスカレーターの設置に取り組まれたい。
・竹ノ塚駅東口から竹ノ塚障害福祉館までをモデルケースとして、各交差点にエスコートゾーンと音声信号の設置を早急に取り付けられたい。
また、歩車道境界の誘導用ブロックに関しては、各障がい者団体と協議の上、検討されたい。更に、検証した上で、他の公共施設や病院等にも広げられたい。
・綾瀬駅前の放置自転車問題について、鉄道事業者の責任を課し、また、東綾瀬公園内に一時利用も含めた地下型自転車駐車場の整備を検討されたい。
なお、葛飾区がまたがっている場所については、両区で協力をし、早急に整備を進められたい。
・河川沿いの歩道や公園などを活用した区民の憩いの場となるドッグランを拡充されたい。