高齢者福祉

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日野市ユニバーサルデザインの学校教育について

特別支援教育は、学校教育法などの法律も変わり平成19年度から本格的に指導されました。しかし、まだまだ学校現場では、全体での取り組みにはむらがあり、確実にその個々にあった的確な指導には至っていません。その為、適切な指導が受けられないが故に子どもたちが不登校やいじめ等で苦しんでいる実態があります。

学校全体の支援体制が構築され、教師全体で見守る必要のある子どもが確認されることや授業においても個別的な支援や配慮が必要です。 それを実現するためにも、先進的な自治体として導入をしている日野市のユニバーサルデザインの教育を視察してきました。

本日、伺ったのは日野市立日野第3小学校。

日野市は「ひのスタンダード」を基に、学校・学級環境を整え、ユニバーサルデザインの授業づくりに継続して取組んでいます。この取組みによって、居心地のよい学級づくりを行い、子どもたち全員が授業への参加意欲が高まるように日野市では工夫をしています。全ての生徒が「わかる」「できる」「楽しい」授業を目指し、国語化を中心とした授業のユニバーサルデザインの研究を推進してこられてきたそうです。

授業のユニバーサルデザインは、全員参加・全員理解を目指すこと。

授業の質を落とすのではなく、論理を目標に授業を組み立てていきます。そのためには、教科指導と特別支援教育の両方の指導力が重要となってきます。 このような指導から、特性の強い子供も小学6年生になると、授業にきちんと望めているそうです。校内見学もさせて頂きましたが、校内には様々な工夫がなされています。

例えば、全教室では徹底して落ち着ける環境を整えるように工夫がされています。教室の中はすっきりとシンプルで余計なものは置かない、黒板の横の壁にはカーテンをつけ、掲示物を隠しています。棚にもカーテンをつけ、目隠しがされていました。これは、周りの刺激に配慮したものです。
提出物は整然と整理されるように、専用の箱が用意されており、視覚ですぐにわかるように箱一つ一つにシールが貼ってあります。
また、日常の学校生活内での通風、換気、室温、音などにも配慮しています。
さらに、学校の活動面では、見通しがもてるように子ども達に意識を促す取り組みもされています。

発達障がいの傾向のあるなしに関わらず、誰にでも分かりやすい授業・環境を整備することは、子ども達の安心感につながり、学習意欲を高める結果に繋がっていきます。間違いや出来ないことを気づかせるだけではなく、正しいことや出来ることを如何に具体的に丁寧に教えていくのかが重要なポイントです。

子ども達の苦手なこと、学習のつまずきや困難さに対して、学習環境や教師の関わり方など環境の要因の両面から考えていくことも必要なことだとこの視察を通じて感じました。

平成26年度には、日野市では発達・教育支援センター「エール」を設立しました。こちらでは、0歳から18歳までの子どもの育ちを切れ目なく支援しています。福祉と教育(教育委員会・小学校・中学校)が一体となって、日野市在住の本人や子どもの育ちや発達に不安を持つ家族とその関係者を対象に相談支援・発達支援・教育支援・療育支援を行っています。地域との連携も進めながら「気付く・育てる・見守る・つなぐ」という視点で、自立した生活が営めるよう、将来を見据えた支援を目指しているところです。

日野市では、教育分野で特別支援教育を視点としたユニバーサルデザインの教育を進め、子ども達の発達関係や教育関係の相談・支援を一本化して、子どもの発達や教育に関わる総合相談・支援(分かりやすく・相談しやすい体制づくり)ができる組織を構築し、発達支援センターと連携をして教育と福祉の連携を図っています。このエールでは、0歳から18歳まで一貫した切れ目のない支援を行うために、個別支援計画シート「かしのきシート」による、継続的な見守りと、この計画シートに基づいて教育と福祉の連続した支援が受けられるようになっています。この計画シートを利用することによって、発達障害特性のある人たちが乳幼児期から成人期に至るまで、一貫してよりよい支援を受けたり、様々な生活場面で障害の特性を適切に理解してもらうことに繋がっていきます。

日野市での取り組みは、生まれた時から18歳までの一貫した内容です。
幼少期から思春期に至るまで、特化した取り組みは大変効果があるものだと思います。様々な生活場面で障害の特性を適切に理解してもらい、適切な指導を受けながら成長していくことは、2次障害を防ぐことにも繋がります。

このような先進的な取組みをお手本にしながら、それぞれの自治体間での施策構築につなげていきたいと思います。

ご丁寧にご説明を下さいました教育委員会 宮崎先生、そして山口校長先生はじめ、担当部署の皆様、本当にありがとうございました。

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日野市立 日野第3小学校の授業を拝見させて頂きました。

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日野第3小学 山口校長先生と特別支援教育総合コーディネーター宮崎先生、野田市議会議員 小椋なおきさんとご一緒に記念撮影。

2019/06/29

梅田あけぼの学園 訪問

今日は梅田あけぼの学園 加藤先生にお時間を頂き、キャリアコンサルタントの皆様と一緒に発達支援について、議論と今後の方向性を話し合いました。

 

発達障がいの診断基準を満たさないグレーゾーンと称される子ども達に対する適切な指導が学校現場でなされていないことにも着眼点を置くことが必要です。

 

発達障がい特性のある子ども達は、周囲のサポートや協力なしでは学校生活を成し得ることができません。学校現場では、発達障がい特性が周囲に理解されないまま普通学級で過ごすことによって、誤解されたり叱られてやる気を無くし、問題児になり、いじめの対象になり不登校になっています。

 

発達障がい特性のある子ども達が置かれている学校現場、そしてその支援を最大限必要としている親子に対し、現在の足立区の施策では、サポートや支援を本当に必要としている親子に全く行き届いていません。制度があってもその支援に乗れず、制度の谷間に落ち、悩み苦しんでいる方々がたくさんいます。そして、このことからもわかるように足立区の施策はうまく機能していないと言わざるを得ない状況です。

 

発達障がいやグレーゾーンと称される特性を正しく認識し、多様な問題を抱えた子ども達やその保護者に対するきめ細やかな学校での支援を行うためにも、専門家たちのお力を頂きながらその解決策を練り上げていきたいと思います。

 

技術力を要しますが、喫緊の課題です。

 

専門家の皆様と定期的に議論を交わしながら、足立区の新たな支援施策の実現に向けて、その準備を進めていきたいと思います。

 

2019/02/24

家庭倫理の会「人生100年時代」

今日は午前中、足立区役所本庁舎にて、家庭倫理の会シニアスピーチ大会に出席をしてきました。

タイトルは『人生100年時代』です。

人生経験豊富な諸先輩の皆様から、人生における生きざまを教わりました。
人は苦労が多ければ多いほど、人の心の痛みも分かる人間になれるもの。


苦労も人生の糧。


すべてを受け入れることで、苦しみも喜びも人生の糧となっていきますね。
そして、私たち子どもたちの時代には、人生100年を普通に生きる時代がやってくるのかもしれません。

家庭倫理の会の皆様の貴重な講話をお聞きしながら、子どもたちの為にも長生きしなくてはと思いました。

誰もが安心して心穏やかに集える素敵な街・足立区を作っていきたいと心から思いました。

本日は大変勉強になりました。
ありがとうございます。

2019/02/21

 NPO法人中国帰国者・日中友好の会 通所・訪問介護の事業所「一笑苑」開所式

2月21日、NPO中国帰国者・日中友好の会が江戸川区平井に設立した通所・訪問介護の事業所「一笑苑」の開所式に参加しました。

この介護事業所のスタッフは皆さん、中国語ができる帰国者2世、3世の方々です。NPO中国帰国者・日中友好の会の代表でもある池田さんから、「帰国者の皆さんが高齢化する中で、老齢年金の満額支給や支援給付金の支給などにより経済的には対策がとられるようになったとはいえ、生活は安定したけれども、日本語が十分話せないことによる医療・介護での意思疎通や老人ホームでの孤独といった不安が増している」との話がありました。また、通常の介護事業所に通っていた御婦人が、このような問題で孤立をし、精神的な面も含め体調が悪く、歩行困難な状況だったのが、この介護施設に通うようになってから歩けるようにもなり、すこぶる元気になったとのご報告を直接ご本人から頂きました。

中国残留帰国者の2世、3世の介護の現場での就労については、2009年の本会議場で、私からの質問をさせて頂いております。そこでの区の回答は、当時の福祉部長が答えており、「中国残留帰国者の多くの方は、子どもを連れて帰国している方が多いため、この2世、3世の方が、介護の現場で就労されることは、1世の中国残留帰国者の方を支える重要な施策であると考えております。長年、習慣の違う社会で生活をされてきた中国残留帰国者の方の介護サービス等の申請支援や中国の習慣等を十分に理解した介護者の育成等が必要と認識しており、可能な限り取り組んでまいります。」とのこと。

中国残留帰国者の高齢化に伴う医療・介護の問題はまさに喫緊の課題です。
足立区においては、全国的に見ても中国残留帰国者が多く居住し1位2位を争う人数がいる自治体です。にもかかわらず、中国語ができる通所のディサービスが一つもありません。

来年度、足立区では『区内介護サービス事業所等の人材確保と育成を図るため、事業所を通して介護職員初任者研修受講費を助成する制度』を設けることになっています。そこで、中国残留帰国者支援の一つとして、新たな施策を盛り込んでいきたいと私は考えています。 全国的にも中国残留帰国者の人数が多い足立区として、現在、帰国者の高齢化に伴い、医療だけでは限界があり、介護の必要性が問われています。日本語ができない、日本の施設になじめない中国残留帰国者の皆様が多くいる中で、中国語、中国文化、残留帰国者の境遇に理解のある2世、3世の方々の協力が求められます。事業所に中国残留帰国者についての理解を求める周知啓発を行い、帰国者2世3世の就労につながる働きかけをするよう区に働きかけていきたいと思います。

中国残留帰国者は今後、ますます高齢化が進み、介護が必要となってくる世代が増えてきます。厚労省の調査でも、言葉・生活習慣の違いから、住居・就労・医療・日本語取得など、さまざまな課題を抱えながら生活をしているとの見解です。

中国残留帰国者問題は、生活習慣や言葉の問題、生きがいや精神的な豊かさの問題、地域との相互理解です。

医療・介護において中国帰国者のみならず、「在日外国人」の高齢者が安心して医療・介護サービスを受けられるように「多民族・多文化・多言語」共生社会を支える、異文化に通用する「多文化医療 &介護・社会福祉専門要員」の養成を強く求め、「足立区で生活する全ての人が安心して暮らせる、やさしい街づくり」を目指して、全力で取り組んでいきたいと思います。

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江戸川区平井に設立した通所・訪問介護の事業所「一笑苑」の開所式。

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マスコミの取材もありました。

2019/02/18

NPO法人中国帰国者・日中友好の会 新年会

今日は、中国残留帰国者の皆様との新年会に来賓としてお招き頂きました。
今年は、北区にある北とぴあ飛鳥ホールでの開催です。

足立区は、中国残留帰国者の居住者数においても全国で1、2番目を争う多さです。
中国残留帰国者は、中国語を話し、中国文化の中で生活してきたため、生まれ(育ち)の故郷は中国ですが、血縁の故郷は日本という複雑な状況におかれています。また、いわゆる中国残留邦人と呼ばれてきた人々の中には、終戦時およびその後の混乱の中で、悲惨な体験をされた方が多くいらっしゃいます。

中国残留帰国者への対策については、2008年4月に大きな転機を迎え、法律の改正により新しい支援制度が始まっていますが、言葉の問題、地域社会への参加、2世、3世の就労問題など多くの課題もあります。また、さまざまな支援体制は法律で決まったものの、それを運用・実行するのは各地方自治体であるため、自治体によって対応に差が生じています。
中国残留帰国者の皆さんが多く生活されている自治体として積極的な対策を行い、他の自治体のお手本となりえるような取り組みを私は区議1期目から取組んできました。

国や東京都、他の自治他、関係機関、当事者などからの聞き取り調査を行い、中国帰国者定着促進センター、中国帰国者支援センター、東京都中国帰国者自立研修センター、厚生労働省、東京都、江東区、練馬区、大田区などの視察や足立区内の中国残留帰国者の方々からの聞き取り調査を実施し、論文も書きました。
詳細;残留帰国者問題の研究

この3期12年間の活動の中で、議会提案とその取り組みにより以下の内容が実現しています。

1.中国残留帰国者の皆さんへの正確な情報提供
(情報誌「故郷」が帰国者も編集に携わり、定期的に作成、発送されるようになりました)

2.中国残留帰国者の皆さんのコミュニティーつくり(情報交換、悩み相談)
西部福祉事務所で月1回の交流会を実施

3.地域の皆さんとの交流(区内の自治会などが中心となり交流会が実施されています)
…鹿浜・梅田・東保木間・青井・保木間・中央本町で実施

4.「あだち防災マップ&ガイド」が約150世帯に郵送されました(足立区が帰国者の皆さまに向けて発行している「故郷」と併せて、外国人向けに書かれた防災マップを一緒に郵送を災害オウム対策調査特別委員会で提案し実施。)

5.中国残留帰国者向けの防災訓練を実施(足立区役所内敷地;中央本町にて)
でもまだまだ、支援が乏しい状況です。

言葉の問題や育った環境の違いなどにより、一般の方が利用するサロンでは、中国残留帰国者がなかなかなじめないのが現状です。
年齢的にも高齢者の皆さま方のため、純粋に日本語の学習というよりも、当人のケアや周囲の人とのコミュニケーションなどを目的とした、集える場を区内に増やしていくよう積極的にこれからも区に働きかけていきたいと思います。

また、中国残留帰国者の高齢化が進む中で深刻な医療・介護の問題と、その2世、3世の方々の就労が大きな問題になっています。その中で、2世、3世の方々は、「中国語ができる」「中国残留帰国者について理解がある」点で、帰国者問題解決の鍵になりうる存在です。そこで、中国残留帰国者に理解のある、2世3世に、帰国者の介護の現場で活躍してもらうことは、その能力の活用という点からも非常に有効であると考えます。

長年、習慣の違う社会で生活をされてきた中国残留帰国者の方の介護サービス等の申請支援や中国の習慣等を十分に理解した介護者の育成を進めていきます。特に2世・3世の人材育成を区としてバックアップするよう働きかけていきたいと思います。
中国残留帰国者への対応については、日本語が不自由という点だけを捉え、他の外国人と同じような政策を進めると、さまざまな問題を引き起こす事が考えられます。心のケアなどに十分配慮しながら、急ぎすぎないように、じっくりと地域社会への参加をこれからも進めていきたいと思います。
この取り組みは中国残留帰国者にとどまることではなく、日本と違う文化で育ってきた外国人の皆さんへの取り組みにもつながっていくと考えています。
性別、年齢、国籍に関係なく、「足立区で暮らす すべての皆さんにとってやさしい街づくり」をこれからも目指し、足立区に暮らす全ての人にとって、「足立区が優しい街、温かい街」となるよう、その取り組みをこの足立区で全力で進めていきます!

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今年も関係者の皆様からたくさんのお話をお聞きすることができました。

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毎年、様々な地域から帰国者の皆様が大勢集まります。

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日ごろから趣味でされている演舞の舞。素敵です。

2019/01/29

マギーズ東京 視察

今日は江東区豊洲にあるマギーズ東京に視察をしてきました。

マギーズ東京は2016年10月に江東区豊洲に誕生しました。
現在、全国から大勢のがんを経験された方、ご家族、友人、医療者が無料で予約なしに訪れることができる場所としてマギーズ東京があります。「居心地の良い建築・空間」「医療知識のある友人のような看護師・心理士」に病院でも家庭でもない、話せないことをゆっくりと話すうちに、自分の力を取り戻すことができるそんな居場所です。

がんになると、いろいろなことが思い浮かぶのではないでしょうか。

治療のこと、日々のくらしのこと、医療者との付き合い、家族のこと、学校や仕事のこと、お金のこと、身近ながんの人にどう接したらいいか、たくさんの医療情報の中から自分に合うものをどう見つけるか…そんな時、気軽に立ち寄ることができるのがマギーズ東京です。

マギーズ東京は、医療的な知識のある友人のような看護師・心理士などが迎えてくれます。

がんになった人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人が、とまどい孤独になった時、気軽に訪れて、安心して話したり、また自分の力をとり戻せるサポートもあます。
マギーズ東京は、自然を感じられる小さな庭やキッチンがあり、病院でも自宅でもない、第二の我が家のような居場所です。

海風を感じながら、自由にお茶を飲み、ほっとくつろぎながら。

大勢の方のチャリティ(寄付や協力)で運営をしており、無料で利用することができます。リラクゼーションや食事や栄養のお話や、ストレスマネージメントなどのグループプログラムを毎週行っており、またノルディックウォーキング、メイクや頭皮ケア、リンパケア、家族ケアなども行っています。

さらに、江東区が昨年4月から委託契約をしており、がんの夜間相談窓口として年30万円の予算を計上しています。18時から20時までの時間で、がんに関する相談、医療に関することや生活に関すること、看護師や臨床心理士など専門のスタッフが対応をしてくれます。
区民問わず、どの自治体に住んでいる方々も利用できます。

がんの疑いがあると言われたとき、がんの診断を知った時、治療を始めた時、治療後の生活…それぞれのタイミングで不安に思うことや話を聞いてほしいことなどを相談できるところ。

私が視察をしている間も、次々と皆さんがマギーズ東京に来られ、お茶を飲んで、本を読んだり(がん等の書籍がたくさんあります)、親身に相談をされている姿が印象的でした。

1冊のダイアリーを拝見させて頂きました。
そのダイアリーには、たくさんの皆さんの想いが詰まっていました。

がんで悩んでいる当事者やそのご家族の皆さま、江東区豊洲マギーズ東京に足を運んでみませんか?
私は足立区に第2のマギーズ東京を創りたい、そう心から思いました。

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江東区豊洲にあるマギーズ東京。

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室内は木を基調とした、やさしい空間となっています。

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がんに関する書籍がたくさん置いてあります。

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がんに関する講座をこちらでチェック。

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キッチンです。

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認定NPO法人マギーズ東京 センター長 秋山正子さんとアデランスの境谷さんとご一緒に記念撮影。

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外堀では、高校生がランニングをされていました。

2019/01/17

2019年東京清掃旗開き

今日は飯田橋にあるホテル メトロポリタン エドモントで行われた東京清掃旗開きにご招待いただきました。ホテル メトロポリタンは、いつも長女の大学の総会・講演会で日頃から伺っているホテルです。

 

東京清掃では、高齢化社会を迎えるにあたって、人にやさしく自然に優しい、良質な公共サービスを提供しています。日ごろの勉強会などで、各自治体間の山積している課題をお聞きするにあたって、私も社会的課題の改善に向け、皆さまと共に頑張ります。

 

現場で働く皆様のお声をしっかりと受け止め、様々なご意見をお聞きしながら、さらに現場での聞き取り調査や研究を通じ、実情に合った政策提案とその実現に向けて、さらに邁進して参ります。

2018/12/26

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」視察

今日は、がん支援についてご教授を頂いている区民の方と一緒に、港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」の視察に行きました。都営三田線「白金台」2番出口を出てすぐにその施設はありました。立地は抜群に良い場所です。

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」は、がん患者とその家族が、住み慣れた地域で安心して療養生活を営むことができるよう、今年4月にオープンをしています。

日本人の死因の第1位はがんです。2人に1人はがんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっています。港区としては、これまでもがん予防につながる健康講座などの啓発、早期発見のための胃、大腸、乳房をはじめとする各種がん検診の実施、在宅で緩和ケアを受けているがん患者の病状急変時の病床確保など、各種のがん対策に取組み、一定の成果を上げてこられました。しかし、区民のがんによる死亡率は依然として増加傾向にあり、最近は高齢者だけでなく若年者のがんも増えており、今後もこの傾向が続くものと予想されているそうです。

そして、さらにがん対策を総合的、計画的に進め予防から早期発見、緩和ケアを含むこれまでの対策をさらに充実、強化するために港区の状況や最新の知見に基づき、港区は、今後5年間を計画期間とする「港区がん対策推進アクションプラン」を策定されました(2016年度から2022年度)。 港区では、がんによる死亡者の減少とがんにかかっても住み慣れた地域で安心して自分らしく生活できる環境の構築を目指して、予防、早期発見、地域がん医療の充実及びがん患者・家族への支援として4分野にわたり9の施策のもと37の事業に取り組みを始めており、事業を実施するにあたっては、区民、企業、医療機関の協力・連携を図りながら進めています。

港区立がん在宅緩和ケア支援センター「うぃケアみなと」では、ここを訪れる人が気兼ねなく立ち寄り、安らぎと親しみを感じることができる施設を目指しているそうです。 がんと分かった時から治療と並行して、身体的・精神的・社会的問題・スピリチュアルな問題など、辛さや症状を緩和することで生活の質を改善するアプローチを行う施設として開設されました。 相談・交流・地域包括ケアシステム・普及啓発・人材育成・両立支援を行っています。

的確な情報を得ることができるよう、情報コーナーも整備しており、匿名で出入りも可能、区民だけでなく、他区の方でも利用できるようになっているそうです。仕事帰りに合わせてなど、ご自身のライフスタイルに合わせて利用できるようになっています。

また、交流スペースも設けられており、同じような状況にある人達と語り合うことで、自分が決して一人ではないこと、自分らしく生きていくことの大切さなどに気づいてもらうきっかけとして、当施設を活用してもらいたいとのことでした。

看護師や医療ソーシャルワーカーによる相談、アピアランスアドバイザーによるアピアランス(外見ケア)に対する相談も含めて多角的な相談ができるようになっています。 私自身、患者を支えるご家族から病気以外のことでご相談を受けますが、まさにその回答をこの施設は用意をしています。

病気以外でも患者を取り巻く問題は様々です。

医療費、介護、治療と仕事や学業の両立、退院後の生活、他の病院への転院も含めて様々な悩みや不安について国や自治体の制度や行政サービスの活用などの視点から一緒に考え解決に向けたお手伝いをしてくれるそうです。

がんはすでに我々にとって身近な病気です。

がんを予防することから始まり、がんに関わる正しい知識を学び、健康の保持増進を図ることが必要です。

足立区においても先進的に整備を進めている港区の状況を研究しながら、がんに罹っても住み慣れた地域で安心して生活できる環境を整えたいと思います。予防、早期発見、地域がん医療の充実及び、がん患者・家族への支援の構築に向けて、私は全力を期していきたいと思います。

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都営三田線「白金台」2番出口を出てすぐにあります。

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施設は1938年に建設された旧公衆衛生院です。東京大学建築学科教授の内田祥三が設計をしました。

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旧公衆衛生院は重厚な雰囲気のホールがあります。国会議事堂のようです。

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気軽に交流できるよう温かい雰囲気で素敵な空間です。

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的確に情報が得られるようになっています。

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がんサバイバーにより作成されたアートの前で記念撮影。

2018/11/25

足立区ろう者協会 創立70周年記念大会

今日は西新井ギャラクシティで行われた足立区ろう者協会「創立70周年記念大会」に来賓として出席を致しました。

足立区ろう者協会は、今年で創立70周年を迎えられ、貴協会は都内でも最も長い歴史を刻んでこられました。 創立当初から障がい者団体の当事者として様々なご活動を通じて障がい者の福祉向上のため、多大なるご貢献をされてこられましたことに、感謝と敬意を表します。

一億総活躍社会の中で「障害者差別解消法」が施行され、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障がいを理由とする差別の解消を推進し、すべての人たちに支援が行き届く社会が実現されつつあります。

障がいがあったとしても、誰もが住みやすい社会を構築することは必要不可欠です。

社会福祉をめぐる社会理念の一つとして、障がい者と健常者は、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿です。
「みんなにやさしい社会」をつくるためには「現場の方々の生の声・当事者の声」を聞くことから求められます。 この法律によって、いつでもどこでも個々の状況に応じて、必要かつ「合理的な配慮」が得られる社会を私たちの手でこれからも築いていかなくてはなりません。

しかし、「合理的配慮」と言っても、障がい者の個別特性を理解していなければその配慮が出来ない性質のものはたくさんあります。

  「みんなが安心して暮らせる足立区」「温かい足立区」の実現のためにも、「現場の方々の生の声・当事者の皆さまの声」を実際に聞きながら、当事者の皆さまと課題を共有し、当事者の皆様さまが求める「合理的配慮の実現」に向け、私はさらなる努力をし続け、実現していきたいと思います。

私はこれからも障がいの有無にかかわらず、足立区で暮らす全ての人たちが笑顔で幸せに暮らせる足立区を貴協会の皆さまとともに、心を合わせて、全力で築いて参りたいと思います。

本日は、おめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。

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西新井ギャラクシティで行われました。

2018/08/11

「がんサバイバーのためのヘルスアカデミー」一般社団法人キャンサーフィットネス

今日はお昼過ぎから、一般社団法人キャンサーフィットネス開催のがんサバイバーのためのヘルスアカデミーに参加をしました。

キャンサーフィットネスは、体力作りを啓発するための運動教室です。
座学として、なぜ運動は健康に必要なのかをまずは知識として知ってほしいとのことから、ヘルスケアアカデミーがスタートされたそうです。

病院では、がん治療後のセルフケアについてまでは教えてくれないため、がん患者は増えているけれども、医療では追いつかない課題が山積しています。

がんの治療が終わっても、その先の当事者たちの課題。

治療が終わった後に、がんという病、その影響、後遺症や副作用、再発の不安、死への考え方、その後の健康管理など、一人で抱えてしまう方が少なくないそうです。
がんサバイバーが体や心の健康管理を正しく知るためのスクールをやりたい、それが一般社団法人キャンサーフィットネス「ヘルスケアアカデミー」です。
毎月2回様々なテーマで、各専門の先生にお越しいただき、勉強会を開催されています。
今年は4年目とのこと。

本日のヘルスアカデミーでは、法医学者「死体は語る」の著者でも有名である上野正彦先生からは、法医学からみた死生学についてのお話がありました。
上野先生は監察医として2万体の検死・解剖を行われたそうです。
本日の講義では、ご遺体の写真が様々出てきて大変驚きましたが、「死体は語る」という点から「肉体は死んでも生きている」という言葉に含まれた貴重なお話を拝聴しました。

また、今日は江東区が夜間窓口を委託するマギーズ東京の秋山正子センター長から「安心して生活し続けることが可能な地域共生社会の構築」についてお話をお聞きすることができました。
マギーズ東京は2016年10月に開業した民間施設です。NPOが運営しています。
医療機関が設置している相談窓口は予約制で医療相談に特化しています。しかし、この施設の特徴は、時間枠を設けずに看護師や臨床心理士が就労や生活に関する悩みまでを幅広く対応する点が医療機関と違います。

がんの相談窓口が全国的に不足している中、がん患者の就労支援や生活に関する支援ができる窓口が必要です。
働きながらがん治療を行う人が増える中、自治体による支援の動きが出始めています。

江東区は、マギーズに委託をし、働くがん患者向けの夜間相談窓口を今年度からスタートしました。江東区は4月から仕事帰りに立ち寄れる相談拠点を設けるため、ゆりかもめの新豊洲駅近くにある、がん患者や家族らの交流拠点「マギーズ東京」に毎月1回、午後6時から8時までを夜間窓口を開設しました。
今年度の当初予算は約28万円。

港区では、2015年度に策定したがん対策推進アクションプランに患者への就労支援を盛り込んでいます。昨年度は医療用ウィッグや胸部補正具などのがん治療の副作用による「見た目」への影響を補正する装具購入の助成制度を創設し、初年度の申込件数93件のうち、半数が30~50代からで好評を得たそうです。
今年度も申込件数は同程度になると想定して、前年度と同額の予算300万円を計上して引き続き支援をするそうです。

また、港区では都内初の在宅緩和ケアの支援拠点を4月に開設しており、同拠点でがん患者同士の交流場所を設けたり、がんについて学べる講座を開催するなど区民にがんの理解を広める取り組みを行っています。平日は午後9時まで営業しているそうです。

日本では、一年間に約100万人が新たにがんになると推定される時代です。 都内のがん患者数は30年間で2倍に増加しています。
がんの就労支援は、国が示すがん対策の柱の一つです。
その中で、今年度に多くの区が改定を予定する「がん対策推進計画」にも盛り込まれる予定の中で足立区の取り組みを検証し、働きかけていきたいと思います。

検診や治療と並んで大変なのは、がんを患ってから「いかに生きるか」「いかに支えていくか」です。
がん患者の皆さまが「自分らしく生きることができる社会」を全力で構築していきたいと思います。



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法医学者、「死体は語る」の著者
でも有名である上野正彦先生の
講義。

 

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一般社団法人キャンサーフィット
ネスの皆さまとマギーズ東京の
秋山センター長とご一緒に記念撮影。

 

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資料一式です。

 

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毎月2回、ヘルスケアアカデミーが
開催されています。

 

2018/07/26

あだち ねっとワーキング(足立区ペアレントメンター)

今日は青井に事務所を移転した、あだちネットワーキングに伺いました。

あだちねっとワーキングでは、足立区よりペアレント・メンター事業(発達障がい特性のある子の育児経験がある保護者による相談等)を受託しています。

2015年6月議会で初めてペアレントメンター事業を提案し、鳥取大学教授 井上雅彦先生と私との連携事業で福祉部長にご相談を申し上げ、梅田あけぼの学園の加藤先生からもお力を頂きながら、有志を募り、足立区でもペアレントメンター事業が2016年7月に事業化となりました。このように現在、事業化し運営できていることに、大変うれしさを感じます。

今後の課題とその改善点について、お話を伺うことができました。
障がいの有無に関わらず、全ての人たちが安心して暮らせる社会を目指すためにも、先ずはこの足立区からその取り組みを進めていきたいと思います。

産まれた時から成人するまで、一貫した支援を受けることができる体制を整えていきたいと思います。

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北千住からこちらの青井に引っ越し
をしました。

 

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広い一戸建ての建物です。

 

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中はきれいで、ゆったりとしています。

 

2018/05/24

足立区肢体不自由児者父母の会 定期総会

今日は竹ノ塚障がい福祉館で行われた「足立区肢体不自由児者父母の会 定期総会」に出席をしてきました。

平成30年4月、足立区では足立区障がい者計画~あだちノーマライゼーション推進プランⅢ~、足立区第5期障がい福祉計画、足立区第1期障がい児福祉計画が策定され「障害の有無に関わらず誰もが住み慣れた街で共に安心して生活し続けられる足立区の実現」と定められました。

私が初当選をした際の公約としてその後も同じ理念で推し進めているのは「みんなにやさしい街づくり」です。

みんなにやさしい社会を創るためには、当事者の声を聴くことが最も大切です。
そのお声にしっかりと耳を傾けながら、全ての人に支援が行き届く社会を構築していくことが重要です。 人の心と心をつなぎ、本当に困っている人達に手が差し伸べられる社会の実現に向け、私はその取り組みを全力で行っていきたいと思います。

子ども達の支援だけではなく、親の支援も含めて行うことで本当の支援につながっていくと私は考えています。
医療的ケア児を例に挙げれば、病院との連携や親のレスパイト事業は支援が乏しく、まだ構築されていません。

今後も私は、当事者の皆様の声をしっかりと政策にあてはめ、実質的・効果的な支援を構築して参ります。



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竹ノ塚障がい福祉館で行われました。

 

2018/05/13

第29回足立区ボランティアまつり

今日は、足立区役所中庭・アトリウムで行われた「第29回足立区ボランティアまつり」に参加してきました。

民生・児童委員協議会、町会・自治会連合会、老人クラブ連合会、女性団体連合会、商店振興組合連合会、保護司会、学校教育関係者、高齢・福祉障がい団体の代表の皆様が大勢集まり、約2900名の来場者だったそうです。

オープニングでは、中島根小学校コーラス部の歌唱と開会式がありました。
車いすやアイマスク、手話、展示、絵手紙などの体験コーナーもありました。

これからもボランティア活動を通じて、まちの人たちや子ども達が互いを思いやり、労わりあう気持ちが育まれる、そのような取組みを広げていきたいと思います。
これからもボランティア活動の普及・啓発に努めていきます。
来年、足立区ボランティアまつりは30周年と節目の年、楽しみです。



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足立区役所中庭・アトリウムで行われました。

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中島根小学校コーラス部の歌唱です。

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大瀬の方々で賑わっていました。

2018/05/12

足立区民生・児童委員 PRイベント

今日は足立区役所アトリウム・庁舎ホールで足立区民生・児童委員 PRイベントが行われました。今年、平成30年は東京の民生委員制度が誕生して100周年になります。

民生・児童委員は、厚生労働大臣から委託された特別職(非常勤)の地方公務員です。
足立区では、定数563名が無報酬のボランティアとして活動をしています。
民生委員は児童委員を兼ねており、子どもに関わる様々な問題を担当しています。
乳幼児から18歳までの子どもに関する問題を担当する主任児童委員もいます。

民生・児童委員は、社会福祉の精神のもと、生活困窮者、高齢者、母子、障がい者などの相談に応じて必要な援助を行います。また、近年増加している一人暮らしの高齢者の孤独死や児童虐待に対して地域の力で見守り活動をしています。
地域に暮らす身近な相談相手として、必要な支援への「つなぎ役」になります。

また、地区によっては独自の活動が行われています。
その一つが、梅田のエルソフィア付近で行われている「子ども食堂」です。
毎月第2土曜日のお昼時に梅田地域の民生員・児童委員を中心に昨年8月から「子ども食堂」がスタートし、毎回多くの子ども達で賑わっています。見守り活動の一役を担っています。

民生・児童委員は、守秘義務があるので、安心して相談できます。
先ずは相談者の立場に立ち、一緒に対応を考えるのでご相談をしたいときには、足立区役所の福祉管理課民生係までご連絡をください。

足立区役所の福祉管理課民生係
電話03-3880-5870



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足立区役所・庁舎ホールで行われました。花畑西小学校の金管バンドの演奏です。

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広報紙さくら感謝状 贈呈式での記念撮影。

2018/04/15

マタニティー&ベビーハウスOhana

13日、梅島にあるマタニティー&ベビーハウスOhanaに行きました。
ママたちの子育てをサポートする「マタニティ&ベビーハウスOhana」がOPENしました。ここは認可保育園も併設されている複合施設です。
前日は、オープニングパーティー(お披露目&交流)が開催されました。

知人からお話を伺い、「産前産後骨盤力ヨガ」に行ってきました。
今回、私は第4子を身ごもっており、現在妊娠5か月目です。
最近、腰痛がひどく歩くたびに腰に響くため、産婦人科通いが頻回になっていました。
そのため、ダイエットアドバイザー•骨盤力アドバイザー•整体師吉田先生に迅速に対応をして頂きました。

この日は午前中、産後骨盤力ヨガが開催されており、私がお伺いしたのはお昼過ぎ。

第4子になると体にがたが来ている模様で、妊娠5か月にして腰痛持ちになってしまいました。吉田先生に骨盤のゆがみを整えるための歩き方や姿勢の取り方、ガードルや骨盤ベルトの付け方、日ごろのケアの仕方も含めてご教授頂きました。その甲斐あってか、意識しながらの歩行やご教授いただいた内容を念頭に生活をしてみると、日に日に腰痛の痛みが軽減されています。今後も教えて頂いたことを念頭に入れながら、あと5か月の妊娠期間を乗り越えたいと思います。
吉田先生、ありがとうございます!

「マタニティー&ベビーハウスOhana」では、ママたちの子育てサポートや妊娠期間中の妊婦さん向けの企画もあります。産後ヨガクラスだけでなく、育児講座や離乳食の講座もあるようです。私も現役ママさんの一人でもあるので(第3子は1歳7か月)、「マタニティー&ベビーハウスOhana」の企画をたくさん活用をさせて頂きたいと思います。

4月22日日曜日は10時~15時の間に「あだちパン祭り」が開催されます。
Ohanaダイニングのプレオープンとなります。
Ohanaダイニングは5月よりOPENします。
日中は、パンと一緒にドリンクやスイーツが楽しめて、夜はお酒も飲めるそうですよ。
孤立化しやすい乳幼児家庭や、マタニティ、高齢者、障がい者を中心とした、つながる場をつくるプラットフォームカフェです。
4月22日のプレオープンには、家族でお伺いをさせて頂きます。



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場所は、足立区梅島3-4-8バンビ保育園のうえ2階です。

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骨盤力についてのお話を伺いました。

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あだちパン祭りのチラシです。

2018/02/07

ペアレント・メンター 懇話会

今日は鳥取県から東京にお見えになられた「困り感を抱えている子を持っている親の会 らっきょの花」会長 齋藤里依さんと足立区ペアレント・メンター事業に携わる一般社団法人ねっとワーキング代表理事の日笠ようこさんと意見交換をしました。
年に1回、お会いできるときにこのように会合を持っています。

皆様には、当事者視点で地域福祉を構築するため、また、実際に活動している補助指導者として専門家につなげるきっかけを作る役割を担って頂いています。

発達障がい特性がある人達の支援は大変幅が広く奥が深いものです。

しかし、このような機会を沢山持って、人と人をつなぎ、困難なケースも地域で解決できる支援施策を構築していきたいと思います。

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みんなで記念撮影。

2018/02/03

発達障がいのある子の家族支援と「その子をサポートするファイル」 ~ペアレント・メンターあだちの「いいとこ綴り」&「サポートファイル」の提案~

今日はペアレント・メンターあだち ねっとワーク主催の講座に参加をしました。
場所は、北千住シアター1010ギャラリーAで行われました。
講師は鳥取大学医学系研究科臨床心理学講座教授・ペアレント・メンター研究会理事長 井上雅彦先生です。

 

東京都でペアレント・メンターが本格的に動いたのは、足立区が初となります。ペアレント・メンターは私の区議会での提案後に井上先生に多大なご尽力を頂き事業が成功しました。
今日の講演では、井上先生からは「発達障がい・知的障がいのある子の家族支援について」まず1部でお話を頂きました。

 

井上先生からは、知的障がいのない発達障がい特性の強い人に対する支援をどのように考えていくのか、お話がありました。圧倒的に多いのは、特性が強く出ているけれども診断名がついていないぎりぎりのボーダーラインにいる人だそうです。このような方々は、行政や国の支援の対象になっていません。診断名があるか否かで支援メニューが決まってしまっている状況の中で、その壁を取り除いて、全ての人が支援の乗せられることが目標とおっしゃっていました。一番印象的だったのが、子どもを支援する場合には、親も支援をしなければ子どもの支援にたどり着かないという先生のご見解でした。
このことは私もまさにそのように思っている一人でもあります。

 

2部では、一般社団法人ねっとワーキング代表理事の日笠ようこさんからお話を頂きました。具体的な「いいとこ綴り」のノートを作るにあたってのアドバイスです。
障がいのある子との歩みには、その時々に必要な記録が必要となってきます。気づいた時から負担なくつづれて必要な時にもれなく取り出せるように、ペアレント・メンターの視点でまとめた「いいとこ綴りノート」&「サポートファイル」をねっとワーキングでは用意しました。
既に国ではこの個別支援シートを各自治体でも作るよう促していますが、鳥取県や埼玉県では県レベルでの取り組みが進んでいましたが、東京都では手薄の状況でした。このような状況下で足立区のペアレント・メンター事業の中で取り組みを進めて頂けることは大変うれしいことです。
今年度は、足立区のペアレント・メンター事業の中で「サポートブック」綴りを親同士の交流の場で進めていくそうです。子どもの今を支え、福祉サービスや将来の制度の利用にもれなくつなぐための準備となる試みです。

 

4月からホームページ上でダウンロードをして一般の方々にも使用できるようになります。

 

ペアレント・メンターの皆様からお聞きする話では、子どもの個別支援シートを書くことは結構難しいとのこと。そもそも、赤ちゃんの頃から母子手帳に保護者が記録をするページにおいても、自分の子供の成長が追い付いていないと母子手帳が真っ白のまま何も記入せずに終わってしまうそうです。成長する過程で日頃からちょっとしたことを書き溜めて書き方のコツをつかんで記入することが必要です。

 

ねっとワーキングでは、この「いいとこ綴りサポート」をお茶菓子を出しながら和やかな雰囲気で行っています。体験した方々からは、「何から手を付けてよいのかわからずにいたので、大変助かった。温かく迎えてくださり、前向きなお言葉を頂き心が軽くなりました。」とか「記憶はあいまいになりがちなので、日付や子どもの様子は記録することがとても大切なことだと感じた」との参加者の声が上がっています。
鳥取大学教授の井上先生がおっしゃる「子どもを支援する場合には、親も支援をしないと子どもの支援にたどり着かない」という言葉はここでも実感させられます。

 

現在、小中学校に対する支援シートの作成については、足立区が様式を提示しているだけでは不十分です。まず、教員及び保護者の理解が不十分な点もあり、効果的に活用されていないのが現状です。今後、一般社団法人ねっとワーキングを各小中学校の校長会や各学校に出向いた形での教員研修を増やし、教育、保健、医療、福祉等が連携した児童・生徒を支援する長期計画としての「支援シート」が作成できるよう区として整備するよう求めていきたいと思います。

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